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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10055RT

有価証券報告書抜粋 綜合警備保障株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、本報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたり、重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載の通りであります。
また、当社グループは、連結財務諸表の作成上、各種引当金の見積り計算や繰延税金資産の回収可能性の判断等に対し、現在入手可能な前提に基づく合理的な見積りを反映させておりますが、将来、これらの見積りと大きな差を生じる可能性があります。
なお、重要な会計方針のうち、見積りや仮定等による影響が大きいと考えている項目は、次の通りであります。
a.退職給付会計
退職給付債務及び年金資産は、金額の算定手続きにおいて、年金数理計算上の見積りや仮定計算が含まれております。算定上の前提とした割引率、将来の給与水準、年金資産の期待運用収益率、退職率及び死亡率の見積りや仮定等は、現在把握可能な各種のデータを勘案して設定しております。これらの前提に用いた見積りや仮定等と実績との間に生じる差異については、一定の年数による定額法で償却を行っており、将来における営業費用等に影響を与える場合があります。
b.繰延税金資産
繰延税金資産は、グループ会社各社の中期利益計画や事業リスク等に基づいて課税所得を見積り、会社別に回収可能性を判断の上、計上しております。従って、グループ会社各社の見積りと実績との差異や税率の変更等により、現在計上している繰延税金資産に影響を与える場合があります。

(2)連結貸借対照表項目の比較分析
当社グループの連結貸借対照表を項目別に対前年度で比較すると、次のとおりであります。
項目前連結会計年度当連結会計年度前年同期比
金額構成比金額構成比増減額増減率
(百万円)(%)(百万円)(%)(百万円)(%)
資産の部流動資産199,45858.2210,44556.310,9865.5
固定資産143,03641.8163,41843.720,38114.2
資産総額342,495100.0373,863100.031,3689.2
負債の部流動負債114,32233.4130,46434.916,14214.1
固定負債47,96814.039,03510.4△8,932△18.6
負債総額162,29047.4169,50045.37,2094.4
純資産の部総額180,20552.6204,36354.724,15813.4
当連結会計年度末の資産総額は、前連結会計年度末と比較して31,368百万円(9.2%)増加し、373,863百万円となりました。うち流動資産は、10,986百万円(5.5%)増加の210,445百万円、固定資産は20,381百万円(14.2%)増加の163,418百万円となりました。
流動資産につきましては、警備輸送業務用現金1,819百万円の減少がありましたが、受取手形及び売掛金7,964百万円の増加、現金及び預金2,951百万円の増加、リース債権及びリース投資資産1,121百万円の増加により10,986百万円の増加となりました。
固定資産につきましては、のれん10,402百万円、退職給付に係る資産9,463百万円、投資有価証券4,162百万円の増加により20,381百万円の増加となりました。
当連結会計年度末の負債総額は、前連結会計年度末と比較して7,209百万円(4.4%)増加し、169,500百万円となりました。うち流動負債は、16,142百万円(14.1%)増加の130,464百万円、固定負債は、8,932百万円(18.6%)減少の39,035百万円となりました。
流動負債につきましては、未払消費税等6,864百万円の増加と短期借入金3,065百万円の増加と支払手形及び買掛金2,876百万円の増加により16,142百万円の増加となりました。
固定負債につきましては、退職給付に係る負債8,069百万円の減少と長期借入金2,068百万円の減少により8,932百万円の減少となりました。
当連結会計年度末の純資産の部総額は、前連結会計年度末と比較して24,158百万円(13.4%)増加し、204,363百万円となりました。

(3)当連結会計年度の経営成績の分析
当社グループの連結損益計算書を項目別に対前年度で比較すると、次のとおりであります。
項目前連結会計年度当連結会計年度前年同期比
金額百分比金額百分比増減額増減率
(百万円)(%)(百万円)(%)(百万円)(%)
売上高328,209100.0365,749100.037,54011.4
売上原価248,90075.8276,11675.527,21510.9
売上総利益79,30824.289,63224.510,32413.0
販売費及び
一般管理費
60,37518.466,66018.26,28510.4
営業利益18,9325.822,9716.34,03921.3
営業外収益3,1241.03,2170.9923.0
営業外費用1,3110.41,4880.417613.5
経常利益20,7456.324,7006.83,95519.1
特別利益2580.1160.0△242△93.8
特別損失920.0630.0△28△31.3
法人税等8,8532.79,7802.792710.5
少数株主利益1,1020.31,3370.423421.3
当期純利益10,9553.313,5343.72,57923.5
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度と比較して37,540百万円増加し、365,749百万円となりました。
売上原価につきましては、売却・工事原価4,119百万円、労務費13,264百万円の増加等により276,116百万円となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、給与諸手当4,050百万円の増加等により66,660百万円となりました。
経常利益につきましては、3,955百万円(19.1%)増加の24,700百万円となりました。
特別利益の減少は、受取補償金110百万円、投資有価証券売却益106百万円の減少等によるものであります。
特別損失の減少は、固定資産除却損66百万円の減少等によるものであります。
当期純利益につきましては、2,579百万円(23.5%)増加の13,534百万円となりました。

(4)キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度中における各キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」をご参照下さい。

(5)経営者の経営環境の動向及び影響に対する認識
次期の我が国経済は、先行きの不透明な海外情勢等の懸念はありますが、企業収益、雇用・所得環境の改善傾向が続く中で、経済の好循環は確かなものになることが期待されます。
警備業におきましては、従来のセキュリティニーズに加え、国土強靭化計画や震災復興、大規模イベントの開催に向けた社会インフラ整備の加速により、ビジネスチャンスの更なる拡大が期待されます。半面、警備市場における事業者間の競争激化等により厳しい環境になることが予想され、商品・サービスにおいてはより一層の差別化が求められていると考えております。
当社としましては、お客様の身体・生命・財産をお守りすることを生業とする企業として、創業時より着実に実績を積み上げてきた警備業に加え、その周辺事業についてもグループ全体で積極的に取り組み、お客様の期待にお応えできる商品・サービスの創出、業績の拡大に努めてまいります。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05309] S10055RT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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