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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10050QG

有価証券報告書抜粋 中国塗料株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における世界経済は、日本で消費増税によるマイナス成長が2四半期連続し、ユーロ圏でもウクライナを巡るロシアとの対立から牽引役のドイツが失速するなど、一部で停滞が見られました。また、こうした日欧の不振に加え、消費主導型経済への転換を図る中国が投資抑制姿勢を続ける中、唯一好調な米国に支えられ、かろうじて緩やかな回復基調を維持しました。
当社グループを取り巻く環境としましては、船舶分野では、主要造船国において新造船建造量が逓減傾向から全面的に底入れ基調に転じ、また修繕市場においても堅調な需要が続きました。工業分野においては、日本で消費増税に伴う反動減が見られましたが、海外では底堅い市況が続き、またコンテナ分野においても特段の調整が行われることなく、高位安定的なコンテナボックスの生産が継続しました。
このような経営環境の中、当連結会計年度における当社グループの売上高は、106,737百万円(前期比17.4%増)となりました。また、利益面では、売上総利益の増加に加え、前期に比べ貸倒引当金繰入額が減少したことなどから、営業利益が7,442百万円(同83.4%増)、経常利益が8,359百万円(同65.2%増)、当期純利益が4,748百万円(同45.2%増)となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。
① 日本
工業用塗料需要が消費増税の影響により低調となりましたが、船舶用塗料需要が底入れに転じたことから、売上高は36,532百万円(前期比4.4%増)となりました。
② 中国
新造船市場の底入れに加え、工業・コンテナ用市場がともに堅調であったことから、売上高は34,356百万円(同31.8%増)となりました。
③ 韓国
主力の商船向け受注に持ち直しが見られたことから、売上高は11,575百万円(同36.6%増)となりました。
④ 東南アジア
修繕船需要が堅調に推移し、工業市場も底堅かったことから、売上高は11,816百万円(同12.0%増)となりました。
⑤ 欧州・米国
船舶用塗料の販売が堅調であったことに加え、工業用塗料需要も伸びたことから、売上高は12,456百万円(同15.3%増)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1,362百万円増加し、24,400百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前当期純利益が増加したものの、売上債権の増加などにより、前連結会計年度に比べ5,728百万円減少し4,355百万円のプラスとなりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
定期預金の預入による支出が増加したものの、定期預金の払戻による収入の増加や固定資産の取得による支出が減少したことなどにより、前連結会計年度に比べ1,767百万円増加し596百万円のマイナスとなりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
短期借入金の返済による支出が減少したことなどにより、前連結会計年度に比べ520百万円増加し3,900百万円のマイナスとなりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00897] S10050QG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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