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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10070L3

有価証券報告書抜粋 大阪有機化学工業株式会社 研究開発活動 (2015年11月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

研究開発活動に関しましては、自社のコア技術を生かし市場のニーズに合致した商品をスピーディーに提供するため、営業開発部員と研究員が連携して市場の要望に対応しております。
当連結会計年度の研究開発費は9億7千4百万円となり、売上高の4.1%を占めております。
セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。

(1)化成品事業
化成品事業では、酒田工場に建設した当社主力製品である4-ヒドロキシブチルアクリレートの設備の本格的な稼働に伴い、高品質な製品が安定的に生産可能となりました。今後は、海外市場も含め拡販に努めてまいります。また、高感度・低粘度などの新規の紫外線硬化型モノマーをUVインクジェット分野や粘接着剤分野へ、用途展開を図ってまいります。

(2)電子材料事業
電子材料事業では、LCD用材料は、4Kテレビ、スマートフォン、フレキシブルディスプレイなどの市場拡大とそれら画面の微細化に対応した材料開発を積極的に行っております。また、次世代半導体レジスト用材料は、アダマンタン誘導体の拡販とともに、半導体レジストの10nm以下の厳しい品質要求に対応した製品を安定して提供できるようにより一層の技術開発に努めてまいります。

(3)機能化学品事業
機能化学品事業では、防曇性・親水性に優れた材料の開発に注力しておりさまざまな市場で本格的採用を目指しております。また、化粧品用原料についても、アクリルの重合技術を生かした材料開発を行っております。さらに、今後この事業を発展させるべく積極的に公的研究機関との共同研究を推進して参ります。

新規に開発した材料については、特許出願など知的財産権の確保に努めるとともに、学会発表や新聞発表等メディアを通じていち早く市場に提案し、顧客からのフィードバックを重視した商品開発を行います。今後ともアクリルモノマーの合成技術・アクリル重合技術・精密有機合成技術のシナジー効果を生かし、市場のニーズにマッチした独自の製品を市場に提供していきたいと考えております。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00855] S10070L3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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