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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10053YM

有価証券報告書抜粋 栄研化学株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

「日本経済再生の柱として、医療、医薬品、医療機器を戦略産業として育成する」という政府方針のもとで日本発の技術輸出が求められる中、グローバル製品の開発を最重要課題として市場動向の把握に努め、既存の大型製品群の強化充実並びに独自技術と研究開発力の強化による製品開発を推進してまいりました。
遺伝子検査試薬では、FINDとの共同開発による途上国向け結核菌検出試薬として「Loopamp 結核菌群検出試薬キット」と「Loopamp PURE DNA抽出キット」を既に国内で発売しておりますが、2014年8月には一部変更申請が承認され、喀痰以外の検体も測定可能となりました。同試薬の海外展開については、中国で2014年10月、韓国で2015年3月に登録承認されました。WHO推奨を受けるための14カ国での追加評価試験は2014年12月に終了し、現在データ解析中です。2015年秋の推奨取得を目指しております。また近年強く望まれているNear the patientでの検査に対応するため、次世代の遺伝子検査として全自動遺伝子検査装置および多項目遺伝子検査チップを開発いたしました。今後、早期の製品化に向けて取り組んでいきます。
免疫学的検査用試薬では、2012年8月に発売いたしました生物発光酵素免疫測定法(BLEIA法)を測定原理とした糞便中のノロウイルスを検出するBLEIAシステムで、より衛生的に効率よく糞便検査が行える専用採便容器「BL採便容器」と装置ユニットを2015年2月に発売いたしました。また、胃がんリスク診断の関連で注目されているヘリコバクター・ピロリ感染症検査薬の「LZテスト‘栄研’H.ピロリ抗体」を2014年9月に発売いたしました。イムノクロマト法を原理とした迅速検査製品としてレジオネラ尿中抗原検査用キット「イムノキャッチ-レジオネラ」を2014年12月に発売いたしました。
細菌学的検査用試薬では、薬剤感受性キット「酵母用真菌DP‘栄研’」に新規薬剤カスポファンギンを追加し2015年1月に発売いたしました。また、サルモネラ、シゲラ及び腸管出血性大腸菌の分離培地「バイメディア5S+A寒天培地Ⅱ/ViEHEC寒天培地Ⅱ」の改良品を2014年6月に、腸管出血性大腸菌分離培地「ポアメディアViEHEC寒天培地Ⅱ」の改良品を2014年6月に発売いたしました。カンピロバクター検査用培地「ポアメディアmCCDA培地」のESBL(基質特異性拡張型βラクタマーゼ)産生菌に対する抑制強化を行い2015年3月に発売いたしました。
一般検査用試薬では、便潜血測定装置「OCセンサーPLEDIA」を2014年11月に、全自動尿分析装置「US-3500」を2015年2月に発売いたしました。
大塚製薬株式会社とは業務提携契約に基づき、両社が補完できる領域を中心に共同開発を引き続き検討中であります。
なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は24億56百万円となりました。


事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


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