Ｅ・Ｊホールディングス株式会社 研究開発活動 (2015年5月期)

当連結グループの研究開発は、株式会社エイト日本技術開発及び日本インフラマネジメント株式会社で行っております。
両社は、多様化・高度化・複雑化する顧客ニーズに対し、質の高い技術サービス及び成果品を提供するため、新技術の修得・導入及び品質・生産性の向上を目指して、外部の公的機関等との共同研究も積極的に取り入れながら、多面的な研究開発に取り組むとともに、両社共同での研究開発も行っております。
当連結会計年度は、主として以下の活動を実施いたしました。


①防災
・中央大学との共同で、都市域における家屋などの構造物を考慮した津波のシミュレーション手法及び津波による避難シミュレーション技術の研究
・国立研究開発法人土木研究所等との共同によるIT傾斜計実証実験
②環境
・伝達関数を用いた道路交通振動の簡易計測手法の開発
・早期安定・無放流最終処分場システムの開発
③地質解析
・近赤外線の非破壊測定法による岩盤強度や地盤評価手法の確立、CNS分析による平野部の地積環境の把握、X線回折、元素分析等による地質解析の支援(斜面、断層、軟弱地盤等)


①AVIプロジェクトの推進
・交通調査・解析業務に有効なAVI(車両自動認識)システムの改良及び現地実証に関する研究
②ハイパー・モニタリング・システム(HMS)機器の改良維持研究
・インターネットを利用した全自動観測システム応用技術の省電力化、小型化に関する研究

当連結会計年度における研究開発費用の総額は51百万円であります。なお、当連結グループのセグメントは「総合建設コンサルタント事業」のみであります。