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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10052T9

有価証券報告書抜粋 株式会社ODKソリューションズ 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

以下の記載における将来に関する事項については、有価証券報告書提出日(2015年6月24日)現在において当社グループに想定される範囲で記載したものであります。

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成されております。連結財務諸表の作成にあたり、当社グループが採用している会計方針において重要と考える会計上の見積りは退職給付債務です。当社グループの退職給付債務は期末退職金要支給額を基に簡便法により計算しております。また、退職給付に係る負債は退職給付債務から確定給付企業年金資産評価額を控除して算出しております。そのため、期中に想定外の退職者があった場合や、評価時点の景況、市況によって確定給付企業年金資産額が変動した場合、重要な影響を受ける可能性があります。
なお、連結子会社である株式会社エフプラスは、退職給付制度を採用しておりません。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
① 売上高
当社グループの当連結会計年度の売上高は、一般事業法人向けシステム開発が計画どおり受託できなかった影響があったものの、証券金融会社の統合による受託業務の縮小を補い、3,319,570千円(前年同期比 2.5%増)となりました。
学校法人向けの教育業務につきましては、売上高が1,853,453千円(同 14.6%増)となりました。情報処理アウトソーシングにおいて、大学入試業務を新しく6校受託し、Web出願サービスの受託校数を18校増やすことができました。大学入試業務における処理志願者数は前年比12.4%増の78万人となり、大学入試センター試験志願者数を8年連続で上回ることとなりました。
証券会社向けの証券・ほふり業務につきましては、顧客システムリニューアル対応案件の受託等により、売上高は921,638千円(同 17.2%増)となりました。
上記以外の業務につきましては、証券金融会社統合による受託業務の縮小等により、売上高は544,477千円(同 34.8%減)となりました。
② 営業費用及び営業利益
売上原価につきましては、前連結会計年度に比べ156,337千円増の2,380,525千円(同 7.0%増)を計上しております。これは主に支払手数料のほか、労務費及び経費、機械賃借料等であります。
販売費及び一般管理費につきましては、前連結会計年度に比べ37,002千円増の761,644千円(同 5.1%増)となりました。これは主に従業員給与及び役員報酬のほか、連結子会社エフプラス取得によるのれん償却額等であります。
その結果、営業利益は前連結会計年度に比べ112,834千円減の177,400千円(同 38.9%減)となりました。
③ 営業外損益及び経常利益
投資事業組合運用益等によって営業外損益は25,665千円となり、経常利益は前連結会計年度に比べ156,645千円減の203,066千円(同 43.5%減)となりました。
④ 当期純利益
当期純利益につきましては、前連結会計年度に比べ145,141千円減の92,194千円(同 61.2%減)となりました。
(3)経営戦略の現状と見通し
当社は、「情報サービス事業を通じて、顧客の繁栄・社会の発展に貢献する」を経営理念として掲げ、常に技術の向上を図り、優れたサービスを提供し、顧客のさらなる信頼を得ることを経営基本方針として事業を推進しております。
当社のビジネスモデルは、システム開発をフロー、システム運用をストックとする継続ビジネスであり、安定性の高さが特徴でありますが、新たな領域へのチャレンジ、収益力アップ、意識・風土改革を基本方針に、事業基盤確立をすすめてまいります。
具体的には、新規事業創出を目指して提携先との連携強化・リソース共有を行ってまいります。また、教育ICT・マイナンバー制度への対応を中心に商品力強化を図ります。さらに、業務推進方法の見直しと固定費の削減をすすめるため、機能別オペレーションへの段階移行、拠点の機能明確化と集約に取組んでまいります。

(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
① 資金調達
当社の事業活動に必要な資金については、原則として内部資金、増資及び銀行借入による調達資金を源泉としております。
② 資産及び負債・純資産
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比べて598,661千円増の5,836,447千円となりました。これは主に売掛金及びソフトウェア資産の増加によるものであります。
負債は、前連結会計年度末と比べて593,025千円増の1,895,224千円となりました。これは主に長期借入金の増加によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末と比べて5,636千円増の3,941,222千円となりました。これは、利益剰余金が19,194千円増の3,011,592千円となったものの、その他有価証券評価差額金が減少したことによるものであります。
③ キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比べ95,768千円増加し1,519,032千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、240,470千円の収入(前年同期は681,688千円の収入)となりました。これは主に、減価償却費が増加した一方、売上債権が増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、545,230千円の支出(同 170,372千円の収入)となりました。これは主に無形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、400,528千円の収入(同 423,933千円の支出)となりました。これは主に長期借入れによる収入によるものであります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05679] S10052T9)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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