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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1006MH2

有価証券報告書抜粋 株式会社FPG 業績等の概要 (2015年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における世界経済は、中国を始めアジア新興国等の景気減速懸念があるものの、米国経済が比較的好調に推移する等、総じて、緩やかな回復を続けております。日本経済についても、海外経済の減速懸念があるものの、企業収益や雇用情勢の改善等がみられ、緩やかな回復基調で推移いたしました。
このような状況のもと、当社グループは、中期経営計画に従い、各種施策の実施に努めました。2014年10月には、取扱商品の拡大を図るため、信託業法に基づく、運用型信託会社の免許を有している、株式会社FPG信託(2014年12月にベルニナ信託株式会社より商号変更いたしました。)を株式取得により、連結子会社とし、信託事業へ進出いたしました。また、2015年5月には、タックス・リース・アレンジメント事業のさらなる強化を図るため、持分法適用関連会社であるFPG AMENTUM LIMITED(2015年8月にAMENTUM CAPITAL LIMITEDより商号変更いたしました。)の株式を追加取得し、連結子会社とするとともに、航空機投資管理サービス事業へ進出いたしました。さらに、資金調達手段の多様化・安定化を図るために、信用格付業者である株式会社日本格付研究所より、新規に格付けを取得するとともに、コマーシャル・ペーパーによる資金調達を開始した他、機動的な資金調達が可能となる、コミットメントライン契約及び当座貸越契約等の総額を、前連結会計年度末の450億円から当連結会計年度末で744.5億円に増加させる等、資金調達力を向上させました。

売上高
(タックス・リース・アレンジメント事業)
タックス・リース・アレンジメント事業の売上高は、14,127百万円(前年度比159.5%増)となりました。リース事業組成金額及び出資金販売額の状況は以下のとおりであります。
・リース事業組成金額は、297,349百万円(前年度比76.3%増)となりました。これは主に、案件組成のサポートを行う関係会社(FPG ASSET & INVESTMENT MANAGEMENT B.V.及びその子会社(以下、「FPG AIM グループ」といいます。)及びFPG AMENTUM LIMITED)との連携を推進し、好調な出資金販売環境や、資金調達力の向上を背景に、積極的な案件組成を行ったことによるものであります。
・出資金販売額は、84,178百万円(前年度比122.1%増)となりました。これは主に、企業収益の改善、将来の法人税率の引き下げを背景に、業績好調な投資家からの出資金に対する需要が、強く推移しており、リース事業の案件組成能力の拡大や販売力の向上とあいまって、出資金の販売が増加したことによるものであります。
(その他事業)
タックス・リース・アレンジメント事業以外のその他事業の売上高は、1,185百万円(前年度比45.8%増)となりました。このうち、保険仲立人事業の売上高は、281百万円(前年度比16.7%増)、証券事業の売上高は、276百万円(前年度比12.6%減)、不動産関連事業の売上高は、167百万円(前年度比6.2%増)、当連結会計年度の第3四半期連結会計期間より開始した航空機投資管理サービス事業の売上高は、245百万円、前連結会計年度の第3四半期連結会計期間より開始した投資顧問事業の売上高は、110百万円(前年度比34.3%増)、当連結会計年度の第1四半期連結会計期間より開始した信託事業の売上高は、26百万円となりました。

売上原価
売上原価は、1,938百万円(前年度比122.1%増)となりました。
これは、主に、売上高拡大に伴い、顧客紹介に係る手数料が増加したことによるものであります。
販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は、3,292百万円(前年度比71.2%増)となりました。
これは主に、業容拡大等により、人件費が1,569百万円(前年度比70.8%増)、その他の費用が1,722百万円(前年度比71.6%増)となったことによるものであります。
(注)人件費には、給料手当、賞与(引当金繰入額含む)、法定福利費、福利厚生費等の他、人材採用費を含めております。
営業利益
上記の結果、営業利益は、10,081百万円(前年度比191.3%増)となりました。
営業外収益/営業外費用
営業外収益は、766百万円(前年度比124.3%増)となりました。これは主に、出資金販売額の増加に伴い、投資家から収受している商品出資金の立替利息が増加した結果、受取利息が、369百万円(前年度比84.2%増)となったこと、関連会社に関する持分法による投資利益が、260百万円(前年度比488.0%増)となったことによるものであります。
営業外費用は、797百万円(前年度比47.6%増)となりました。これは主に、資金調達は増加したものの、調達利回りが低下したことにより、支払利息が222百万円(前年度比0.9%増)となったこと、支払手数料について、資金調達枠の拡大を伴うコミットメントライン契約の締結により、その契約締結時に発生する費用が増加したことから、533百万円(前年度比100.7%増)となったことによるものであります。
経常利益/当期純利益
上記の結果、経常利益は、10,051百万円(前年度比208.0%増)、法人税等を控除した当期純利益は、6,343百万円(前年度比219.0%増)となりました。
セグメント別業績
セグメント別業績の概況は以下のとおりであります。
(単位:百万円)

セグメント
2014年9月期2015年9月期
売上高セグメント利益売上高セグメント利益またはセグメント損失(△)
FPG5,8583,11514,63810,287
FPG証券 3161432768
その他 824398△ 243
合計6,2573,26315,31310,051
(注)1.売上高は、セグメント間の内部売上高または振替高を消去しております。
2.セグメント利益または損失は、連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。

(FPGセグメント)
当社におけるタックス・リース・アレンジメント事業が好調に推移したことにより、売上高は、14,638百万円(前年度比149.8%増)、経常利益は、10,287百万円(前年度比230.2%増)となりました。
(FPG証券セグメント)
売上高は、276百万円(前年度比12.6%減)、将来の業容拡大に備えた費用負担が増加したこと等もあり、経常利益は、8百万円(前年度比94.2%減)となりました。
(その他)
売上高については、前連結会計年度の第3四半期連結会計期間より、株式会社FPG投資顧問を、当連結会計年度の第1四半期連結会計期間より、株式会社FPG信託を、さらに、第3四半期連結会計期間よりFPG AMENTUM LIMITEDを、本セグメントに含めた結果、398百万円(前年度比385.4%増)となりました。経常損益については、株式会社FPG投資顧問及び株式会社FPG信託において、売上高の拡大を可能とするための体制整備に努めた結果、費用の発生が先行したこともあり、経常損失は、243百万円(前年度は、4百万円の経常利益)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べて3,291百万円増加し、7,384百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前当期純利益が増加した一方で、積極的な組成により、商品出資金が増加したこと等から、営業活動で使用した資金は3,250百万円(前年度は、13,024百万円の資金支出)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
FPG AMENTUM LIMITED及び株式会社FPG信託の株式取得による支出があったこと等により、投資活動において使用した資金は1,443百万円(前年度は、730百万円の資金支出)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
商品出資金の取得資金等のための借入金が増加したこと等から、財務活動から得られた資金は、7,888百万円(前年度は、株式発行による収入や借入金の増加等により、14,000百万円の資金収入)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E24651] S1006MH2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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