シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10052KE

有価証券報告書抜粋 株式会社東京エネシス 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
わが国の景気は、原油安や低金利等の良好な経済環境と消費者マインドの持ち直しを背景に、緩やかな回復傾向が持続しておりますが、当社グループの経営環境は、電力システム改革の流れを受けた電力会社による経営改革の推進と徹底した合理化策の展開により、厳しい状況が継続しております。
このような状況の中、当社グループは、長年培ってきた現場技術力をはじめ、持てる力を結集して、社会のインフラを守るという役割を果たしてまいりました。
具体的には、電力の安定供給に向けた各火力発電所の定期点検手入工事や各種修理工事、福島第一原子力発電所の廃炉措置における汚染水処理系や循環冷却系等の設備保守点検工事、福島地域の復興関連工事、柏崎刈羽原子力発電所の安全対策他の点検修理工事等、各種電力関連設備の設置・保守工事に全社を挙げて取り組んでまいりました。
また、全国各地で太陽光発電設備設置工事の受注活動を幅広く展開し、EPC事業(設計・調達・建設)やO&M(運転・保守業務)も積極的に手掛けてまいりました。なお、当期におきましては、当社グループが実施する初の太陽光発電所を宮城県登米市及び埼玉県鳩山町に設置する等、再生可能エネルギー関連事業へ大きく進出を果たしました。
これらにより、当社グループの業績につきましては、受注高は、設備工事業の増加により、総額で前期比201億57百万円増の757億47百万円となりました。
売上高は、設備工事業の増加により、総額で前期比58億11百万円増の600億8百万円となりました。
次期繰越高は、前期比157億39百万円増の414億89百万円となりました。
利益面につきましては、太陽光発電設備設置工事や福島第一原子力発電所の廃炉関連工事、福島地域の復興関連工事の売上が増加したことに加え、会社全般にわたる選択と集中による収益性の改善と原価低減の徹底に努めたことにより、営業利益は前期比28億23百万円増の55億93百万円、経常利益は前期比28億24百万円増の57億2百万円となりました。当期純利益は、前期比16億99百万円増の34億20百万円となりました。

セグメント別の業績は、次のとおりであります。
(設備工事業)
受注高は、通信部門が減少となりましたが、火力・産業部門、水力・変電部門が太陽光発電設備設置工事等により増加し、原子力部門が福島第一原子力発電所の汚染水処理系や循環冷却系の設備保守点検工事等により増加したため、前期比202億8百万円増の745億73百万円となりました。売上高は、火力・産業部門、水力・変電部門、通信部門が減少となりましたが、原子力部門が増加したため、前期比57億89百万円増の587億97百万円となりました。セグメント利益は、前期比43億33百万円増の74億66百万円となりました。

(その他の事業)
受注高及び売上高は、前期比3億34百万円増の10億41百万円となり、セグメント利益は、前期比5百万円増の2億14百万円となりました。
(注) 「第2 事業の状況」の各記載金額には消費税等は含まれておりません。

参考:セグメントの名称に対応した部門等の名称
セグメントの名称部 門 等
設備工事業火力・産業部門、原子力部門、水力・変電部門、通信部門
その他の事業不動産事業、リース・レンタル事業、保険代理業

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比べて30億88百万円減少の、108億60百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、24億38百万円の資金の増加(前連結会計年度は36億17百万円の資金の増加)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益の計上及び仕入債務の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、54億46百万円の資金の減少(前連結会計年度は15億33百万円の資金の増加)となりました。これは主に有価証券の取得によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、81百万円の資金の減少(前連結会計年度は6億63百万円の資金の減少)となりました。これは主に配当金の支払によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00092] S10052KE)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。