シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10051VD

有価証券報告書抜粋 株式会社ソリトンシステムズ 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度について、国内は、消費税率引上げの影響が見られたものの、政府や日銀の経済政策等により緩やかな回復基調が継続しました。海外は、為替や原油価格の急激な変動により新興国の成長ベースが鈍化しましたが、米国では金融緩和が継続したことにより株高が続き、個人消費や企業業績は堅調に推移しました。
当社の属するIT業界では、官公庁に加え、企業業績の改善もあり、各分野の顧客の投資意欲が回復してまいりました。当社の主力事業であるITセキュリティ分野は、クラウド化やスマートデバイス(スマートフォン及びタブレットPC)の業務活用の本格化、情報流出対策のニーズの拡大により、情報化投資の中でも重要性が高まっております。
このような環境下、当社グループの業績について、売上高は12,439百万円(前年同期比11.5%増)、営業利益は1,072百万円(前年同期比12.2%増)、経常利益は1,043百万円(前年同期比3.7%増)となりました。なお、当期純利益は、投資有価証券評価損140百万円の計上等により633百万円(前年同期比27.8%減)となりました。

セグメント別の業績は、次のとおりです。

[ITセキュリティ&クラウド事業]
売上高は11,400百万円(前年同期比9.7%増)、セグメント利益は1,485百万円(前年同期比16.9%増)となりました。
当社の国産技術が注目され、自社製品の販売とサービスの提供が堅調に拡大しました。また、第1四半期より連結子会社となった株式会社Ji2のデジタルフォレンジックサービス(法令違反、犯罪の捜査、解決のための電子データの証拠保全、復元、解析などを行う)が順調に伸長し、業績に寄与いたしました。なお、第3四半期に連結子会社化したExcitor A/Sについては、次期以降、当社業績に反映されます。当該子会社化に伴い、スマートデバイスのセキュリティ製品のラインは、「データを残す」と「データを残さない」の2系統となり、ユーザーのニーズに合わせてセキュリティ製品を提供することが可能になりました。

[映像コミュニケーション事業]
売上高は576百万円(前年同期比14.7%増)、セグメント損失は81百万円(前年同期はセグメント損失127百万円、46百万円の損益改善)となりました。
公衆モバイル回線で、高品質な映像をリアルタイムに配信する「Smart-telecasterシリーズ」について、国内外の放送局のほか、警察・消防等自治体向けの販売が順調に推移しました。また、損害保険会社等の新たな用途開拓も推進しました。
なお、セグメント損失を計上しましたが、これは「Smart-telecasterシリーズ」の次世代機の開発にリソースを集中し取り組んだことによるものであります。当該次世代機(商品名:「Zao」)は、当第4四半期より販売を開始しました。

[エコ・デバイス事業]
売上高は462百万円(前年同期比72.8%増)、セグメント利益は63百万円(前年同期比1.753.7%増)となりました。
大量画像データの処理や超高速映像認識等の技術をベースに、自動車関連や宇宙・防衛向けの開発案件に取り組みました。画像データの特殊処理エンジンは、破壊現象の分析や生体組織の研究などに着目され始め、次期における主要プロジェクトになると予想されます。

(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ378百万円増加したことから、当連結会計年度末には3,471百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動から獲得した資金は1,449百万円となりました。
収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益958百万円と未払金の増加425百万円等であります。支出の主な内訳は、退職給付に係る負債の減少477百万円、たな卸資産の増加248百万円、売上債権の増加236百万円等であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動で使用した資金は492百万円となりました。
収入の主な内訳は、定期預金の払戻による収入200百万円と貸付金の回収による収入150百万円等であります。支出の主な内訳は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出362百万円と有形固定資産の取得による支出338百万円等であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動で使用した資金は593百万円となりました。
支出の主な内訳は、自己株式の取得による支出422百万円と配当金の支払額144百万円等であります。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05592] S10051VD)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。