シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10057ZK

有価証券報告書抜粋 株式会社ウッドワン 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

本項におきましては、将来に関する事項が含まれていますが、当該事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。
(1) 重要な会計方針及び見積もり
当社グループの連結財務諸表は、わが国におきまして一般に公正妥当と認められた会計基準に基づき作成されています。この連結財務諸表作成にあたっては、当連結会計年度の財政状態、経営成績に影響を与える重要な会計方針の採用及び見積もりを行っています。
当社は、過去の実績や提出日現在時点での状況に基づく合理的な見積もりと判断を行っていますが、実際の結果は見積もりと異なる場合があります。

(2) 経営成績の分析
住宅業界におきましては、2014年度に入り、消費税増税に伴う反動減等により新設住宅着工戸数は、前年同月比で大幅に減少となりました。また当社グループの主力分野である持家や分譲戸建住宅は、職人不足や政府による住宅支援策を見極めようとする消費者心理も加わり、同様に大幅な前年同期比マイナスで推移しました。
このような状況下、連結売上高は、63,362百万円(前年同期比8.5%減)、営業利益506百万円(前年同期比83.3%減)、経常損失787百万円(前年同期は経常利益1,667百万円)、当期純利益771百万円(前年同期比55.2%減)となりました。
品目別として床材の売上高は、9,753百万円となり前年同期と比べ1,097百万円(前年同期比10.1%減)減少しました。FSCの森林認証を取得したニュージーランド松の商品群である無垢フローリング「ピノアースシリーズ」の売り上げは、微減でしたが、普及タイプの床材などの販売の減少影響が大きく、床材全体では、前年同期に比べ減少しました。
造作材の売上高は、29,484百万円と前年同期と比べ4,185百万円(前年同期比12.4%減)減少しました。ソフトアートシリーズの「シンプルセレクション」や無垢を基調としたピノアースシリーズの「ナチュラルセレクション」を中心に階段・ドア・収納などの売上が減少し、造作材全体では、前年同期に比べ減少しました。
その他の建材の売上高は、19,553百万円と前年同期と比べ43百万円(前年同期比0.2%増)増加しました。国内において、主に木軸・間柱・構造材等の木製品が減少しましたが、海外ではニュージーランド子会社での合板素材等の販売が増加し、前年同期に比べ増加しました。
住宅設備機器の売上高は、4,572百万円と前年同期と比べ663百万円(前年同期比12.7%減)減少しました。木質建材とトータルコーディネートできる無垢扉のシステムキッチン「スイージー」の売上は増加となりましたが、システムキッチンでは、SAシリーズのシステムキッチンの販売が減少しました。その結果、住宅設備機器全体は、前年同期に比べ減少しました。
利益におきましては、売上総利益は前年同期比3,804百万円減少し18,179百万円となり、営業利益は前年同期比2,520百万円減少して506百万円となりました。主な要因として消費税増税後の新設住宅着工戸数の反動減や夏場の天候不順による工期遅れなどもあり売上高が63,362百万円となり前年同期より5,902百万円減少したことや、コストダウン・生産効率のアップ・販売費の削減に努めたものの、円安による原材料のコストアップ等の影響が大きく売上総利益・営業利益とも減少しました。
経常損失は787百万円となり、当期純利益は771百万円となりました。なお、串戸工場1課の土地を2014年9月30日に株式会社イズミへ売却したこと等により特別利益に固定資産売却益1,644百万円を計上しました。

(3) 財政状態の分析
当連結会計年度末における連結財政状態は、前連結会計年度に比べ資産が1,004百万円減少、負債が2,564百万円減少、純資産が1,560百万円増加しました。主な内訳として、資産は、本社敷地に隣接する賃借していた倉庫・敷地の購入やバイオマス発電所の建設、ニュージーランド子会社の立木勘定の増加などにより有形固定資産は1,907百万円増加したものの、主に現金及び預金が1,017百万円減少、受取手形及び売掛金が435百万円減少、たな卸資産が809百万円減少、為替予約(流動資産)が1,219百万円減少しました。負債は、主に支払手形及び買掛金が925百万円減少、未払法人税等が499百万円減少、その他(流動負債)が600百万円減少、退職給付に係る負債が561百万円減少しました。純資産の増加は、主に利益剰余金が603百万円増加、為替換算調整勘定が885百万円増加しました。

(4) キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度のキャッシュ・フローにつきましては、営業活動により1,961百万円増加、投資活動により2,768百万円減少、財務活動により403百万円減少しました。
営業活動により増加した資金1,961百万円(前年同期6,007百万円増加)は、主に仕入債務が1,017百万円減少し、法人税等の支払額905百万円があったものの、税金等調整前当期純利益836百万円に減価償却費3,176百万円を加え固定資産除売却益1,624百万円を差し引き、たな卸資産1,136百万円減少したこと等によるものです。
投資活動により減少した資金2,768百万円(前年同期1,267百万円減少)は、主に串戸工場1課の土地等有形固定資産売却による収入1,729百万円があったものの国内におきましては本社敷地に隣接する賃借していた倉庫・敷地の購入、バイオマス発電所の建設及びニュージーランド子会社等における設備投資及び山林の投資等に4,394百万円支出したことによるものです。
財務活動により減少した資金403百万円(前年同期4,434百万円減少)は、主に配当金の支払等によるものです。
この結果、現金及び現金同等物は1,009百万円の減少となり、期末残高は5,933百万円(前年同期比14.5%減)となりました。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00630] S10057ZK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。