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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10057BH

有価証券報告書抜粋 明治ホールディングス株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当連結会計年度の研究開発費の総額は261億5百万円であります。
当連結会計年度における研究開発活動に関し、新たに取り組んだ事項及び変更事項は次のとおりであります。

(1) 食品
当連結会計年度における研究開発活動の金額は、125億48百万円であります。

① 菓子
チョコがしっかり染み込んだ不思議食感が人気の「ガルボ」シリーズより、カカオの濃厚な味わいが楽しめる「ガルボプレミアム 深みカカオ」。
厳選したカカオ豆を使用しその加工に至る様々な工程でこだわり抜いて作ったチョコレート「明治 ザ・チョコレート こく苦カカオ」「明治 ザ・チョコレート 香るカカオ」。
人気のガム「キシリッシュ」シリーズより、色々なフルーツの味わいが楽しめるアソートタイプの新商品「キシリッシュガム フルーツアソート」。
手軽においしく“くだもの”と“コラーゲン”が楽しめる「果汁グミ コラーゲン」シリーズより、新フレーバー「果汁グミ コラーゲンライチ」。
サクサクとしたじゃがいもスナックの中に、チーズクリームを閉じ込めた新食感スナック「じゃがチーズ」。
こだわりぬいた上質なバニラアイスクリームとクラッシュアーモンド入りのカカオ風味豊かなチョコレートを使った、「meiji GOLD LINE アーモンドチョコ&バニラ マルチ」。

② 乳製品
乳たんぱく質を10g配合し、牛乳を飲むとおなかがゴロゴロする原因の乳糖を普通牛乳の2割に低減した宅配壜用乳飲料「明治ミルクでしっかり からだにチカラ」(180ml)。
リキャップ可能で衛生的な新容器を使用し、ミルクのまろやかな口当たりとすっきりとした後味を実現させ、微粉砕コーヒー豆により上品な香ばしさとやさしいコーヒーのコクを感じられる味わいを実現した乳飲料「明治白のひととき」(430ml)、京都宇治抹茶の老舗「辻利」が認めた抹茶を使用した乳飲料「辻利 かほり抹茶ラテ」(430ml)。
明治が保有する約4,000種類の乳酸菌の中から選んだ1073R-1乳酸菌を使用し、糖類を 44%カット、エネルギーを 33%カット(明治ヨーグルト R-1 ドリンクタイプ比)した「明治ヨーグルト R-1 ドリンクタイプ 低糖・低カロリー」(112ml)、乳脂肪分 1.4%の低脂肪分とした「明治ヨーグルト R-1 低脂肪」(112g)。
フィッシュコラーゲン、ミルクセラミド、アルギニンを配合、美容コラーゲンブランド「アミノコラーゲン」と LB81 乳酸菌を組み合わせた「アミノコラーゲンヨーグルト」(75g×4)、「アミノコラーゲンヨーグルト ドリンクタイプ」(92g×3)。
北海道産生クリームを使用し、乳脂肪分 40%とし、明治独自製法「ミルクの深み濃縮製法」で生乳本来の甘さとコクを高め、開封性、利便性に優れたキャップ付きスタンディングパウチを採用した「明治北海道十勝フレッシュ100」(200ml)。
カロリー・脂肪分を1/2カット(ソフトタイプマーガリン(日本食品標準成分表2010)比)しながらも、コクのある味わいを実現したスプレッド「明治コーンソフトハーフ」。
長期間熟成チーズの香り成分を研究し、「芳醇で華やかな香り」を作り出す明治独自の乳酸菌を活用させて完成させた生タイプのナチュラルチーズ「明治北海道十勝かおり濃厚パルメザンチーズ生削り」。
明治の「うまみ乳酸菌熟成」技術によって生まれた、十勝産のナチュラルチーズをブレンドし、“のせて焼く”“焼かずにはさむ”“そのままおつまみでも”の3通りの食べ方が楽しめる新しいタイプのスライスチーズ「明治北海道十勝贅沢スライス3wayタイプ うまみ濃厚チェダーブレンド7枚入/かおり濃厚パルメザンブランド7枚入」。
明治独自の「もっちり生地製法」で仕立てたフチ付きもっちり生地に、オレンジピール、ドライクランベリー、カリカリアーモンド、チョコレートをトッピングした「デザート・ピッツァ ショコラ&ドライフルーツ」
作り立てのおいしさを引き出す「プレミアムチルド製法」により、レストランで食べるような味わいが楽しめるDaily rich premiumシリーズより、「Daily rich premium ビーフカレー」、「Daily rich premium ハッシュドビーフ」。

③ 健康・栄養
高齢者・要介護者でも扱いやすいユニバーサルデザイン視点から設計され、誰でも持ちやすく、飲みやすく設計した独自容器を採用した「明治メイバランス Mini カップ」(全8種類)、「明治メイバランス ArgMini カップ」(全2種類)。
京都大学農学研究科栄養科学分野との共同研究と京料理「木之婦」の監修のもとで“乳幼児期からの味覚形成”という視点にたち、これまで市場になかった「だし」の風味にこだわった「明治プレミアムベビーフード みかくのはじまり」(全8種類)。
すべてのアスリートのスポーツライフを応援する「ザバス」ブランドより、小中学生向けプロテイン「ザバス ジュニアプロテイン マスカット味」(12食分・50食分)。
コラーゲン5000mgをはじめ、8つの美容成分を贅沢に配合し、すっきり爽やかなザクロ風味(無果汁)に仕上げた、砂糖無使用、ノンカフェインで就寝前でも安心してお飲みいただける「アミノコラーゲンプレミアムドリンク」。
牛乳にまぜるだけで乳児期に不足しがちな栄養をサポートする幼児用栄養粉末飲料「それいけ!アンパンマン幼児食 1歳からの栄養Kidsオ・レ いちご味/バナナ味/きなこ味」。

(2) 医薬品
医薬品事業におきましては、医療用医薬品における感染症、中枢神経系領域でのスペシャリティファルマを目指すとともに、今後拡大が予想されるジェネリック医薬品、農薬、動物薬等にも注力し、積極的な研究開発活動を行っております。当事業に係る研究開発費として135億57百万円を投入いたしました。
医療用医薬品における具体的な開発品目の進捗状況は、以下のとおりです。
光線力学的療法用剤「注射用レザフィリン®100mg」は、2014年9月に食道癌の適応追加、抗うつ薬「リフレックス®錠」は2015年2月に剤型追加の承認申請を実施しました。統合失調症治療薬「アセナピン(ME2136)」は、臨床第三相試験のうち比較試験を終了し、現在長期試験を実施しております。抗うつ薬「デプロメール®錠」は、「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」における開発要請に基づく対応として2013年6月より小児の強迫性障害への適応追加を目的として臨床第三相試験を実施しております。統合失調症治療薬「ジプラシドン(ME2112)」は2015年2月より臨床第三相試験を開始いたしました。また、爪真菌症治療薬「ME1111」は米国にて2013年12月より、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬「ウデナフィル(ME3113)」は2014年10月より、それぞれ臨床第二相試験を実施しております。Meiji Seika ファルマのアミノグリコシド系抗生物質であるアルベカシン吸入剤「ME1100」は米国にて、現在臨床第一相試験を実施しております。パーキンソン病治療薬「サフィナミド(ME2125)」、トラスツズマブのバイオ後続品である「DMB-3111」は、臨床第一相試験を終了いたしました。β-ラクタマーゼ阻害剤「OP0595」は豪州での臨床第一相試験を終了し、F.ホフマン・ラ・ロシュ社と開発、製造および販売に関するライセンス契約を締結しました。
生物産業分野におきましては、農薬事業では、「ME5343」を導出先のBASF社(ドイツ)と連携しながら海外での共同開発を進めております。また、新規農業用殺菌剤を導出先のダウ・アグロサイエンス社(アメリカ)と海外で共同開発を進めております。2014年9月には韓国で非選択性除草剤ザクサの登録を取得しました。国内では新規農業用殺虫剤「ME5382」の開発試験を継続中です。また、乳酸菌農薬「ラクトガード」を登録申請中です。
動物薬事業では、犬猫用の鎮痛注射剤「ME4623」、犬用の外部寄生虫駆除剤「ME4207」、牛豚用抗原虫剤「ME4206」を承認申請しました。加えて、牛用消炎鎮痛剤「フルニキシン注「明治」」の豚効能追加申請を行いました。現在承認申請中の牛用抗菌剤「ME4132」は厚生労働省でMRL(残留基準値)設定に向け審議中です。

なお、研究所については以下の4研究所体制となっております。

医薬研究所 :合成創薬のためのリード化合物の探索とその最適化、合成法検討、機器分析による構造解析並びに分子設計を中心とした創薬研究、感染症領域を中心とした創薬研究、ゲノム研究、ライフサイクルマネジメントのための研究、薬物の動態評価・安全性評価、導入薬評価
CMC研究所 :新薬・LCM・ジェネリック開発における原薬の合成プロセス確立と製剤の設計・改良検討および製剤製法確立、原薬・製剤の物性、安定性評価と規格試験法確立、治験薬(原薬、製剤)製造と製法スケールアップ・技術移管、製剤の包装設計と原価低減
バイオサイエンス研究所 :生産品目・次期生産導入品目の菌株育種及び培養・精製技術の確立、抗体医薬を中心とした創薬研究、バイオ後続品の研究開発、品質向上・コスト低減による工場支援並びにバイオ資源を活用した医薬品・農動薬・酵素・ジェネリック原料の新製品創出
生物産業研究所 :新規農薬・動物薬の創出と新製剤開発、既存品評価、販売支援業務

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E21902] S10057BH)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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