有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10052A1
ロート製薬株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループは、消費者の快適性の実現と高機能を付加した製品の提供を目的として、アイケア関連、スキンケア関連、内服・食品関連を中心に、独創的かつ差別化した製品の研究開発活動を積極的に展開しております。当社では、当連結会計年度において医療用成分のOTC化への積極的な取組み、機能性化粧品や特定保健用食品を含む高機能性食品の領域に実効性のある、独自性の高い新製品を投入することによって事業基盤の強化を図っております。また、研究所を拠点に、国内外の大学をはじめとした外部機関との共同研究の推進を図るなど研究開発を効率化し、製品のスピード開発を進めております。
当連結会計年度の連結会社の研究開発費総額は、55億8千5百万円(セグメント間の取引消去後)であり、セグメントごとの研究開発活動は、次のとおりであります。
マーケットリーダーであるアイケア関連におきましては、競争優位を強化維持するため、高品位の製品開発を目指した作用成分の遺伝子解析による機能解析や、遺伝子工学的手法による作用成分の探索、機能に特化した製剤技術研究等を一層強化し、消費者の快適性の実現、効果・持続性の増強、安全性の向上等の高機能を付加し、消費者ニーズに対応した製品の研究開発を積極的に行っております。
当連結会計年度における主な成果としまして、活動的なシニア世代の瞳を応援する目薬として、年齢や乾きによる眼疲労、目やにに伴うかすみに着目した「ロートVアクティブ」を開発いたしました。また、スマートフォンやPCなどデジタル機器より多く発せられるブルーライト等による眼のダメージに効く目薬として「ロート デジアイ」を発売いたしました。さらに、やさしいさし心地で涙を補給したいという一定のニーズにお応えするために、1週間で使い切るフレッシュな目薬「ロートソフトワン点眼液(5mL x 4本入り)」を開発いたしました。
スキンケア関連におきましては、医薬品、医薬部外品及び化粧品等の分野を中心として、消費者の快適性の実現や製薬企業としての技術基盤に基づく、より一層の安全性・有効性の向上、さらに機能性を高めて競合他社品との差別化を図ることを重点課題として、研究開発活動を行うとともに、積極的に新規分野の拡大を目指しております。
当連結会計年度における主な成果としまして、医薬品では、思春期ニキビとは異なり、成人してからできる大人ニキビの原因に着目した治療薬を開発し、症状に応じて選択できる「アクネス25」シリーズを発売いたしました。また、患部に直に薬液を塗ることができるダイレクト容器を採用し、つらい頭皮などの湿疹、かゆみにしっかり効く治療薬「メンソレータム メディクイックHゴールド」を発売いたしました。
医薬部外品では、ミドル世代特有のアブラっぽい汗や頭皮にこびりつきやすい皮脂・汗臭に着目した「薬用スカルプケアシャンプー」をデオドラントスキンケアブランド「デ・オウ」より発売いたしました。数ある炭の中から、汚れやニオイ物質をしっかりと吸着する薬用炭を使用。皮脂・汚れを徹底洗浄し、爽やかな頭皮に導くことを実現いたしました。
また、ニキビや肌荒れを防ぐ成分を配合し、肌のコンディションを整え、さらに保湿力を兼ね備えた薬用化粧水を開発し、「肌研(ハダラボ)」ブランドより、『薬用極潤スキンコンディショナー』として発売いたしました。
そして制汗剤ブランド「リフレア」では、汗と反応して香るボール型直塗りの薬用デオドラント「デオボール」を開発いたしました。
化粧品では、体内時計をつかさどる遺伝子「時計遺伝子」に着目し、肌細胞の老化モデルにおいて、サーカディアンリズムが乱れることを確認しました。これは、エイジングに伴う肌機能低下のメカニズムの一つと考えられます。本研究成果は今後、アンチエイジング製品の開発に応用して行きます。
機能性化粧品の先駆けとなる「オバジ」ブランドからは、初のベースメイクラインとして、紫外線を味方につける世界初の「トーンチェンジパウダー」を配合した「オバジCセラムファンデーション」「オバジCトーンチェンジベース」「オバジCクリアフェイスパウダー」を開発いたしました。
また、肌のうるおいを守るバリア機能に着目し、天然型マルチセラミドを配合した乾燥肌用ボディケアシリーズ「ケアセラ」や、「ドーム型容器」採用の新感覚リップクリーム「Chu Lip(チューリップ)」を発売しました。「Chu Lip(チューリップ)」は球状のリップクリームで、上下の唇を一度で塗ることができ、さらに五感で楽しむことができる製剤設計を実現いたしました。
内服関連におきましては、胃腸薬を中心とした総合ブランド「パンシロン」から、速効性制酸剤「炭酸水素ナトリウム」と健胃生薬「チンピ末」を新配合し、胃痛だけでなく胃酸逆流などによる胸やけに効く胃腸薬「パンシロンキュアSP」「パンシロンキュアSP錠」を開発いたしました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、45億5千万円であります。
製薬企業としての技術基盤に基づいて、より一層の安全性、有効性、さらに機能性を向上させ、消費者の快適性を実現するとともに、競合他社品との差別化を図ることを重点課題として、特にアイケアならびにスキンケア関連の研究開発活動を進めるとともに、積極的に新規分野の拡大を目指しております。アイケア関連では、眼の充血に対する効果を強化した点眼剤「ロート クール マックス」を開発いたしました。また、「ハダラボ トーキョー」ブランドより、高機能を有する「アルティメット アンチエイジング フェイシャル マスク」ならびに「エイジ コレクティング アイクリーム」を発売いたしました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、5億4千7百万円であります。
スキンケア関連を中心として、消費者の快適性の実現や製薬企業としての技術基盤に基づく、より一層の安全性・有効性の向上、さらに機能性を高めて競合他社品との差別化を図ることを重点課題として、研究開発活動を行うとともに、積極的に新規分野の拡大を目指しております。冷却パッチ及び温感パッチ等の消炎鎮痛剤への継続的な改良を行っております。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、1億6千5百万円であります。
スキンケア関連を中心として、機能性を高めて競合他社品との差別化を実現すべく研究開発活動を行うとともに、積極的に新規分野の拡大を目指しております。
中国におきましては、スキンケア分野においてリップクリーム、にきび用剤、日やけ止め等を中心に積極的な研究開発を行っております。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、3億2千3百万円であります。
当連結会計年度の連結会社の研究開発費総額は、55億8千5百万円(セグメント間の取引消去後)であり、セグメントごとの研究開発活動は、次のとおりであります。
マーケットリーダーであるアイケア関連におきましては、競争優位を強化維持するため、高品位の製品開発を目指した作用成分の遺伝子解析による機能解析や、遺伝子工学的手法による作用成分の探索、機能に特化した製剤技術研究等を一層強化し、消費者の快適性の実現、効果・持続性の増強、安全性の向上等の高機能を付加し、消費者ニーズに対応した製品の研究開発を積極的に行っております。
当連結会計年度における主な成果としまして、活動的なシニア世代の瞳を応援する目薬として、年齢や乾きによる眼疲労、目やにに伴うかすみに着目した「ロートVアクティブ」を開発いたしました。また、スマートフォンやPCなどデジタル機器より多く発せられるブルーライト等による眼のダメージに効く目薬として「ロート デジアイ」を発売いたしました。さらに、やさしいさし心地で涙を補給したいという一定のニーズにお応えするために、1週間で使い切るフレッシュな目薬「ロートソフトワン点眼液(5mL x 4本入り)」を開発いたしました。
スキンケア関連におきましては、医薬品、医薬部外品及び化粧品等の分野を中心として、消費者の快適性の実現や製薬企業としての技術基盤に基づく、より一層の安全性・有効性の向上、さらに機能性を高めて競合他社品との差別化を図ることを重点課題として、研究開発活動を行うとともに、積極的に新規分野の拡大を目指しております。
当連結会計年度における主な成果としまして、医薬品では、思春期ニキビとは異なり、成人してからできる大人ニキビの原因に着目した治療薬を開発し、症状に応じて選択できる「アクネス25」シリーズを発売いたしました。また、患部に直に薬液を塗ることができるダイレクト容器を採用し、つらい頭皮などの湿疹、かゆみにしっかり効く治療薬「メンソレータム メディクイックHゴールド」を発売いたしました。
医薬部外品では、ミドル世代特有のアブラっぽい汗や頭皮にこびりつきやすい皮脂・汗臭に着目した「薬用スカルプケアシャンプー」をデオドラントスキンケアブランド「デ・オウ」より発売いたしました。数ある炭の中から、汚れやニオイ物質をしっかりと吸着する薬用炭を使用。皮脂・汚れを徹底洗浄し、爽やかな頭皮に導くことを実現いたしました。
また、ニキビや肌荒れを防ぐ成分を配合し、肌のコンディションを整え、さらに保湿力を兼ね備えた薬用化粧水を開発し、「肌研(ハダラボ)」ブランドより、『薬用極潤スキンコンディショナー』として発売いたしました。
そして制汗剤ブランド「リフレア」では、汗と反応して香るボール型直塗りの薬用デオドラント「デオボール」を開発いたしました。
化粧品では、体内時計をつかさどる遺伝子「時計遺伝子」に着目し、肌細胞の老化モデルにおいて、サーカディアンリズムが乱れることを確認しました。これは、エイジングに伴う肌機能低下のメカニズムの一つと考えられます。本研究成果は今後、アンチエイジング製品の開発に応用して行きます。
機能性化粧品の先駆けとなる「オバジ」ブランドからは、初のベースメイクラインとして、紫外線を味方につける世界初の「トーンチェンジパウダー」を配合した「オバジCセラムファンデーション」「オバジCトーンチェンジベース」「オバジCクリアフェイスパウダー」を開発いたしました。
また、肌のうるおいを守るバリア機能に着目し、天然型マルチセラミドを配合した乾燥肌用ボディケアシリーズ「ケアセラ」や、「ドーム型容器」採用の新感覚リップクリーム「Chu Lip(チューリップ)」を発売しました。「Chu Lip(チューリップ)」は球状のリップクリームで、上下の唇を一度で塗ることができ、さらに五感で楽しむことができる製剤設計を実現いたしました。
内服関連におきましては、胃腸薬を中心とした総合ブランド「パンシロン」から、速効性制酸剤「炭酸水素ナトリウム」と健胃生薬「チンピ末」を新配合し、胃痛だけでなく胃酸逆流などによる胸やけに効く胃腸薬「パンシロンキュアSP」「パンシロンキュアSP錠」を開発いたしました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、45億5千万円であります。
製薬企業としての技術基盤に基づいて、より一層の安全性、有効性、さらに機能性を向上させ、消費者の快適性を実現するとともに、競合他社品との差別化を図ることを重点課題として、特にアイケアならびにスキンケア関連の研究開発活動を進めるとともに、積極的に新規分野の拡大を目指しております。アイケア関連では、眼の充血に対する効果を強化した点眼剤「ロート クール マックス」を開発いたしました。また、「ハダラボ トーキョー」ブランドより、高機能を有する「アルティメット アンチエイジング フェイシャル マスク」ならびに「エイジ コレクティング アイクリーム」を発売いたしました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、5億4千7百万円であります。
スキンケア関連を中心として、消費者の快適性の実現や製薬企業としての技術基盤に基づく、より一層の安全性・有効性の向上、さらに機能性を高めて競合他社品との差別化を図ることを重点課題として、研究開発活動を行うとともに、積極的に新規分野の拡大を目指しております。冷却パッチ及び温感パッチ等の消炎鎮痛剤への継続的な改良を行っております。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、1億6千5百万円であります。
スキンケア関連を中心として、機能性を高めて競合他社品との差別化を実現すべく研究開発活動を行うとともに、積極的に新規分野の拡大を目指しております。
中国におきましては、スキンケア分野においてリップクリーム、にきび用剤、日やけ止め等を中心に積極的な研究開発を行っております。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、3億2千3百万円であります。
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