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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100572O

有価証券報告書抜粋 株式会社データホライゾン 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度(2014年4月1日~2015年3月31日)における当社グループのサービスのユーザーである保険者においては、厳しい財政状況が続くなか、データヘルス(保険者がレセプト・健診情報等のデータ分析に基づき、PDCAサイクルで効果的・効率的に実施する保健事業)による、医療費適正化に向けた動きが本格化しております。
このような状況下で、当社グループは、当連結会計年度に医療関連パッケージシステム事業の主体である連結子会社コスモシステムズ株式会社の譲渡を行いました。また、プログラム開発を委託していた連結子会社DATA HORIZON PHILS,INC.の解散を決議し、医療関連情報サービス事業への経営資源の集中を図り、データヘルスを中心とした保険者向け情報サービスの営業活動と研究開発を積極的に推進してまいりました。
当連結会計年度における当社グループの売上高は、コスモシステムズ株式会社を連結範囲から除外した影響が大きく、17億7百万円(前期比25.8%減)となりました。
医療関連情報サービス事業の売上高は国民健康保険向けの売上高が順調に伸びており12億72百万円となりましたが、前期に医療関連データベースの著作権の一部を譲渡した売上高3億円があったため、前期比は4.9%増にとどまっております。
一方、医療関連パッケージシステム事業については、コスモシステムズ株式会社を2014年10月1日付で譲渡し、連結の範囲から除外したことにより、売上高は4億35百万円(前期比60.0%減)と前年を大きく下回りました。
なお、被用者保険向けに当連結会計年度より販売を開始したデータヘルス計画および国民健康保険向け売上の検収が第4四半期に集中したため、結果的に第4四半期における売上高の比率が高くなっております。
損益面におきましては、医療関連情報サービス事業において販売体制強化に伴う人件費の増加があったことなどにより、営業損失は1億32百万円(前期は51百万円の営業損失)、経常損失は1億26百万円(前期は51百万円の経常損失)となりました。当期純損失は、DATA HORIZON PHILS,INC.の解散決議を受けて減損損失を計上したほか、期中に連結子会社であったコスモシステムズ株式会社が保有していた繰延税金資産の取崩を実施したものの、コスモシステムズ株式会社の株式譲渡に伴い子会社株式売却益が発生したため損失額が縮小し、12百万円(前期は36百万円の当期純損失)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。
イ) 医療関連情報サービス事業
当連結会計年度における医療関連情報サービス事業は、保険者向け情報サービスが順調に増加したものの、売上高は、12億72百万円(前期比4.9%増)となり、セグメント利益は、1億89百万円(前期比34.3%減)となりました。これは、前期における医療関連データベースの著作権の一部譲渡による売上高3億円は、一時的なもので、過去に開発したデータベースの譲渡のため利益率が極めて高かったことによります。
保険者向け情報サービスの売上高は、従来から取り組んでいる販売体制の強化が順調に受注につながり、国民健康保険向けの売上高が急速に拡大しているため、11億98百万円(前期比52.8%増)となりました。
このうち、国民健康保険向けの売上高は、東日本地域で、首都圏や北海道を中心に新規保険者獲得や提供サービスの追加などにより増加しております。また、東北など従来受注のなかったエリアでも新規保険者を獲得しつつあります。西日本地域においても当社のシェアが低かった山口県での受注が拡大したほか、近畿圏や九州でも新規受注が増加し、順調に売上を伸ばしました。
また、次期は国策として推進されているデータヘルスに関する保険者の関心が高まり、当期の営業活動の結果、従来の営業エリアに加えて東北や東海地方など新たな営業エリアでも新規保険者の獲得が見込まれる状況となりました。
一方で、健康保険組合向けの売上高は、従来から提供しているジェネリック医薬品通知サービスの契約終了や通知数の減少があったものの、データヘルス関連での新規受注が増加したため、全体では若干の増加となりました。
その他の医療関連情報サービスは、データベース提供料や医療関連の受託開発などであり、前期は株式会社エヌ・ティ・ティ・データへの医療関連データベースの著作権の一部譲渡により3億円の売上が計上されたため、当連結会計年度の売上高は前期と比較して大幅に減少し、73百万円(前期比82.7%減)となりました。


ロ) 医療関連パッケージシステム事業
当連結会計年度における医療関連パッケージシステム事業の売上高は、4億35百万円(前期比60.0%減)となり、セグメント損失は58百万円(前期は84百万円のセグメント損失)となりました。
医療関連パッケージシステム事業の主体であったコスモシステムズ株式会社を2014年10月1日付で譲渡し、第3四半期連結会計期間から連結除外としているため、本事業の売上高が大きく減少となりました。一方で、前期は保険薬局システムにおいて新商品の販売開始の遅れなどがあったため多額のセグメント損失を計上しており、セグメント損失は縮小となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によって得られた資金63百万円から、投資活動に使用された資金60百万円と財務活動に使用された資金1億10百万円を差し引いた結果、前連結会計年度末に比べ1億6百万円減少し、当連結会計年度末には2億53百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、「7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (4)キャッシュ・フローの分析」に記載しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E21553] S100572O)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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