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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10058Q6

有価証券報告書抜粋 株式会社オールアバウト 対処すべき課題 (2015年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

当社グループの対処すべき課題は、以下のとおりです。
ⅰ メディアの強化について
主力の「All About」において、2013年8月にスマートフォンによるアクセス数がパソコンによるアクセス数を超えるという大きな事業環境の変化に直面しております。このような環境の中、メディア力の強化策として、①スマートフォンによる利用を前提にしたメディアの実現、②まとめ記事や動画コンテンツといった従来の専門家が書き下ろす編集記事とは異なるコンテンツの拡大に取り組んでまいります。
ⅱ 広告事業について
インターネット広告市場の成長は以前と比べ鈍化しておりますが、当社グループは、引き続き広告売上が大きな収入源になると考えております。「All About」等のコンテンツを生み続けてきた編集ノウハウを最大限に活かした独自性の高い記事風の広告「編集型広告」(「エディトリアル広告」及び「スポンサードサイト」)について、スマートフォンの普及による利用シーンの変化への対応を進めるだけでなく、編集型広告及びその他の広告における最新のアドテクノロジーへの対応及びカスタマーの行動データ等の活用を推進し、広告主へのソリューション提供を強化することにより、広告主のニーズに対しても総合的に応えてまいります。
ⅲ サンプリング事業について
当社の連結子会社である株式会社オールアバウトライフマーケティングが運営する、会員数90万人を擁する国内有数のサンプリング・ポータルサイト「サンプル百貨店」では、さらなる成長のための効率的な利用者の獲得及び商品調達が必要となっております。当該会社は、酒類を中心とした品揃えの強化を図る目的で、2014年7月31日に、有限会社シャンディー(現 有限会社オールアバウトリカーサービス)の全株式を取得し、子会社化(当社の孫会社化)いたしました。また、利用者数及び商品取扱量の増加に伴い、ユーザビリティの向上を含むECシステムの強化及びフルフィルメントの改善に取り組んでまいります。
ⅳ 生涯学習事業について
当社グループは、株式会社オールアバウトライフワークスにおいて、手芸領域を中心とした生涯学習事業を行っております。当事業においては、今後、既存の領域に加え、新たな講座及び学習教材の効率的な開発及び調達を行っていく必要がございます。当社グループは、現在保有する様々な分野の専門家ネットワークを活かし、これに取り組んでまいります。
ⅴ マーケティング支援事業について
当社は、Facebookを活用した企業のマーケティング活動の促進を目的とし、2013年10月17日に株式会社オールアバウトナビを設立いたしました。しかしながら、ソーシャルメディアマーケティング市場は発展段階にあり、そのマーケティング手法やサービス形態は日々進化しております。当社は、以上の環境を踏まえ、サービスの差別化、競合優位性の確立を主要な課題として認識し、事業展開を図る方針であります。
ⅵ オンラインゲーム事業について
当社は、O2O(オンラインtoオフライン)と呼ばれるマーケティング施策によりクライアント企業への新たなソリューションを確立することを目的に、2015年2月17日に、ファイブスターズゲーム株式会社を子会社化いたしました。しかしながら、O2O業界では技術革新が絶え間なく行われており、競争環境はさらに厳しくなるものと想定されます。そのような環境の中で、当社グループは、当該会社が持つ、O2Oと親和性の高い位置情報ゲームの開発基盤を活用し、O2Oを新たなマーケティング支援領域として強化してまいります。
ⅶ デジタルコンテンツ販売マーケットプレイス事業について
当社は、中期戦略としても注力領域にあげているデジタルコンテンツ販売マーケットプレイス事業の強化、及び専門家ネットワークを活用したデジタルコンテンツの販売による収益拡大を目的とし、2015年7月1日に、シーズネット株式会社が会社分割により新設したディー・エル・マーケット株式会社の全株式を取得し、子会社化する予定です。今後は、当社のメディア力を活用して、当該会社が運営するデジタルコンテンツに特化したダウンロード販売専門のマーケットプレイス「DLmarket」の利用者拡大を図り、日本最大級のデジタルコンテンツ販売のマーケットプレイスを目指します。そのためには、「DLmarket」の認知度向上のためのプロモーション活動を積極的に行うとともに、会員が安心して利用できるようにサイトの安全性や健全性を継続的に強化していくことが必要であると考えております。また、不当景品類及び不当表示防止法や知的財産保護等に関するサイトの安全性の強化に加え、利用規約の遵守徹底やサイトパトロールの体制強化等、健全性維持の取り組みを継続的に実施してまいります。
ⅷ その他の新規事業について
当社は、中長期的な経営戦略に基づき新規事業創出への取組みを進めております。当社グループの経営資源を活かした新規事業の確立により、収益源の多様化を進めてまいります。
ⅸ 管理体制等の強化について
当社グループは、企業価値の最大化のために、コーポレート・ガバナンスを重視し、リスクマネジメントの強化、並びに内部統制の継続的な改善及び強化を推進してまいります。また、当社グループの事業に関連する法規制や社会的要請等の環境変化にも対応すべく、コンプライアンス体制の整備及び改善に努めてまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05514] S10058Q6)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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