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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004VHX

有価証券報告書抜粋 四国化成ホールディングス株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、日銀の大規模金融緩和による円安の加速、原油価格の急落によるエネルギーコストの低下等により、輸出関連産業を中心に企業収益に改善がみられるなど緩やかな回復基調が続いていますが、個人消費は消費税増税後の低迷が長期化しており、先行き不透明感は払拭されていません。
一方、世界経済は、欧州経済の見通しに回復の兆しが見えつつあるものの米国経済の勢いが鈍化し、また、中東・ロシア等の資源国経済の混乱や、中国経済の減速傾向がリスク要因となっています。
このような状況下、当連結会計年度の売上高は491億53百万円前連結会計年度比4.5%の増収となりました。
また、利益面におきましては、営業利益は61億6百万円前連結会計年度比0.1%の減益、経常利益は65億31百万円前連結会計年度比1.4%の増益、当期純利益は43億61百万円前連結会計年度比11.1%の増益と、概ね前年を上回る結果となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①化学品事業
(無機化成品)
ラジアルタイヤ向け原料である不溶性硫黄は、輸出を中心に販売が好調に推移しました。レーヨン・セロハン向けの二硫化炭素は、販売が低調に推移しました。浴用剤・合成洗剤向けの無水芒硝は、収益性の改善に注力しました。
以上の結果、売上高は前連結会計年度比11.2%増加し、127億90百万円となりました。
(有機化成品)
殺菌消毒剤シアヌル酸誘導品は、主要市場である米国において、米国メーカーから反ダンピング法に訴えられたことにより一時的に米国への輸出を停止しました。このため稼働率の低下による製造コスト上昇を余儀なくされ、採算性が低下しました。(なお、この米国メーカーによる訴えは米国国際貿易委員会(ITC)によって退けられたため輸出は再開しております。)排水処理剤ハイポルカは市場開拓と収益性の改善に注力しました。
以上の結果、売上高は前連結会計年度比8.1%増加し、87億44百万円となりました。
(ファイン ケミカル)
プリント配線板向けの水溶性防錆剤であるタフエースは、国内販売、輸出ともに好調に推移しました。エポキシ樹脂硬化剤を主用途とするイミダゾール類は、国内販売が伸び悩みました。また、試験製造用の設備増強により研究開発費が増加しました。
以上の結果、売上高は前連結会計年度比1.5%減少し、82億18百万円となりました。
この結果、化学品事業の売上高は297億52百万円(前連結会計年度比6.5%の増収)となりましたが、セグメント利益は52億17百万円(前連結会計年度比1.1%の減益)となりました。
②建材事業
(壁材)
新設住宅着工戸数の減少や湿式壁材市場の停滞により、低調に推移しました。
(エクステリア)
カーポートやフェンスなどを中心に、住宅分野、景観分野ともに、販売は好調に推移しましたが、円安の影響等により原材料調達価格が上昇し、収益性は低下しました。
この結果、建材事業の売上高は186億47百万円(前連結会計年度比2.1%の増収)、セグメント利益は24億65百万円(前連結会計年度比0.6%の増益)と、いずれも前年を上回りました。
③その他
情報システム事業及びフード事業の販売は低調に推移しましたが、収益性は改善されました。
この結果、その他の売上高は7億53百万円(前連結会計年度比11.8%の減収)となりましたが、セグメント利益は97百万円(前連結会計年度比31.2%の増益)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末比53億16百万円増加し、159億43百万円となりました。
営業活動によって得られた資金は、前連結会計年度比30億20百万円多い、74億86百万円となりました。
投資活動に使用された資金は、前連結会計年度比9億69百万円少ない、15億36百万円となりました。
財務活動に使用された資金は、前連結会計年度比4億73百万円少ない、9億71百万円となりました。
なお、キャッシュ・フローの詳細は、「7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3)財政状態 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00841] S1004VHX)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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