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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004FEK

有価証券報告書抜粋 スターツ出版株式会社 業績等の概要 (2014年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、各種政策の効果もあり、円安・株高基調が持続しており、引き続き緩やかな回復がみられたものの、個人消費は消費税率の引き上げに伴う駆け込み需要の反動や円安による物価上昇などにより低調に推移しました。
当社が属する出版業界におきましては、スマートフォンやタブレットPC等の普及により情報伝達手段の多様化が進み、紙メディアの市場は近年において連続的に縮小しております。このような環境の中で、当社は「感動プロデュース企業へ」という企業ビジョンを具現化する中期戦略に基づき、「東京マーケティングドメイン」、「投稿コンテンツドメイン」、「地域密着ドメイン」の3つの事業ドメインにおいて、経営資源の「選択と集中」を図るとともに、第1四半期累計期間より「ファンとの共創経営」を経営方針とし、BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)による業務効率の改善とCS(カスタマー・サティスファクション)への投資により、顧客満足度の向上に注力してまいりました。
このような営業活動の結果、当事業年度の売上高は41億63百万円(前期比4.7%減)、営業利益は2億69百万円(前期比42.7%減)、経常利益は3億1百万円(前期比39.5%減)、当期純利益は1億83百万円(前期比34.5%減)となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。

東京マーケティングドメインにおきましては、東京圏で、オリジナルのマーケティング・モデルを創造するという戦略のもと、「厳選店舗マーケティング」と「体験価値マーケティング」を軸に事業を展開してまいりました。
「厳選店舗マーケティング」は、220万人の会員数を有する女性向けウエブサイト「オズモール」の成功報酬型の送客サービス「オズのプレミアム予約」シリーズを中心に展開し、「東京女子の恋とキレイを応援!」をコンセプトに独自基準で厳選したビューティーサロン、ホテル、レストランなどの利用予約サービスを提供しております。当事業年度においては、宿泊予約と旅先でのアクティビティ体験の予約を組み合わせた「旅のしおり予約」などの新サービスの拡充や「観劇×レストラン予約」などの体験型イベントを組み合わせたオリジナルセットプランを提供しております。
「体験価値マーケティング」では、「オズモール」や女性向け情報誌「オズマガジン」、フリーマガジン「メトロミニッツ」などのメディア展開とオリジナルイベントを組み合わせたソリューションビジネスを展開しております。広告売上につきましては、景気の回復にともなう広告環境の変化により、広告出稿において雑誌などのターゲティングメディアよりもテレビ等のマスメディアへのシフトが顕著となり、前年同期と比較しますと減少しておりますが、期初より注力してきた地方自治体などをターゲットにした「旅」、商業施設などをターゲットにした「街」をテーマにした広告商品が奏功し復調してきております。また、紙メディアの販売売上につきましては、消費者のスマートフォン等の他メディアへの移行による市場縮小の影響もあり、前期と比較しますとわずかに減少しております。
このような営業活動の結果、東京マーケティングドメインの売上高は29億61百万円(前期比6.6%減)、営業利益は1億90百万円(前期比56.8%減)となりました。

投稿コンテンツドメインにおきましては、ターゲット別小説投稿サイトの運営と書籍の発行を継続的に行っております。ターゲット別小説投稿サイトにおきましては、若年層向けのケータイ小説投稿サイト「野いちご」(会員数:64万人)と20代から40代の女性向けの小説投稿サイト「Berry's cafe」(会員数:46万人)を運営しております。当事業年度におきましては、両サイトともにスマートフォンアプリのダウンロード数とPV数の増加により、広告売上が順調に増加しております。書籍の販売におきましては主力商品である若年層向けの「ケータイ小説文庫」シリーズ、20代から40代の女性向けの「ベリーズ文庫」が安定的な支持を得ており、市場全体が縮小するなかで売上は堅調に推移しております。
このような営業活動の結果、投稿コンテンツドメインの売上高は7億14百万円(前期比10.6%増)、営業利益は1億3百万円(前期比224.7%増)となりました。

地域密着ドメインにおきましては、地域に密着して信頼の輪を広げ、地域の活性化に貢献することを事業の目的とし、地域密着型フリーペーパー「アエルデ」の広告掲載営業活動と企業の販促物の制作請負を行う事業を継続的に行なっております。「アエルデ」においては、5月に発行エリアの見直しにより経営資源の集約を行ないましたが、紙クーポン広告市場の縮小とスマートフォンの普及による他社の予約サイトとの競争激化により前期と比較しますと売上は減少しております。
このような営業活動の結果、地域密着ドメインの売上高は4億87百万円(前期比11.8%減)、営業利益は29百万円(前期比55.2%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金および現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ10百万円増加し、9億42百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、2億17百万円(前事業年度の得られた資金は4億69百万円)となりました。これは主に、税引前当期純利益の3億円に、減価償却費を1億15百万円計上し、売上債権が56百万円増加し、法人税等の支払が2億26百万円発生したこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、1億49百万円(前事業年度の使用した資金は9億15百万円)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出が1億27百万円があったこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は57百万円(前年同四半期の使用した資金は57百万円)となりました。これは主に前事業年度決算の剰余金処分である配当金の支払いによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00736] S1004FEK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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