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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004GH2

有価証券報告書抜粋 日本和装ホールディングス株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年12月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表及び当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
これらの作成に当たりましては、債権の回収可能性に関する判断等、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づいて行った見積りを含んでおります。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
当連結会計年度の業績等の概要は「1業績等の概要」に記載したとおりでありますが、このうち売上高の減少要因と営業経費の増加要因について、当連結会計年度に実施いたしました営業施策に関係付けて分析すると、以下のとおりであります。

①売上高減少の要因
当連結会計年度の販売機会別の対前期比較は下記のとおりです。
・無料きもの着付け教室(新規受講生)による取扱高が、前期比で511百万円減少
・卒業生(会員)向け教室による取扱高が、前期比で866百万円減少
・卒業生(会員)向け販売イベントによる取扱高が、前期比で435百万円増加
この結果、売上高は5,776百万円(前期比4.6%減)となりました。

②営業経費増加の要因
営業経費が増加いたしましたのは、主に卒業生(会員)向け販売イベント関連費が増加したことや、海外展開及び子会社上場等によるものです。
(前期比で増加額の大きい費用)
・卒業生(会員)向け販売イベントの開催に係る会場費、ダイレクトメール費などが前期比180百万円の増加。
・給与手当、着付け講師の報酬、役員報酬等の人件費が前期比77百万円の増加。
・縫製事業や海外向け家具の企画開発等、海外子会社の運転資金が前期比75百万円の増加。
・関西地域を中心に施設の充実として、地代家賃が前期比68百万円の増加。
・男きもののPR、映画製作及びきものゆるキャラ等企業PRに係る広告宣伝費が前期比59百万円の増加。
・株式会社はかた匠工芸のTOKYO PRO Market上場費用、上場維持費用として前期比26百万円の増加。

(3)資本の財源及び資金の流動性についての分析
①流動性と資金の源泉
当社グループの所要資金は、大きく分けて販売仲介の過程で生じる契約企業への支払資金、割賦販売斡旋業に係る立替資金及び経常の運転資金であります。
これらの資金のうち、契約企業への支払資金については、セミナーやイベントなどの販売機会において消費者が購入した販売代金をいったん当社が受領し、10日後に精算することから、資金の流動性には問題はないと考えております。割賦販売斡旋業に係る立替資金については、所要資金の不足を銀行借入や割賦債権の流動化及び自己資金により調達しております。また、経常運転資金については自己資金により賄っております。
現状、ただちに資金が不足する状況にはありませんが、回収よりも支払が先行する割賦販売斡旋事業については、業況の変化等について十分に考慮し、必要な流動性を確保していく所存であります。

②キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、1,011百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローは、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果使用した資金は673百万円(前年同期は1,487百万円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失が624百万円、営業未収入金の減少207百万円、割賦売掛金の増加264百万円等によるものであります。
(投資活動におけるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は249百万円(前年同期は184百万円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出214百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果獲得した資金は148百万円(前年同期は2,171百万円の獲得)となりました。これは主に短期借入金の純減少額598百万円、長期借入による収入2,000百万円、長期借入金の返済1,062百万円、社債の償還100百万円、配当金の支払90百万円を行ったことによるものです。

③資産、負債及び純資産
(ⅰ)資産
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末から430百万円減少し、7,735百万円(前年同期比5.3%減)となりました。これは、現金及び預金や営業未収入金が減少した一方で、日本和装クレジット株式会社の割賦売掛金の増加や、拠点の統廃合に伴う解約物件の敷金及び保証金を未収入金として計上したこと等により、流動資産が541百万円減少し、固定資産が110万円増加したことによるものです。
(ⅱ)負債
当連結会計年度末の負債につきましては、前連結会計年度末から197百万円増加し、5,522百万円(前年同期比3.7%増)となりました。これは主に、日本和装クレジット株式会社の運転資金としての短期借入金を長期借入金に振替えたことや、拠点の統廃合に伴う解約物件の原状回復費用を未払金として計上したこと等により、流動負債が1,313百万円減少、固定負債が1,510百万円増加したことによるものです。
(ⅲ)純資産
当連結会計年度末の純資産につきましては、前連結会計年度末から627百万円減少し、2,212百万円(前年同期比22.1%減)となりました。これは主に剰余金の配当を90百万円実施し、当期純損失を503百万円計上したことによるものです。
この結果、当連結会計年度末における自己資本比率は28.5%となっております。

(将来見通しに関する記述について)
上記の本文中、将来に関する事項については提出日現在において判断したものでありますが、多分に不確定な要素を含んでおります。従いまして実際の実績や財政状態等は、業況の変化などにより、本文に記載されている予想とは異なる場合があります。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05631] S1004GH2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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