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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004FSI

有価証券報告書抜粋 日華化学株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年12月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、決算日における財政状態、経営成績に影響を与えるような見積り・予測を必要としており、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り・予測をしておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積り・予測と異なる場合があります。

(2) 当連結会計年度の経営成績の分析
当連結会計年度の売上高は、前期同一期間に比べ21億9千4百万円(5.8%)増加し、399億3千万円となりました。
国内販売は、化粧品事業は横ばいとなったものの、化学品事業において繊維加工用薬剤が好調に推移したことにより、前期同一期間と比較して1億5百万円(0.6%)増加の184億3千5百万円となりました。海外販売は、台湾、中国を中心とした東南アジアにおいて化学品事業が好調に推移したこと等により、前期同一期間に比べ20億8千8百万円(10.8%)増加し、214億9千4百万円となりました。
なお、セグメントの概況につきましては「第2 事業の概況」をご参照ください。
営業利益は、化学品事業は販売が好調に推移したものの、化粧品事業において一時的な費用の発生や増員等があったことから、前期同一期間に比べ1億5千7百万円(5.2%)減少し、28億6千4百万円となりました。
経常利益は、前期同一期間に比べ3億1千7百万円(9.4%)減益の30億7千2百万円となりました。営業外損益は、持分法投資利益等の計上等により、2億7百万円の収益超過となっております。
税金等調整前当期純利益は、特別利益に固定資産売却益1億9千1百万円を計上したものの、経常利益が減少したことに加え、特別損失に減損損失7億8千5百万円を計上したこと等から、前期同一期間に比べ15億3千9百万円(40.0%)減益の23億7百万円となりました。
これらの結果、当期純利益は、前期同一期間に比べ13億1千1百万円(47.6%)減少し、14億4千6百万円となりました。

(3) 当連結会計年度の財政状態の分析
当連結会計年度における資産合計は、前連結会計年度末に比べ12億8千1百万円増加し、420億5千6百万円となりました。流動資産は、現金及び預金の増加、売上債権の増加、たな卸資産の増加等により、前連結会計年度末に比べ18億8千5百万円増加し、230億5千万円となりました。固定資産は、有形固定資産が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ6億3百万円減少し、190億5百万円となりました。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ16億7千7百万円減少し、201億1千1百万円となりました。流動負債は、仕入債務の減少、短期借入金の減少等により、前連結会計年度末に比べ4億2百万円減少し、137億8千7百万円となりました。固定負債は、長期借入金の減少等により前連結会計年度末に比べ12億7千5百万円減少し、63億2千4百万円となりました。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ29億5千9百万円増加し、219億4千4百万円となりました。これは主に利益剰余金の増加、為替換算調整勘定の増加、小数株主持分の増加によるものです。
以上の結果、自己資本比率は5.1ポイント上昇し、45.2%となりました。


(4) 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループは、永続的な成長のため、キャッシュ・フローを重視した経営を推進しております。各事業の収益性及び経営効率を高めることで、営業活動によって得られるキャッシュ・フローを最大化し、将来の成長基盤となる新規事業の創出のため、継続的な投資活動を行ってまいります。また、徹底的に効率化された企業を目指すため、営業活動、投資活動及び財務活動による収支のバランスを最適化しながら、財務体質の強化を図ってまいります。
当連結会計年度のキャッシュ・フローの概要につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりですが、キャッシュ・フローの増減要因につきましては、以下のとおりであります。
当連結会計年度に営業活動によって得られたキャッシュ・フローは、37億1百万円となりました。主な増減要因のうち売上債権の減少に伴う増加4億8千7百万円につきましては、主に韓国や中国の連結子会社において売上債権が減少したこと等によるものであります。たな卸資産の増加に伴う減少5億7千3百万円につきましては、主に化粧品事業において翌連結会計年度発売予定の新商品等の在庫が増加したこと等によるものであります。仕入債務の減少による減少3億1千2百万円につきましては、主に韓国において前連結会計年度に比べ受注が減少したことにより支払手形及び買掛金が減少したこと等によるものであります。
当連結会計年度に投資活動によって支出したキャッシュ・フローは、15億1千4百万円となりました。これは主に、台湾日華化学股フン有限公司の研究施設の建設、ニッカKOREA CO.,LTD.並びに山田製薬株式会社の製造設備拡充のための投資、当社製造設備拡充や合理化のための投資およびシステム構築のための投資等によるものであります。
当連結会計年度に財務活動によって支出したキャッシュ・フローは、19億5千5百万円となりました。これは主に、台湾日華化学股フン有限公司、浙江日華化学有限公司及び当社等において借入金の返済による支出があったことや配当金の支払等によるものであります。
これらの結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ7億5千5百万円増加し、58億1千8百万円となりました。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00887] S1004FSI)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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