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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004YSY

有価証券報告書抜粋 株式会社デサント 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度の売上高は123,128百万円(前年同期比12.0%増)、営業利益は9,136百万円(前年同期比45.7%増)、経常利益は9,543百万円(前年同期比43.7%増)、当期純利益は6,563百万円(前年同期比46.8%増)となりました。セグメント別では日本は減収でしたが増益となり、韓国を中心にアジアが売上高及び利益共に好調に推移いたしました。
当社グループは、当期を2年目とする中期3ヶ年計画「Compass 2015」の達成に向けて、「海外事業の更なる拡大」と「国内事業の再建」を事業方針として諸政策を推し進めてまいりました。「海外事業の更なる拡大」については、4月に東南アジアのマーケティング拠点として香港支店を設置、欧州エリアでの「デサント」の事業強化を目的に欧州リエゾンオフィスをスイスに設置、更に1月には「デサント」のグローバルなリテール事業強化を目的に「デサントグローバルリテール株式会社」を韓国に設立いたしました。「国内事業の再建」については、減収傾向に歯止めを掛けるべく、種目別事業の強化、在庫の適正化等、企業体質の強化に取り組んでおります。
商品政策では、「デサント」が展開する防水性かつ保温性に優れた高機能な国産ダウンジャケット「水沢ダウンジャケット シャトル」が10月に「2014年グッドデザイン・未来づくりデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞し、2月のスポーツ用品の国際総合見本市「ISPOミュンヘン2015」においても「水沢ダウンジャケット ストーム」がISPOアワード金賞を受賞いたしました。「デサント」での金賞受賞は3年連続となります。また、当社がアジア地域で商標を保有する「ルコックスポルティフ」、「アリーナ」、日本と韓国で商標を保有する「アンブロ」といったブランドで、その他の地域の商標を保有するパートナー企業との連携を深め、ブランドの世界観をグローバルで統一して表現する「ワングローバルブランド」の推進を行っております。今後も展開するそれぞれのブランドの特性を活かした機能性に優れた商品開発を目指します。
広告宣伝・販売促進活動では、「アンブロ」でオフィシャルサプライヤー契約を結ぶサッカーJリーグ「ガンバ大阪」が3冠を達成したことに続き、エリアマーケティング推進のため、同じくサッカーJリーグ「FC東京」を運営する東京フットボールクラブ株式会社と2015年シーズンからのオフィシャルサプライヤー契約を締結いたしました。また、2月には、欧州での「デサント」ブランド認知度向上を目的に、ヤマハ発動機株式会社と二輪ロードレースチーム等へのオフィシャルスポンサー及びオフィシャルサプライヤー契約を締結し、チームのスタッフのウェアを提供してまいります。更に、2015年シーズンより展開を開始した「デサント」のゴルフカテゴリーでは、アンバサダーとして元サッカー日本代表の中田英寿さんを起用し、2014年LPGA賞金ランキング11位の渡邉彩香プロとウェア着用契約を締結しました。ほかにも「ルコックスポルティフ」で契約を締結した同ランキング3位のイボミ プロ等、複数のプロを新たに加え、各ブランドの更なる認知度向上を図っております。
社会貢献活動の一環としては、3月に国際連合が提唱する国連と企業の協力の枠組みである「国連グローバル・コンパクト」に署名いたしました。これは各企業・団体が持続可能な成長を実現するための世界的な枠組みづくりに参加する自発的な取り組みです。また、デサントヘルスマネジメント研究所で培ったノウハウを活用し、健康増進プログラム「東北元気アップ教室」を福島県各地で開催し、被災地の方々の心と体の健康維持向上のための支援活動を続けてまいりました。

報告セグメントの業績は次のとおりであります。

(日本)
日本での売上高は56,267百万円(前年同期比5.2%減)、セグメント利益は1,036百万円(前年同期比26.0%増)となりました。売上高は消費増税の影響などにより減収となりましたが、利益におきましては売上総利益率の改善と販売費及び一般管理費の削減により増益となりました。
(アジア)
アジアでの売上高は65,761百万円(前年同期比32.3%増)、セグメント利益は8,173百万円(前年同期比45.9%増)となりました。韓国では「デサント」を中心に大きく売上を伸ばし、中国、香港においても堅調に推移いたしました。
(北米)
北米ではスキーウェアを中心とした事業を行っております。売上高は1,098百万円(前年同期比23.8%増)、セグメント損失は154百万円(前年同期は162百万円のセグメント損失)となりました。

取扱商品の品目別売上高の状況は次のとおりであります。
(アスレチックウェア及びその関連商品)
アスレチックウェア及びその関連商品の売上高は78,183百万円(前年同期比19.1%増)となりました。国内市場においては、「デサント」、「ルコックスポルティフ」は昨年並みに推移しましたが、「アンブロ」、「アリーナ」は減収となりました。アジア市場においては、韓国で「デサント」、「ルコックスポルティフ」が好調に推移いたしました。
(ゴルフウェア及びその関連商品)
ゴルフウェア及びその関連商品の売上高は33,705百万円(前年同期比0.1%増)となりました。国内市場においては、主力の「マンシングウェア」、「ルコックスポルティフ」が減収となりました。アジア市場においては、韓国で「ルコックスポルティフ」が好調に推移いたしました。
(アウトドアウェア及びその関連商品)
アウトドアウェア及びその関連商品の売上高は11,239百万円(前年同期比5.6%増)となりました。国内市場においては減収となりましたが、アジア市場においては、韓国で「デサント」が好調に推移いたしました。
(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ5,804百万円増加し、22,070百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、10,310百万円の収入超過(前連結会計年度は3,976百万円の収入超過)となりました。これは主な減少要因として法人税等の支払額2,249百万円がありましたが、税金等調整前当期純利益9,245百万円、減価償却費2,018百万円の計上、売上債権の減少額1,372百万円などの増加要因があったことによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、4,313百万円の支出超過(前連結会計年度は4,767百万円の支出超過)となりました。これは主に韓国での物流倉庫の建設によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フロ-は、961百万円の支出超過(前連結会計年度は1,228百万円の支出超過)となりました。これは主に配当金の支払額753百万円によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00601] S1004YSY)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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