シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1006GNL

有価証券報告書抜粋 株式会社鉄人化ホールディングス 業績等の概要 (2015年8月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度(2014年9月1日から2015年8月31日)における我が国経済は、企業収益の改善や雇用情勢の回復傾向が見られるなど、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、消費税率引き上げの影響に加え、国内では円安傾向が続き、当社を取り巻く環境も、依然として厳しい状況が続くと予想されます。
このような経済環境の下、当社グループは、当連結会計年度を次期以降の成長に向けた基盤固めの時期と捉え、まずは主力事業であるカラオケルーム運営事業の再構築に特化する方針を徹底し、当社固有の差別化された特色あるサービスの追求・提供を推進することにより顧客満足度の向上及び着実に利益を確保する体制構築に注力してまいりました。この方針に基づき2015年1月に海外連結子会社鐵人化計畫(股)有限公司の解散手続きを開始、同じく2015年7月に連結子会社株式会社システムプランベネックスの吸収合併、同じく2015年8月に連結子会社からふね屋珈琲株式会社の株式すべての譲渡と積極的に事業再編を行う一方で、2015年8月には株式会社三井住友銀行をアレンジャーとする総額29億円のシンジケートローン契約を締結し、財務基盤の強化のために有利子負債削減並びに財務健全性を高める取組みを行うことでカラオケルーム運営事業への集中と選択を推進してまいりました。また、2015年1月には上場市場をマザーズから市場第二部へ変更し株主価値向上に努めると共に、部門間の情報共有の強化、業務効率の向上のために業務スペースをワンフロアに集約すべく、2015年4月に本社を目黒区東山に移転、次期以降の成長への準備も順次進めてまいりました。
なお、この移転を機に、お客様により魅力的で価値あるサービスをお届けできるよう、「遊びの本質を追究 Think Innovation ~もっとワクワクするものを、もっと世の中を盛り上げるものを~」をあらたな企業理念として掲げグループ一丸となり一層の飛躍に向けチャレンジし続けてまいります。
業績面につきましては、繁忙期に全店一斉に販売促進キャンペーンを展開した他、法人営業部門の新設等を進めることにより売上伸長に取組み、一方、閑散期については提供メニューの整理見直しによるコスト抑制、販売促進活動の効率化等に取組み、店舗原価の抑制に取組んでまいりました。
これらの結果、当連結会計年度の業績は、売上高9,841百万円(前年同期比3.1%減)、経常利益441百万円(前年同期比52.1%増)、当期純利益290百万円(前年同期比118.1%増)となりました。なお、当連結会計年度の当期純利益は、過去最高を更新するものです。
セグメントの業績は次のとおりです。
以下の売上高にはセグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおります。
(カラオケルーム運営事業)
当事業におきましては、繁忙期における全店一斉販売促進キャンペーン展開や、閑散期における店舗原価削減施策を推進してまいりました。また、法人営業部門をあらたに立ち上げ、忘年会や歓送迎会等の企業向け営業を開始いたしました。
更に、今後全店舗を商圏特性ごとにセグメント化し、セグメント内の顧客層を徹底的に分析することにより、商圏特性に応じた個別固有の拡販、コスト削減を進めていくべく準備を開始しております。
これらの結果、当連結会計年度におけるカラオケルーム運営事業の売上高は、当期期首総店舗数64店舗から2店舗減となったことから8,176百万円(前年同期比2.8%減)となりましたが、セグメント利益(営業利益)は、970百万円(前年同期比21.9%増)となりました。
なお、比較可能な既存店※1の売上高は前年同期比98.4%、当連結会計年度に撤退した店舗を除いた売上高は前年同期比100.2%となっております。
※1 比較可能な既存店とは、営業開始後12ヶ月を経過して営業を営んでいる店舗で前年対比が可能なものをいいます。
以下、同様であります。
(フルサービス型珈琲ショップ運営事業)
京都を中心にからふね屋珈琲の屋号でフルサービス型珈琲ショップ運営を行っております。近年のカフェブームを背景に京都河原町三条・本店の近隣では競合店の出店ラッシュとなっておりますが、徹底した接遇サービスの向上に注力いたしました結果、比較可能な既存店の売上高が前年同期比106.5%となり、また設備投資抑制によるコストダウン効果もあり利益面でも好調に推移いたしました。
これらの結果、当連結会計年度におけるフルサービス型珈琲ショップ運営事業の売上高は795百万円(前年同期比2.1%増)、セグメント利益(営業利益)は39百万円(前年同期比40.6%増)となりました。
なお、からふね屋珈琲株式会社については、2015年7月31日に発表いたしましたとおり、保有株式のすべてを株式会社ジェイアール西日本フードサービスネットに譲渡しております。
(CP事業)
当事業におきましては、「カラオケの鉄人モバイル」(以下、「カラ鉄モバイル」という。)サイトを中心に運営を行っております。継続して効率的なサイト運営を行っておりますが、スマートフォンへの乗り換えも進み、売上高及び利益は減少傾向となっております。
一方、ソーシャルカラオケマッチングサービスのOhacoなどの固有のサービスはお客様の高い支持を得ており、店舗の商圏特性と連動した実利用がございますので、カラオケルーム運営事業のサポートという点においての効果を期待しております。
その結果、当連結会計年度におけるCP事業の売上高は319百万円(前年同期比27.3%減)、セグメント利益(営業利益)は201百万円(前年同期比1.5%減)となりました。
(その他)
その他の業績概要は、以下のとおりです。
ビリヤード・ダーツ遊技場運営事業におきましては、当連結会計年度に1店舗閉店したことにより事業から撤退しております。
まんが喫茶(複合カフェ)運営事業におきましては、当連結会計年度に3店舗閉店したため、売上高は減少となりました。
音響設備販売事業におきましては、カラオケ機器及び周辺機器の販売並びに同機器のメンテナンス業務を行なっております。
また、アメリカ合衆国の準州であるグアムに本店を置く、TETSUJIN USA Inc.はグアム・タモン地区「Guam Reef & Olive Spa Resort」内でエンターテインメントレストラン1店舗を運営しております。当期はカラオケ事業における飲食提供のノウハウを生かしたメニューの改善やスタッフ配置の改善等のコスト改善、ホテル運営会社との共同販促推進等を実施してまいりました。
これらの結果、当連結会計年度におけるその他の売上高は707百万円(前年同期比18.2%減)、セグメント利益(営業利益)は12百万円(前年同期セグメント損失(営業損失)23百万円)となりました。

(2) キャッシュ・フロー

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比較して536百万円増加(前年同期は460百万円の減少)し、2,676百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は、1,175百万円(前年同期比41.4%増)となりました。収入の主な内訳は税金等調整前当期純利益472百万円及び減価償却費468百万円によるものであり、支出の主な内訳は法人税等の支払額158百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果増加した資金は、850百万円(前年同期は347百万円の減少)となりました。収入の主な内訳は子会社株式の売却571百万円及び有形固定資産の売却680百万円によるものであり、支出の主な内訳は有形固定資産の取得183百万円及び無形固定資産の取得による支出255百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は、1,493百万円(前年同期は950百万円の減少)となりました。これは主に長期・短期借入による1,600百万円の資金調達を行った一方で、長期・短期借入金の返済2,826百万円及び社債の償還90百万円を行ったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05409] S1006GNL)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。