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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007TG3

有価証券報告書抜粋 株式会社リクルートホールディングス 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等


文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 経営成績

① 売上高
当連結会計年度の売上高は主要3セグメント全てにおいて増加した結果、前連結会計年度比2,886億円(22.2%)増加し、1兆5,886億円となりました。販促メディア事業は、ライフイベント領域がほぼ横ばいで推移した一方、日常消費領域が国内の堅調な市場環境を受け好調に推移した結果、前連結会計年度比159億円(4.8%)増加しました。人材メディア事業は、国内人材募集領域が堅調な市場環境を受け好調に推移したことに加え、海外人材募集領域において中小クライアントの獲得が継続し高い成長を維持した結果、前連結会計年度比565億円(18.7%)増加しました。人材派遣事業は、国内派遣領域が堅調な市場環境を受け好調に推移したことに加え、海外派遣領域が円安影響及びM&Aにより取得した子会社の業績寄与等により好調に推移した結果、前連結会計年度比2,148億円(31.8%)増加しました。

② 売上原価、販売費及び一般管理費
売上原価は、8,323億円と前連結会計年度比1,875億円(29.1%)増加しました。これは、主要3セグメントのうち相対的に原価率の高い人材派遣事業の連結売上高に占める割合が上昇したことによります。

販売費及び一般管理費は6,422億円と、前連結会計年度比1,095億円(20.6%)増加しました。主な内訳は次のとおりであります。
広告宣伝費は、981億円と前連結会計年度比193億円(24.6%)増加しました。これは主にマーケット伸長に対応した事業運営を行ったことに加え、Indeed, Inc.を中心としたユーザー獲得やブランド力の強化等を行ったことによります。
人件費(賞与引当金繰入額を含む)は、1,734億円と前連結会計年度比326億円(23.2%)増加しました。これは海外派遣領域においてM&Aにより子会社を取得したこと及びIndeed, Inc.を中心とした事業規模の拡大に対応した人員の強化等によります。
業務委託費は、726億円と前連結会計年度比96億円(15.3%)増加しました。これは「Airシリーズ」をはじめとした、ITを活用したクライアント業務支援サービス導入を推進したことによります。
減価償却費は、396億円と前連結会計年度比91億円(30.1%)増加しました。これは、M&Aに伴い生じたのれん以外の無形固定資産の償却費が増加したことに加えて、既存サービスにおける競争力強化を目的とした各種施策を実行したこと等によります。
のれん償却額は、479億円と前連結会計年度比100億円(26.6%)増加しました。これは、新たなM&Aに伴い生じたのれんの増加及び円安の影響により円換算額におけるのれん償却額が増加したこと等によります。

③ 営業外損益・特別損益
当連結会計年度の営業外収益の主なものは、持分法による投資利益が49億円、受取配当金が19億円、営業外費用の主なものは、為替差損が20億円、支払利息が9億円であります。
当連結会計年度の特別利益の主なものは、投資有価証券売却益が59億円、段階取得に係る差益が18億円、特別損失の主なものは、固定資産除却損が11億円、投資有価証券評価損が11億円、減損損失が8億円、関係会社株式売却損が3億円あります。

④ 税金費用並びに親会社株主に帰属する当期純利益
当連結会計年度の税金費用(法人税、住民税及び事業税並びに法人税等調整額)は581億円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は645億円と前連結会計年度比51億円(7.4%)減少しました。1株当たり当期純利益は114円28銭となりました。


(2) 財政状態

① 資産の部
流動資産は5,897億円と前連結会計年度末比230億円(4.1%)増加しました。これは主に現金及び預金の減少、受取手形及び売掛金並びに有価証券の増加によるものであります。
固定資産は5,609億円と前連結会計年度末比267億円(5.0%)増加しました。これは主にソフトウエア及び顧客関連資産等のその他無形固定資産の増加によるものであります。
以上の結果、当連結会計年度末の総資産は1兆1,506億円と前連結会計年度末比498億円(4.5%)増加しました。

② 負債の部
流動負債は2,819億円と前連結会計年度末比417億円(17.4%)増加しました。これは主に未払費用及び未払法人税等の増加によるものであります。
固定負債は916億円と前連結会計年度末比147億円(13.8%)減少しました。これは主に長期借入金及び繰延税金負債の減少によるものであります。
以上の結果、当連結会計年度末の負債合計は3,736億円と前連結会計年度末比270億円(7.8%)増加しました。

③ 純資産の部
純資産は7,770億円と前連結会計年度末比228億円(3.0%)増加しました。これは主に配当金の支払、親会社株主に帰属する当期純利益の計上、その他有価証券評価差額金及び為替換算調整勘定の減少によるものであります。

(3) キャッシュ・フローの状況

「1 「業績等の概要」 (2)キャッシュ・フローの状況」を参照ください。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E07801] S1007TG3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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