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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004EJT

有価証券報告書抜粋 株式会社エス・ディー・エス バイオテック 業績等の概要 (2014年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
わが国の経済は、政府による金融政策や経済対策の効果を背景とした株価上昇や円安による輸出企業を中心とした収益性向上により、設備投資の持ち直しや雇用環境の改善など緩やかな景気回復を続けております。しかし、その一方で消費税増税やインフレによる実質賃金の低下などを背景とした国内個人消費の低迷、米国の金融緩和縮小の見通しの影響や原油安に起因する世界経済減速懸念から、依然として先行き不透明な状況であります。
農業を取り巻く環境は、世界的には人口増加や新興国の経済拡大、バイオ燃料の開発等に伴って農作物需要が拡大しており、中長期的にも成長が継続するものと思われます。
国内農業においては、農業従事者の高齢化、後継者不足、耕作放棄地の増加等により厳しい状況が継続していることに加え、国内農業への影響が懸念されるTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の締結は、各国との調整が難航しており、先行き不透明な状況であります。
このような中、当社グループの状況は国内販売において殺菌剤関連分野及び水稲除草剤関連分野を中心に全体的に好調に推移しました。さらに継続する円安の影響を受け、輸出事業を中心に収益が改善しております。また、前連結会計年度に連結子会社化したRamcides社の業績が期初から寄与しており、大幅に収益が増加しております。
この結果、当連結会計年度の売上高は157億40百万円(前年同期比27億6百万円増、同20.8%増)、営業利益は15億65百万円(前年同期比4億36百万円増、同38.7%増)、経常利益は13億86百万円(前年同期比3億75百万円増、同37.2%増)、当期純利益は8億13百万円(前年同期比1億71百万円増、同26.6%増)となりました。
当社グループは農薬事業セグメントのみの単一セグメントでありますが、事業の傾向を示すために品目別に業績を記載します。

(殺菌剤)
当連結会計年度における売上高は52億67百万円(前年同期比6億68百万円増、同14.5%増)となりました。当社のフィリピン向けダコニール関連剤の出荷を中心に海外販売が好調に推移したことに加え、円安効果もプラスに影響する結果となりました。

(水稲除草剤)
当連結会計年度における売上高は42億66百万円(前年同期比4億39百万円増、同11.5%増)となりました。国内におけるベンゾビシクロン関連剤(原体及び製剤)の出荷を中心に好調に推移したことによるものです。

(緑化関連剤)
当連結会計年度における売上高は24億95百万円(前年同期比5億73百万円増、同29.8%増)となりました。当社のクロレート関連製品及びカルブチレート関連製品が堅調に出荷されたことに加え、Ramcides社のインド国内出荷が好調に推移したことによるものです。

(殺虫剤)
当連結会計年度における売上高は24億30百万円(前年同期比6億94百万円増、同40.0%増)となりました。Ramcides社のインド国内における主力製品群が好調に推移したことによるものです。

(その他)
当連結会計年度における売上高は12億81百万円(前年同期比3億29百万円増、同34.7%増)となりました。Ramcides社の機能性肥料が好調に推移したことによるものです。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、投資有価証券の取得や長期借入金の返済等による減少がありましたが、税金等調整前当期純利益の計上、長期借入金による調達等により、11億1百万円(前年同期は3億80百万円)となりました。主な要因は、以下のとおりとなります。
(営業活動におけるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は10億41百万円(前年同期は15億14百万円の収入)となりました。主な内訳は、税金等調整前当期純利益の計上13億76百万円(前年同期は10億10百万円の計上)、減価償却費の計上3億55百万円(前年同期は3億75百万円の計上)、売上債権の増加7億25百万円(前年同期は3億92百万円の増加)、たな卸資産の増加6億93百万円(前年同期は1億73百万円の減少)によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は15億16百万円(前年同期は18億71百万円の支出)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出12億75百万円、有形固定資産の取得による支出2億38百万円(前年同期は2億17百万円の支出)によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果調達した資金は11億49百万円(前年同期は12億57百万円の支出)となりました。主な内訳は、長期借入金による資金調達27億18百万円(前年同期は19億円の調達)、長期借入金の返済20億14百万円(前年同期は14億67百万円の返済)、短期借入金の純増6億1百万円(前年同期は15億42百万円の純減)です。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E21969] S1004EJT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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