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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10054DX

有価証券報告書抜粋 キッセイ薬品工業株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府主導による経済政策を背景とした円安基調や株価の上昇に加え米国経済の回復などの追い風を受け、景気回復への足掛かりが見え始めてきた一方、依然として不安感の残る欧州経済や中国をはじめとする新興諸国経済の景気減速の影響などにより、先行き不透明な状況で推移しました。
医薬品業界におきましては、後発品使用促進策等の医療費抑制策の進展に加え、昨年4月に実施されました薬価改定におきまして、新薬創出・適応外薬解消等促進加算の試行的導入が継続される一方で、後発品への置き換えが進まない長期収載医薬品への特例引き下げが実施されるなど、引き続き厳しい経営環境のもとに推移しております。また、情報サービス業界、物品販売業界、建設業界におきましては、企業におけるIT投資及び設備投資意欲に持ち直し感が見られるものの、足元の景気は個人消費を中心に回復の足取りが鈍く、依然として厳しい競争環境下にありました。
このような状況下、当連結会計年度の業績は以下のとおりとなりました。
前連結会計年度
(自 2013年4月1日
至 2014年3月31日)
当連結会計年度
(自 2014年4月1日
至 2015年3月31日)
増減率(%)
売上高(百万円)70,39970,110△0.4
営業利益(百万円)12,3018,334△32.2
経常利益(百万円)13,54110,584△21.8
当期純利益(百万円)9,0937,165△21.2
医薬品事業の売上高は、596億9千4百万円(前連結会計年度比2.3%減)となりました。糖尿病治療薬「グルベス®配合錠」、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬「ユリーフ®錠」、腎性貧血治療薬「エポエチンアルファBS注JCR」をはじめとする新製品の育成に注力するとともに、既存の製商品につきましても積極的な医薬情報活動を推進いたしましたが、主に研究開発テーマの導出に係る契約金などの技術料売上が減少いたしましたことや薬価基準引下げの影響などにより減収となりました。なお、アントラサイクリン系抗悪性腫瘍剤の血管外漏出治療薬「サビーン®点滴静注用」を昨年4月17日に、口腔乾燥症状改善薬「サラジェン®顆粒」(剤形追加)を昨年12月12日にそれぞれ新発売いたしました。呼吸促進剤「ドプラム®注射液」につきましては、本年3月に未熟児無呼吸発作を効能追加する一部変更承認を取得し、本効能追加に関わる医薬情報活動を展開いたしております。また、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬シロドシン(一般名、日本製品名ユリーフ)の北米・中南米における技術導出先でありますアクタビス社(アメリカ)及び欧州・中東・アフリカなどにおける技術導出先でありますレコルダッチ社(イタリア)では、当連結会計年度におきましても引き続きそれぞれの許諾地域内において製品育成並びに発売に向けた準備を進めておりますほか、他の技術導出先各社におきましても製品育成が図られております。
その他の事業の売上高は、104億1千6百万円(前連結会計年度比11.9%増)となりました。情報サービス業で微減収となりましたものの、物品販売業、建設請負業におきましては増収となりました。
利益面では、研究開発費を主に販売費及び一般管理費が増加いたしましたほか、減収による減益要因などにより、営業利益、経常利益及び当期純利益は減益となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より61億2千2百万円減少し、当連結会計年度末では521億4千2百万円(前連結会計年度末比10.5%減)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、その他流動負債の増加などの資金の増加要因がありましたが、税金等調整前当期純利益の減少や法人税の支払額の増加などにより、前連結会計年度に比べ52億7千8百万円減の66億6千7百万円となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、有価証券及び投資有価証券の売却による収入が減少したことなどにより、前連結会計年度に比べ8億5千3百万円支出増の31億6千8百万円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ77億7千7百万円支出増の100億8千1百万円の支出となりました。主な要因は、自己株式の取得による支出の増加によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00962] S10054DX)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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