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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10056K3

有価証券報告書抜粋 エスケー化研株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社研究技術開発グループは、建築用、住宅用、建材用等各分野において、材料の基礎研究、先進製品開発技術をベースに、製品の高機能化、高級化、高付加価値化を目指し、新市場への製品開発、需要開発を推進しております。当連結会計年度の研究開発活動は、当社において、従来の技術開発を主に行う第一技術研究所と高機能材料等の先端技術の研究開発を行う第二技術研究所が相互に連携し合い、各種建築仕上材料の開発を中心に各分野の開発を推進しております。
当連結会計年度における各事業分野の研究の目的、主要課題、研究開発成果及び研究開発費は次のとおりであります。なお、当連結会計年度中に支出した研究開発費の総額は8億5百万円であります。この中には、各事業部門に共通の基礎研究及び開発費用2億25百万円が含まれております。

(1)建築仕上塗材事業
主力分野である建築仕上塗材事業では、省エネルギー、環境負荷低減等、トータル的な環境保全を目的として、従来から継続される「快適・健康・安心・安全・環境」をテーマに、高機能化、水性化、省エネ化の環境対応型の製品開発を中心とし、さらに改修市場への対応製品の開発にも注力致しました。
建築用では、サイディングボード改修用サーフェーサーに加え、新たに同改修用上塗材の開発、多様化したサイディングボードに対する幅広い下地適用範囲拡大化を図った二液弱溶剤形シーラーの開発を行いました。これらに加え、ローラー施工が可能な水性多彩模様塗料や石材調仕上塗材を開発し、改修需要に対応して参りました。また、弊社独自のセラミック複合技術を応用した一液水性超低汚染高耐久塗料のラインナップ化を図り、マンション、住宅等の資産価値向上に対応して参りました。さらには、屋根用遮熱塗料のJIS認定を取得したことから、一段と省エネ化需要の開拓を推進して参ります。
当事業に係る研究開発費は、5億6百万円であります。

(2)耐火断熱材事業
耐火断熱材事業では、高層ビルや一般建築物や倉庫等の居住性、安全性向上への貢献として、鉄骨用耐火被覆材、不燃断熱材料の積極的な提案を行い、また昨今の専門工人員不足への施工省力化等への要望に対する継続的な特殊耐火、防火材料の新技術、新工法の応用開発を推し進めました。これらの開発により、今期は、弊社のオリジナル製品となります発泡系耐火シートの耐火認定拡大に注力し、また、耐火被覆材の主力製品の一つとなりました発泡系耐火塗料において設計、工程の見直しによる工期短縮化を図り、適格に市場ニーズに対応して参りました。一方で、不燃断熱材料では、その優れた防火性、耐震性から、火災、地震等の災害に対する安全対策への意識向上から、既存建築物の改修案件のような新しい用途へも多く採用され、今後も引き続き改修需要の拡大が見込まれます。耐火被覆材、不燃断熱材料ともに、より一層の技術開発、工法開発、認定取得を進め、両分野におけるシェア拡大に努めて参ります。
当事業に係る研究開発費は、73百万円であります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00916] S10056K3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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