シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004ET3

有価証券報告書抜粋 ザ・パック株式会社 業績等の概要 (2014年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、消費税率引き上げ後の個人消費の停滞や駆け込み需要の反動の影響は長引きましたが、企業業績の向上、雇用状況の改善がみられるなど、景気は緩やかな回復基調が続きました。
その一方では、円安による輸入品や原材料の価格上昇、海外景気の動向等が、国内景気を下振れさせる懸念は残っており、本格的な景気回復の見通しは、依然として不透明な状況であります。
このような状況の中、当社は、製造・販売拠点の拡大、品質管理の強化、技術力の拡充を図るとともに、「積極果敢 明るく、強く、逞しく」をスローガンに、グループ全社が結束して新たな市場開拓と適正価格での販売に注力する一方、不採算事業の見直し・改善を図るなど、業績の向上に努めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高は858億9百万円(前年同期比1.8%増加)、営業利益は54億78百万円(前年同期比4.3%増加)、経常利益は57億3百万円(前年同期比5.8%増加)となり、当期純利益は第2四半期において西日本印刷工業株式会社の完全子会社化に伴う特別利益(負ののれん発生益)を10億64百万円計上したこともあり、43億22百万円(前年同期比30.9%増加)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 紙加工品部門
当社グループ売上高の59.2%を占めるこの部門では、紙袋(対連結売上高構成比31.7%)は、高級袋が好調に推移したほか、2014年4月に子会社化した西日本印刷工業株式会社および新規受注が好調な特百嘉包装品貿易(上海)有限公司の売上も貢献し、紙袋の同上売上高は271億99百万円(前年同期比5.2%増加)となりました。
紙器(同上構成比14.7%)は、ファーストフードやコンビニエンスストアの食品用パッケージが順調に伸び、同上売上高は126億31百万円(前年同期比2.1%増加)となりました。
段ボール(同上構成比10.2%)は、主要顧客の業績が回復傾向にあるほか、生産市場を中心に新規受注も増加し、同上売上高は87億89百万円(前年同期比2.5%増加)となりました。
印刷(同上構成比2.6%)は、株式会社京浜特殊印刷、日幸印刷株式会社ともに受注が好調に推移し、同上売上高は21億91百万円(前年同期比9.4%増加)となりました。
以上により、この部門の同上売上高は508億11百万円(前年同期比4.1%増加)となり、営業利益は東京工場の減価償却費の逓減等によって39億22百万円(前年同期比7.0%増加)となりました。
② 化成品部門
当社グループ売上高の21.5%を占めるこの部門では、紙おむつ用製品の受注が年間を通じて好調であったほか、食品向け軟包装が順調に伸長し、流通市場向け製品も概ね堅調に推移したため、同上売上高は184億86百万円(前年同期比5.9%増加)となりましたが、原材料価格の上昇の影響により営業利益は7億85百万円(前年同期比14.0%減少)となりました。
③ その他
当社グループ売上高の19.3%を占めるこの部門では、流通市場向けギフト品は順調に推移しましたが、PASシステム(包装資材その他の製造・調達から在庫管理、納品まで一括で請け負うアウトソーシングシステム)に係る用度品等の売上が減少し、また繊維品に関する不採算事業を前年度末に終了したことにより、同上売上高は165億11百万円(前年同期比8.6%減少)、営業利益は16億82百万円(前年同期比1.2%増加)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べて5億64百万円増加し、111億45百万円(前期比5.3%増加)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、減価償却費18億52百万円があった一方、売上債権の増加額9億65百万円、法人税等の支払額15億80百万円等により49億30百万円の収入(前連結会計年度は37億36百万円の収入、前期比32.0%増加)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出13億31百万円、有価証券の取得による支出33億円があった一方、有価証券の売却による収入24億円等により25億99百万円の支出(前連結会計年度は39百万円の収入)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額9億94百万円、長期借入金の返済による支出5億62百万円等により17億97百万円の支出(前連結会計年度は23億10百万円の支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00674] S1004ET3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。