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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100CMYK

有価証券報告書抜粋 株式会社船場 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年12月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等


文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表は、我が国において、一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。この財務諸表の作成に当たり、見積りが必要な事項につきましては合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っておりますが、見積もりには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらと異なることがあります。

(2) 財政状態の分析
連結財政状態
前連結会計年度末当連結会計年度末比較増減
総資産(千円)17,914,78217,581,515△333,266
負債(千円)9,488,0198,222,005△1,266,013
純資産(千円)8,426,7639,359,509932,746
自己資本比率(%)47.053.26.2
1株当たり純資産額(円)857.03950.2093.17
有利子負債残高(千円)50,76823,147△27,621

① 総資産
総資産は、前連結会計年度末と比較し333百万円減少し、17,581百万円となりました。これは現金及び預金の増加が1,179百万円あったこと、売上債権の減少が1,120百万円あったこと、繰延税金資産の減少が277百万円あったこと等によります。

② 負債
負債は、前連結会計年度末と比較し1,266百万円減少し、8,222百万円となりました。これは仕入債務の減少が537百万円あったこと、前受金の減少が228百万円あったこと、未払法人税等の減少が131百万円あったこと、退職給付に係る負債の減少が245百万円あったこと等によります。

③ 純資産
純資産は、前連結会計年度末と比較し932百万円増加し、9,359百万円となりました。これは親会社株主に帰属する当期純利益が991百万円あったこと等によります。

(3) 経営成績の分析

① 連結売上高
当連結会計年度の営業の概況につきましては、国内外ともに商業デベロッパーによる大型商業施設の新設や改装が端境期となり関連の受注減少の影響を受ける一方で、都市部や駅関連の開発プロジェクトやそれらに出店する専門店の受注を多く獲得できたこと、また、ブライダルや学校関連等の商業以外の分野の受注拡大もあり、売上高は29,539百万円(前期比7.0%増)となりました。

② 営業利益
上記の売上構成変化により外注比率の高い施工案件が増加したことや他社との競合環境激化に伴う工事原価率の上昇、将来的な事業拡大に向けたオフィスの移転・増床などもあり、営業利益は1,422百万円(前期比17.1%減)となりました。

③ 経常利益
営業利益と同様の理由及び営業外収益から営業外費用を差し引いた営業外損益は48百万円の収益となりました。その結果、経常利益は1,471百万円(前期比14.5%減)となりました。

④ 親会社株主に帰属する当期純利益
特別利益では投資有価証券売却益で72百万円、特別損失では事務所の移転損失で33百万円の計上がありました。特別利益から特別損失を差し引いた特別損益は23百万円の収益となりました。また、税金費用は、利益の減少等により106百万円減少しました。その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は991百万円(前期比9.7%減)となりました。

(4) キャッシュ・フローの状況の分析

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動に得られたキャッシュ・フローは1,446百万円(前連結会計年度は1,301百万円の獲得)となりました。
主な要因は、税金等調整前当期純利益が1,494百万円あったことと、売上債権の減少による資金の増加が1,134百万円あったこと、仕入債務の減少による資金の減少が546百万円あったこと、前受金の減少による資金の減少が233百万円あったこと、法人税等の支払による支出が437百万円あったこと等によります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によって得られたキャッシュ・フローは7百万円(前連結会計年度は215百万円の使用)となりました。
主な要因は、有形固定資産の取得による支出が108百万円あったこと、有形固定資産の売却による収入が75百万円あったこと、投資有価証券の売却による収入が86百万円あったこと、敷金及び保証金の差入による支出が74百万円あったこと、敷金及び保証金の回収による収入が47百万円あったこと等によります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によって使用したキャッシュ・フローは293百万円(前連結会計年度は608百万円の獲得)となりました。
主な要因は、配当金の支払による支出が255百万円あったこと等によります。
以上の結果、当連結会計年度の現金及び現金同等物の期末残高は7,719百万円と1,170百万円の増加となりました。

(5) 経営成績に重要な影響を与える要因

当社グループは、「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載のとおり、市場動向、競合他社、品質管理、人材の確保・育成等様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。
そのため、当社グループは各種会議体、報告資料、組織等の体制を構築して、上記リスクの影響を継続的に評価しながら、営業施策、人材育成、安全管理等へ適時に反映していくことにより、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応を行ってまいります。

(6) 経営者の問題認識と今後の方針

当社グループの経営陣は、「第2 事業の状況 3 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、「商環境の変化」をビジネスチャンスとして事業領域の拡大を図っていくことが、今後の事業展開において重要であると認識しております。
そのために、情報管理を含む内部管理体制を整備してリスク管理を強化するとともに、優秀な人材の確保やグループ全体の組織を活用した受注機会の拡大等に注力することで、顧客の様々な需要に対応できるような事業体制を構築してまいります。

(7) 経営戦略の現状と見通し

当社グループでは上記「(6) 経営者の問題認識と今後の方針」に記載の方針の下、大型の商業施設等を中心にした堅調な国内の受注を着実に確保するとともに、積極化するクライアントの海外進出についてはグループのネットワークにより需要に対応し事業の伸長を図ってまいりました。
今後は「商環境の変化」をビジネスチャンスとし新規クライアントの獲得を図るとともに、サービス領域の拡大と高付加価値化をめざすことで「商業施設」をベースにした新たな「商環境」の創造を行い、更なる成長に取り組んでまいります。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E32796] S100CMYK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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