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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004YET

有価証券報告書抜粋 AREホールディングス株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業活動に関しては、原油価格の下落および円安という好転要素はありましたが、輸出の伸び悩みなどから、在庫調整圧力による減速を余儀なくされました。製造業を中心として最悪期を脱しつつあるとの見方はあったものの、一部の業種を除き、その回復は緩やかな状況が続きました。また個人消費については消費税増税後の落ち込みが長引きました。
このような経済情勢の下、当社グループの各事業セグメントの状況は以下のとおりでした。
なお、当連結会計年度より、会計方針の変更を行っており、遡及処理後の数値で前連結会計年度との比較を行っております。
また、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、前連結会計年度との比較は変更後の区分により作成した情報に基づいて記載しております。

貴金属リサイクル事業セグメント
エレクトロニクス分野では、顧客の海外移転などに伴って国内市場の縮小は続いていますが、Eスクラップおよび洗浄の事業を拡大した結果、金および銀の回収量は前年同期比で増加しました。デンタル分野では、歯科材料として使用される貴金属量が減少するなか、回収量確保に努めました。宝飾分野では、市場の低迷が続き、金および銀の回収量は前年同期比で減少しましたが、プラチナ・パラジウムの回収量は前年同期比で増加しました。自動車触媒分野では、新規顧客開拓に努めた結果、パラジウムの回収量は前年同期比で増加しました。
金および銀の平均販売単価は前年同期実績を下回りました。パラジウムの平均販売単価は前年同期実績を大きく上回りました。プラチナの平均販売単価は前年同期実績とほぼ同水準で推移しました。

環境保全事業セグメント
一部の企業には回復の兆しが見られるものの、総じて生産活動は活発とはいえず、産業廃棄物の排出量は減少傾向にあります。顧客企業のリデュース、リユース、リサイクル意識の高まりにより、多様な処理対応と処理コストの低減が求められています。このような中で、当社グループ各社はワンストップ処理促進や新規取引先開拓などの営業努力を積み重ね、廃液や汚泥を中心に、前年同期比で取扱量を伸ばしました。

ライフ&ヘルス事業セグメント
建設関連市場においては、資材価格上昇や労働者需給の逼迫により、工事の完工・着工遅れや工事予算縮減等が見られました。当社グループの空調システム設計施工や電気ヒーター分野はその影響を受けました。健康機器分野では個人消費における消費税増税後の反動が長期化し、その回復はきわめて緩やかでした。また、第3四半期からの円安進行により海外からの部材調達コストは増加しました。これらの分野に属するグループ各社は部材調達コスト増加への対策に取り組みました。

以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高111,417百万円(前年同期比17,162百万円増、18.2%増)、営業利益10,480百万円(前年同期比848百万円増、8.8%増)、経常利益10,561百万円(前年同期比572百万円増、5.7%増)、当期純利益5,774百万円(前年同期比196百万円減、3.3%減)となりました。セグメント別の売上高は、貴金属リサイクル事業が77,080百万円(前年同期比131百万円減、0.2%減)、環境保全事業が15,415百万円(前年同期比651百万円増、4.4%増)、ライフ&ヘルス事業が18,920百万円(前年同期比16,642百万円増、730.7%増)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より1,371百万円増加し、当連結会計年度末には10,841百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は9,419百万円(前連結会計年度比33.0%減)となりました。
これは主に、税金等調整前当期純利益9,717百万円(前連結会計年度比1.8%減)と減価償却費1,785百万円(前連結会計年度比3.1%減)、たな卸資産の減少903百万円(前連結会計年度比21.7%減)、売上債権の減少943百万円(前連結会計年度比42.3%減)、仕入債務の減少646百万円(前連結会計年度は724百万円の増加)及び法人税等の支払5,922百万円(前連結会計年度比143.0%増)によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は29,633百万円(前連結会計年度比2,618.5%増)となりました。
これは主に、固定資産の取得による支出1,556百万円(前連結会計年度比75.6%増)及び関係会社株式の取得による支出28,775百万円(前連結会計年度比18,275.7%増)によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果得られた資金は21,442百万円(前連結会計年度は8,021百万円の使用)となりました。
これは主に、長短借入金の純増加額23,183百万円(前連結会計年度は6,160百万円の減少)及び配当金の支払額1,965百万円(前連結会計年度比0.7%増)によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E21187] S1004YET)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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