有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100591O
大王製紙株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループは、ユーザーニーズの変化に対応した商品の開発・改良に主眼を置き、高付加価値品の商品化、複合商品等、新規分野の開発及び薬品や新素材の研究開発を進めています。
当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は2,683百万円であり、紙・板紙事業及びホーム&パーソナルケア事業における研究開発活動の状況は、以下のとおりです。
(1) 紙・板紙事業
2013年4月の「新規事業グループ」の新設と連結子会社(4社)の技術開発部門の当社技術開発部への統合後、基礎技術研究の強化、新商品開発強化を図るとともに、コスト低減・品質向上強化を紙・板紙生産グループ全体へ水平展開を行っています。また、将来の紙パルプ市況を鑑みて、ナノセルロース等の新素材・新規機能材の開発を促進しています。
当連結会計年度における研究開発の取り組みは以下のとおりです。
①基礎技術研究
基礎技術研究では、チップに対応したクラフトパルプの蒸解方法の適正化、古紙パルプの脱墨技術の向上、塗工技術及び抄紙技術について紙・板紙全社グループの見直しに取り組み、品質向上とコスト低減を進めました。
②新商品開発
洋紙では、市場拡大している産業用高速インクジェット対応の専用紙「ブライトIJホワイト」及び、後糊圧着加工用塗工紙「ブライトコートマット」の品揃え拡充を進めました。機能材では、コンビニエンスストア等において包材需要が見込める耐油紙やヒートシール紙、紙器・製袋用に適するパッケージ原紙の品揃え拡充を進めました。また、金属合紙やガラス合紙、昇華型インクジェット捺染転写紙、特殊用途耐熱紙等、工業用商品の開発を進めています。
③新規事業
新規事業では、ナノセルロースの研究開発を進め、外部企業に化学パルプ、機械パルプ等を原料としたサンプルを提供し、商品化の検討を進めています。また、大学や外部研究機関と連携して、性能改善や用途開発につながる技術開発を進めています。
紙・板紙事業に係る研究開発費は1,361百万円です。
(2) ホーム&パーソナルケア事業
以下の項目を研究開発の主要課題と位置付け、商品開発に取り組んでいます。
①堅調な拡大傾向にある軽失禁商品及び大人用紙おむつ市場では、顧客ニーズを掴む商品の開発・上市を行いました。
②海外での販売が好調なベビー用紙おむつでは、中国・東南アジア向けの現地ニーズや使用実態に合わせた商品開発を進めながら、国内市場に向けては、商品開発力の底上げを行います。
③紙製品、生理用ナプキン、ウエット等のその他のカテゴリーでも、これまでに培ってきたブランド力・技術力を活かし、汎用商品から高付加価値品へのシフトを推進し、収益力向上を図っていきます。
当連結会計年度における研究開発の取り組みは以下のとおりです。
軽失禁商品では、従来品の6倍のスピードで吸収する「ナチュラ さら肌パッド」を開発し、また「ナチュラ さら肌さらり」も含めた新ラインアップの追加(2アイテム)により、様々な軽失禁症状の方に対応できるようにしました。
大人用紙おむつでは、うす型タイプでありながら、安心の3倍スピード吸収を実現した「アテントさらさらパンツ」でモレへの不安を改善しました。
ベビー用紙おむつ「GOO.N」では、表面シートに新形状の凹凸加工を施したテープタイプ、吸収体構造を改良したパンツタイプを開発し、尿の逆戻り量を従来品から40%以上改善することで、さらに肌にやさしいおむつへ進化させました。
その他、キッチンタオル市場には、湿潤強度を2倍にした「Dekiruco!(デキルコ)」を開発し、明るいプリント柄も備えることで、楽しく料理ができる商品を新規上市しました。
ホーム&パーソナルケア事業に係る研究開発費は、1,216百万円です。
当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は2,683百万円であり、紙・板紙事業及びホーム&パーソナルケア事業における研究開発活動の状況は、以下のとおりです。
(1) 紙・板紙事業
2013年4月の「新規事業グループ」の新設と連結子会社(4社)の技術開発部門の当社技術開発部への統合後、基礎技術研究の強化、新商品開発強化を図るとともに、コスト低減・品質向上強化を紙・板紙生産グループ全体へ水平展開を行っています。また、将来の紙パルプ市況を鑑みて、ナノセルロース等の新素材・新規機能材の開発を促進しています。
当連結会計年度における研究開発の取り組みは以下のとおりです。
①基礎技術研究
基礎技術研究では、チップに対応したクラフトパルプの蒸解方法の適正化、古紙パルプの脱墨技術の向上、塗工技術及び抄紙技術について紙・板紙全社グループの見直しに取り組み、品質向上とコスト低減を進めました。
②新商品開発
洋紙では、市場拡大している産業用高速インクジェット対応の専用紙「ブライトIJホワイト」及び、後糊圧着加工用塗工紙「ブライトコートマット」の品揃え拡充を進めました。機能材では、コンビニエンスストア等において包材需要が見込める耐油紙やヒートシール紙、紙器・製袋用に適するパッケージ原紙の品揃え拡充を進めました。また、金属合紙やガラス合紙、昇華型インクジェット捺染転写紙、特殊用途耐熱紙等、工業用商品の開発を進めています。
③新規事業
新規事業では、ナノセルロースの研究開発を進め、外部企業に化学パルプ、機械パルプ等を原料としたサンプルを提供し、商品化の検討を進めています。また、大学や外部研究機関と連携して、性能改善や用途開発につながる技術開発を進めています。
紙・板紙事業に係る研究開発費は1,361百万円です。
(2) ホーム&パーソナルケア事業
以下の項目を研究開発の主要課題と位置付け、商品開発に取り組んでいます。
①堅調な拡大傾向にある軽失禁商品及び大人用紙おむつ市場では、顧客ニーズを掴む商品の開発・上市を行いました。
②海外での販売が好調なベビー用紙おむつでは、中国・東南アジア向けの現地ニーズや使用実態に合わせた商品開発を進めながら、国内市場に向けては、商品開発力の底上げを行います。
③紙製品、生理用ナプキン、ウエット等のその他のカテゴリーでも、これまでに培ってきたブランド力・技術力を活かし、汎用商品から高付加価値品へのシフトを推進し、収益力向上を図っていきます。
当連結会計年度における研究開発の取り組みは以下のとおりです。
軽失禁商品では、従来品の6倍のスピードで吸収する「ナチュラ さら肌パッド」を開発し、また「ナチュラ さら肌さらり」も含めた新ラインアップの追加(2アイテム)により、様々な軽失禁症状の方に対応できるようにしました。
大人用紙おむつでは、うす型タイプでありながら、安心の3倍スピード吸収を実現した「アテントさらさらパンツ」でモレへの不安を改善しました。
ベビー用紙おむつ「GOO.N」では、表面シートに新形状の凹凸加工を施したテープタイプ、吸収体構造を改良したパンツタイプを開発し、尿の逆戻り量を従来品から40%以上改善することで、さらに肌にやさしいおむつへ進化させました。
その他、キッチンタオル市場には、湿潤強度を2倍にした「Dekiruco!(デキルコ)」を開発し、明るいプリント柄も備えることで、楽しく料理ができる商品を新規上市しました。
ホーム&パーソナルケア事業に係る研究開発費は、1,216百万円です。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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