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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004YX5

有価証券報告書抜粋 株式会社ジーダット 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社企業グループは、研究開発型の企業であり、最先端技術の研究開発を事業のコアの活動として継続的に行っております。対象とする半導体、液晶等の市場は技術革新が非常に激しいものがあり、常に最先端の技術を先取りして製品に反映していく必要があります。特に、ターゲットとしているフルカスタムデザインの領域は、設計者のノウハウに基づく職人芸的な志向が強いため、自動化が極めて難しく、技術的に解決すべき課題の非常に多い分野であります。
当連結会計年度においては、当社主力製品におけるEDAデータベースの性能向上に加えて、フルカスタムデザイン分野を対象とした、解析系ツール群の精度・性能向上および自動設計ツール群の機能・性能向上に関する研究開発を行ってまいりました。さらに、昨年度からスタートしました大型高精細有機ELパネルのレイアウトシミュレーション環境の開発等の研究テーマには、重点的な投資を行っております。主な研究テーマは以下のとおりであります。
なお当連結会計年度において、1億73百万円の研究開発費を支出しております。

① EDAデータベースの高速化・コンパクト化に関する研究開発
LSIならびにFPDは要求仕様の拡大やプロセスの微細化により、大規模化・高精密化が進んでいます。それに伴い、それらの設計データを管理するEDAのデータベースも、大規模化・複雑化の一途を辿っており、設計効率向上のためには、データベースアクセスの高速化およびデータサイズのコンパクト化が大きな課題となっています。こうした状況の中、当社では主力製品である「α-SX」のEDAデータベースに関して、常日頃からアクセスの高速化およびサイズのコンパクト化を追求しております。
当連結会計年度において、こういった日常の研究開発活動に加え、十数年先のLSIやFPDの進化を見据えて「α-SX」の基本性能向上の大幅向上を実現するべく、EDAデータベースの再構築に向けた研究開発活動を実施しました。

② 大型高精細有機ELパネルのレイアウトシミュレーション環境の開発
大型有機ELパネルの設計においては、輝度むら等の品質、および描画速度や消費電力等の性能の確保が課題となっています。それらに関する検証は、パネルの設計データが膨大で従来型のシミュレータでは実行が困難であるため、複数回に渡りパネルを試作することにより、実現しております。本研究では大型高精細有機ELパネルの高速シミュレーション環境を開発し、高品質、高性能、低コストである設計システムの実現を目指しております。
当連結会計年度では、上記研究開発活動において、最先端の8Kサイズパネルに対応した高速レイアウトシミュレーションを実用化することを目標とし、画素内配線の高精度3次元寄生容量抽出技術、画素回路の動的シミュレーションによるモデル生成技術、パネルレイアウトの静的シミュレーション技術の研究開発活動を実施しました。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05669] S1004YX5)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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