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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10053CQ

有価証券報告書抜粋 太陽ホールディングス株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

本項目は当連結会計年度(2014年4月1日から2015年3月31日までの12ヶ月間)について記載しています。
なお、四半期については以下の略語を使用しています。
略 語内 容
第1四半期 第1四半期連結会計期間(4月1日~6月30日(3ヶ月間))
第2四半期 第2四半期連結会計期間(7月1日~9月30日(3ヶ月間))
第3四半期 第3四半期連結会計期間(10月1日~12月31日(3ヶ月間))
第4四半期 第4四半期連結会計期間(1月1日~3月31日(3ヶ月間))

(1)業績
当連結会計年度における世界経済は、米国経済は堅調な景況や個人消費の増加による着実な景気回復が続き、欧州経済においても景気の持ち直しの動きがみられる一方、中国経済は政府の景気支援策などを背景に製造業の景況感が一時的に回復したものの景気拡大の速度は鈍化しました。日本経済においては消費税増税後の落ち込みは薄れつつあり、雇用や所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調を維持しました。
当社グループの関連市場である電子部品業界については、スマートフォンやサーバー、車載関連部材の需要が堅調に推移しました。
このような状況の下、当連結会計年度の売上高は48,260百万円(前年同期比9.1%増)となりました。
PWB用部材については、リジッド基板用部材やPKG基板用部材が堅調に推移したため販売数量は増加し、販売金額も為替の影響等により前年同期を上回る水準となりました。この結果、PWB用部材の売上高は44,475百万円(前年同期比16.3%増)となりました。
PDP用部材を主体とするFPD用部材については、主要顧客のPDP事業からの撤退の影響により販売数量が減少しました。この結果、FPD用部材の売上高は1,976百万円(前年同期比56.6%減)となりました。
以上の結果、営業利益は9,254百万円(前年同期比22.3%増)、経常利益は9,529百万円(前年同期比21.7%増)となり、当期純利益は6,667百万円(前年同期比35.2%増)となりました。

セグメントの業績は以下のとおりです(売上高にはセグメント間の内部取引が含まれています)。
① 日本
日本を構成する連結会社は生産販売子会社である太陽インキ製造株式会社です。
PKG基板用部材等の高機能品がスマートフォン関連部材を中心に堅調に推移したため販売数量、販売金額ともに前年同期を上回りました。
この結果、売上高は15,786百万円(前年同期比12.7%増)、セグメント利益は2,466百万円(前年同期比29.4%増)となりました。
② 中国(含む香港)
中国を構成する連結会社は生産販売子会社である太陽油墨(蘇州)有限公司および永勝泰油墨(深圳)有限公司と主に華南市場向け営業活動を行う販売子会社であるTAIYO INK INTERNATIONAL(HK)LIMITEDおよび太陽油墨貿易(深圳)有限公司です。なお、永勝泰油墨(深圳)有限公司は永勝泰科技股份有限公司の子会社です。
PWB用部材は、前第1四半期連結会計期間において持分法により損益を取り込んでいた永勝泰油墨(深圳)有限公司の損益計算書を当第1四半期連結会計期間より連結したことに加え、車載やスマートフォン関連部材を中心に好調に推移したため販売数量、販売金額ともに前年同期を上回りました。
この結果、売上高は20,421百万円(前年同期比14.8%増)、セグメント利益は3,507百万円(前年同期比34.0%増)となりました。
③ 台湾
台湾を構成する連結会社は生産販売子会社である台湾太陽油墨股份有限公司および永勝泰科技股份有限公司(その他 子会社3社)です。
PWB用部材は、前第1四半期連結会計期間において持分法により損益を取り込んでいた永勝泰科技股份有限公司(その他 子会社3社)の損益計算書を当第1四半期連結会計期間より連結したことに加え、車載、サーバー、スマートフォン関連部材の需要が好調に推移したため販売数量、販売金額ともに前年同期を上回りました。
この結果、売上高は9,614百万円(前年同期比14.5%増)、セグメント利益は1,763百万円(前年同期比23.5%増)となりました。

④ 韓国
韓国を構成する連結会社は生産販売子会社である韓国タイヨウインキ株式会社です。
FPD用部材は主要顧客のPDP事業からの撤退の影響により販売数量、販売金額ともに前年同期を下回りました。一方で、利益率が高いPKG基板用部材は高機能なスマートフォン関連部材の需要が好調に推移したため利益は前年同期を上回りました。
この結果、売上高は9,199百万円(前年同期比13.2%減)、セグメント利益は1,212百万円(前年同期比
12.9%増)となりました。

⑤ その他
その他を構成する連結会社はTAIYO AMERICA,INC.およびTAIYO INK INTERNATIONAL(SINGAPORE)PTE LTDです。
TAIYO AMERICAにつきましては、輸出が好調に推移しました。
TAIYO INK INTERNATIONAL(SINGAPORE)につきましては、車載関連部材市場の拡大により好調に推移しました。
この結果、売上高は4,140百万円(前年同期比17.5%増)、セグメント利益は555百万円(前年同期比22.5%増)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度の連結キャッシュ・フローの状況と大口要因は下表のとおりです。
前連結
会計年度
(百万円)
当連結
会計年度
(百万円)
大口要因
営業活動による
キャッシュ・フロー
7,0209,232税金等調整前当期純利益約99億円、減価償却費により約14億円の増加、法人税等の支払により約20億円の減少
投資活動による
キャッシュ・フロー
△3,839△2,913有形固定資産の取得による支出で約27億円の減少、定期預金の預入による支出で約22億円の減少、定期預金の払戻による収入で約16億円の増加、投資有価証券の売却による収入で約6億円の増加
財務活動による
キャッシュ・フロー
2,350△9,919自己株式の取得による支出で約92億円の減少、長期借入金の借入による収入で約66億円の増加、長期借入金の返済による支出で約49億円の減少、配当金の支払により約23億円の減少
現金及び現金同等物の増減額6,571△2,154
現金及び現金同等物の期末残高20,33818,183

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00913] S10053CQ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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