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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005BF5

有価証券報告書抜粋 株式会社ダイドーリミテッド 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済・金融政策などの効果により、一部では企業業績向上や雇用情勢の改善の動きなど、国内経済の回復の兆しが見られました。しかしながら、消費税率引き上げや不安定な世界経済などの影響も受け、依然として先行き不透明な状況が続いております。
衣料品業界につきましては、景気回復の期待感はあるものの、全体の消費マインドの改善は見られず、円安により輸入コストが上昇するなど厳しい状況下にあります。
このような経営環境が続くなか、当社グル-プは「お客様第一」「品質本位」の基本理念を基に経営の効率化に取り組んでまいりました。
衣料事業につきましては、中国工場において事業構造改善を実施し、製造体制の再構築をすすめてまいりました。販売部門においては、不採算店舗の撤退を行う一方、Eコマース等の販売経路拡充や商品構成の拡大をはかり、OEM(取引先ブランド製造卸)においては利益率・資金効率の低い事業を縮小し、効率化を進めてまいりました。
不動産賃貸事業につきましては、小田原の商業施設「ダイナシティ」において前期に実施いたしましたリニューアル後も各種イベント等を開催し、地域に密着したSCとして収益力向上にむけた運営を行ってまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の業績につきましては、売上高は24,494百万円(前期比5.9%減)、営業損失は566百万円(前連結会計年度は営業損失531百万円)、経常利益は136百万円(前連結会計年度は経常損失48百万円)、投資有価証券売却益等の特別利益1,436百万円、連結子会社の経営合理化に伴う事業構造改善費用等の特別損失668百万円を計上いたしました結果、当期純利益は88百万円(前連結会計年度は当期純損失1,817百万円)となりました。

セグメントの業績は次の通りであります。

衣料事業
卸売りの受注・販売につきましては、当社グループの生産工場以外で製造加工する利益率・資金効率の低いOEM(取引先ブランド製造卸)事業を縮小したため、売上高は前年同期比で減少いたしました。
株式会社ニューヨーカーを中心とする小売販売につきましては、日本国内においては消費税率引き上げや天候不順の影響もあり、売上高は前年同期比で減少いたしました。新しい販売チャネルとして取り組んでおりますEコマースは、直営のNYオンラインが順調に成長しており、売上シェアを拡大しております。オーダースーツストア「ミリオンクラブ」は、ウィメンズアイテムのサイズバリエーションを増やし、新たに受注・製造体制の構築をいたしました。
以上の結果、売上高は20,297百万円(前期比7.5%減)、セグメント損失(営業損失)は1,692百万円(前連結会計年度は営業損失1,606百万円)となりました。

不動産賃貸事業
不動産賃貸事業につきましては、前期に実施いたしました小田原の商業施設「ダイナシティ」のリニューアルの効果や、本社ビルへのテナント入居などにより、売上高が増加いたしました。
以上の結果、売上高は4,402百万円(前期比2.8%増)、セグメント利益(営業利益)は955百万円(前期比11.1%増)となりました。


(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1,127百万円増加し4,525百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって得られたキャッシュ・フローは1,274百万円となり、前連結会計年度に比べ51百万円増加いたしました。その主な内容は、減価償却費が435百万円減少、減損損失が1,244百万円減少、投資有価証券売却益が1,396百万円増加した一方、税金等調整前当期純利益が905百万円、法人税等の支払額が757百万円減少したこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によって得られたキャッシュ・フローは1,506百万円(前連結会計年度は1,710百万円の支出)となりました。その主な内容は、有価証券の純増減額が11,702百万円減少した一方、投資有価証券の売却による収入が5,563百万円増加、投資有価証券の取得による支出が7,784百万円減少、有形固定資産の取得による支出が1,013百万円減少したこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用したキャッシュ・フローは1,862百万円となり、前連結会計年度に比べ1,519百万円支出が増加いたしました。その主な内容は、長期借入れによる収入が1,500百万円減少したこと等によるものです。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00550] S1005BF5)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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