シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10050F8

有価証券報告書抜粋 パシフィックシステム株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、消費税率引き上げ後の需要の反動減、人手不足及び円安による原材料の高騰などで生産に弱い動きも見られましたが、原油価格下落の影響や各種政策効果による雇用・所得環境の改善等により、全体として緩やかな回復基調で推移しました。一方、世界経済は、新興国や欧州経済の減速懸念など一部に弱さが見られたものの、米国の景気回復が続き緩やかな回復となりました。
当社グループが属する情報サービス業界におきましては、ソフトウェア投資が緩やかに増加するなど回復傾向が続きました。
このような環境のもと、当社グループは14中期経営計画(2012年度~2014年度)の基本方針に従って、主要事業の推進に取り組みました。
その結果、当連結会計年度の売上高は、ソフトウェア開発、システム運用管理等が増加し8,829,279千円(前期比1.9%増)となりました。利益につきましては、機器等販売の売上減少による減益及びソフトウェア開発において大幅な原価上昇があったため営業利益は381,427千円(同14.4%減)、経常利益は397,535千円(同13.7%減)、当期純利益は245,138千円(同2.8%減)となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりです。
①機器等販売
機器販売、メーカー保守及びパッケージ販売が減収となったため、売上高は1,539,137千円(前期比8.9%減)となりました。セグメント利益は比較的利益率の高いパッケージ販売が減少したため、60,087千円(同41.8%減)となりました。

②ソフトウェア開発
大型開発案件の売上により、売上高は1,695,939千円(前期比20.2%増)となりました。セグメント利益は売上計上した大型開発案件が赤字となったこと及びアフターコストの発生により、67,709千円(同60.8%減)となりました。

③システム販売
画像処理システム、SS出荷システム、生コンプラント向け操作盤及び医療システム等が増加したものの、インフラサービス、農業生産管理システム等が減少したため、売上高は2,727,148千円(前期比0.3%減)となりました。セグメント利益は利益率の改善により、324,790千円(同10.2%増)となりました。

④システム運用・管理等
運用業務等の増加により、売上高は2,867,054千円(前期比1.3%増)となりました。セグメント利益は売上高増加に伴い、761,513千円(同2.8%増)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下資金という)は、前連結会計年度に比べ560,246千円増加し、当連結会計年度末には979,269千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金の増加は、1,008,293千円(前連結会計年度は346,170千円の資金増加)となりました。これは、主に支出で仕入債務の増減額(△は減少)279,483千円、受注損失引当金の増減額(△は減少)211,624千円があったものの、収入でたな卸資産の増減額(△は増加)602,156千円、売上債権の増減額(△は増加)526,432千円、税金等調整前当期純利益399,934千円があったことによります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、127,679千円(前連結会計年度は153,838千円の資金減少)となりました。これは、主に有形固定資産の売却による収入22,766千円があったものの、有形固定資産の取得による支出91,216千円、無形固定資産の取得による支出61,698千円があったことによります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、320,368千円(前連結会計年度は360,534千円の資金減少)となりました。これは、主にリース債務の返済による支出131,525千円、長期借入金の返済による支出100,020千円があったことによります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05687] S10050F8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。