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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100518U

有価証券報告書抜粋 株式会社トーエネック 研究開発活動 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループにおける研究開発活動は、提出会社においてのみ行っており、連結子会社においては研究開発活動を行っていない。

(設備工事業)
当社は、「独自技術の展開」という経営理念に基づき、研究開発の総括部署である技術開発室において、電気・空調等、総合的なエネルギー利用に関する研究開発に取り組んでいるほか、工事施工部門においても安全性の向上、施工技術の高度化、環境保全やコストダウンを目的とした研究開発を推進している。
当連結会計年度における研究開発費は、304百万円である。
技術開発室における主な研究開発
(1) 太陽光発電設備の保守管理技術に関する研究
太陽光発電設備は、今後さらなる普及が見込まれるが、設備の劣化・故障を診断する技術は確立されていない。そこで、計測データを用いた劣化診断指標および太陽光パネルの設置場所における劣化・故障箇所の特定手法について、自社の6か所の営業所に設置されている太陽光発電設備を用いて検討を行った。
当連結会計年度は、開発した劣化診断指標を適用した、太陽光発電設備の遠隔監視システムを当社営業所に適用し、フィールド検証を行った。そして、不具合等を修正して開発を完了した。また、太陽光パネルの設置場所における劣化・故障箇所の特定手法についても開発を完了した。
(2) 空調設備の異常検知システムの開発
省エネルギーの必要性から様々な高効率空調設備が開発され導入されているが、必ずしも適正に運用されているとは言い難い。そこで、当社で既に開発済みのエネルギー遠隔監視システムを利用し、空調設備に各種センサを取りつけてそのデータを収集分析することにより異常(非省エネ運転)検知を行うシステムの開発を行った。
当連結会計年度は、空調設備の各要素機器である熱源機、冷却塔、一次・二次ポンプ、蓄熱槽などの劣化、故障、非省エネ運転を検知するソフトを開発し、実際の建物において試験運用を行った。そして、不具合等を修正し、開発を完了した。
(3) アルミ鋳造プロセスにおける省エネルギー手法に関する研究
これまでに、需要家においてアルミ鋳造プロセスのエネルギー消費量を計測し、エネルギーロスの発生要因の分析と対策方法を検討した。これにより、設備の運用改善を行うことで省エネ・省コスト効果が得られる可能性を示唆する結果が得られている。
そこで、アルミ鋳造プロセスの合理的な運用を可能とする工程・エネルギー管理ソフトの開発を目指す。
工事施工部門における主な研究開発
支線引抜き工法の開発
試作品(建柱車の抜柱機を利用して打込アンカを引抜く工具)にて、現場での作業性確認と工具使用可能箇所の調査を実施した。その結果、工具使用可能な場所であれば労力軽減と作業時間短縮に繋がることが確認できた。
今後、支線アンカ引抜工具の仕様を確立し、営業所へ配備する予定である。

(その他)

研究開発活動は特段行っていない。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00076] S100518U)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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