シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005882

有価証券報告書抜粋 徳倉建設株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社はこれまでに自社保有技術等で多数の工事を受注して実績を重ねてまいりました。今後は「保全・環境」分野の需要が加速すると予想しており、技術の研鑽を重ね自社保有技術を活かした受注へ向けて積極的に取り組んでまいります。なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は3,178千円となっております。

(建築セグメントおよび土木セグメント)
(1)流動化処理(LSS)工法
建設残土や建設泥土を高品質な埋戻し材料にリサイクルする技術です。2013年度に行った地下空洞への充填試験工事の成果をもとに、2014年度には名古屋市より道路下空洞充填工事を新規受注しました。なお、2014年3月末には岐阜大学と共同研究契約を結び、風化が進行している地下廃坑の補強方法の研究開発を始めました。
また、都市部では再開発事業や老朽化した建造物の建替え事業への用途などが増加しており、埋戻し工法(材料)としての需要が一段と高くなっています。2014年度は、関連工事も含め約7億円を受注しました。
(2)コンクリート構造物の補修・補強工法
当社は特殊ポリマーセメントモルタルであるマグネラインを利用したコンクリートの補修・補強技術を中心に、補強・補修工事の受注を増やしております。2014年度には港湾河川構造物である排水機場の耐震補強工事を受注し、橋梁の耐震補強工事等を含め約11億円の工事を受注しました。また、自社で開発した吹付け機械「PREE工法」による工事が長野県から発注され、少しずつではありますが広がりを見せています。
(3)耐摩耗工法(ノアモ工法)
砂防堰堤や水路などのコンクリート構造物で問題となる摩耗による損傷を軽減し、ライフサイクルコストの縮減を図る工法です。2013年度、独立行政法人水資源機構から受注した工事のモニタリング調査を継続して行っております。さらに自社が受注した国土交通省砂防堰堤工事での実証実験の経過観測を1年間実施し、耐摩耗性材料としての有効性が確認されました。
(4)ビル免震
免震建物(工法)は建物に伝わる地震の揺れを建物の下に取り付けた「免震装置」で緩和し、揺れの強さを抑える工法です。これまでに多数の施工実績を残しております。昨年度に引き続き、名古屋市内で大型の免震マンション建設工事を行なっています。
(5)橋の総合病院~地域の橋梁主治医~
橋梁に代表される土木構造物を効率的にメンテナンスしていく取り組みとして、「当社」・「瀧上工業株式会社」・「大日本コンサルタント株式会社」の3社で共同企業体を組み、設計施工一体型の補修事業を提案、施工を行う取り組みです。国土交通省の「フロンティア事業」に選定され、「橋の総合病院~地域の橋梁主治医~」として活動を進めています。昨年政府が発表した、「インフラ長寿命化基本計画」等の政策に伴い、この取り組みが活かされる環境になっています。今後も発注者への提案を行い、新たな実績を積み重ねてまいります。

(海外セグメント、不動産セグメントおよびその他のセグメント)
研究開発活動は特段行っておりません。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00079] S1005882)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。