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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10050DZ

有価証券報告書抜粋 和光純薬工業株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当連結グループの研究開発については、当社の試薬化成品事業部及び臨床検査薬事業部の各開発本部を中心に基幹事業強化のための応用研究と長期的な観点から基盤となる研究に積極的な活動を展開した。当連結会計年度における研究開発費は47億5千8百万円である。
(1)試薬事業では細胞培養・遺伝子・タンパク質研究に関連したライフサイエンス系試薬、環境・食品分野に関連した分析関連試薬、及び有機合成用試薬等の研究開発活動を行っている。主な成果としては、ヒト多能性幹細胞用無血清培地「StemSure® hPSC培地Λ」、未分化マーカー検出用試薬「rBC2LCN-635」の追加、培地添加剤「CultureSure® シリーズ」の充実(低分子化合物、培地成分)、オリジナルアフィニティタグシステム「TARGET Tag」「PA Tag」、ウエスタンブロット用化学発光試薬「イムノスターシリーズ」ラインアップ追加、糖尿病研究用「GLP-1 ELISAキットワコー, 高感度品」、抗糖鎖モノクローナル抗体等を商品化した。今後も継続して、ES/iPS細胞用培地及び関連試薬、ワクチン・タンパク質生産用培地、疾患研究用キット、遺伝子・タンパク質関連試薬を研究開発中である。分析関連試薬では、医薬品崩壊・溶出試験用試験液や法規制に対応した各種標準品・混合標準液、有機合成試薬として太陽電池材料研究用試薬、イオン液体、各種反応試薬(ふっ素化剤、縮合剤、光延試薬)等を商品化した。当事業に係る研究開発費は11億3千5百万円である。
(2)化成品事業では半導体産業、エネルギー産業、医薬産業など、成長、拡大している市場を中心とした自社開発品の研究開発活動を推進している。自社開発品の主な成果として、新規感光剤として光塩基発生剤のサンプル配布、韓国、台湾向けの液晶パネル部材、アルカリ系CMP後洗浄剤などの新規商品を手がけ、特にタングステンCMP後洗浄剤が販売に貢献した。環境エネルギー分野では、リチウムイオン二次電池向け電解液添加材の開発に加え、次世代二次電池用材料としてマグネシウムイオン電池材料の開発に注力した。また、ポリマー材料分野では重合性染料モノマー/ポリマーを開発した。今後も最先端市場への参入を目的とした研究開発活動を継続的に進めていく。当事業に係る研究開発費は11億3千6百万円である。
(3)臨床検査薬事業では自動分析装置用生化学的検査薬、免疫システム及び微生物関連試薬の開発に注力している。主な成果としては微生物関連試薬の一つとして、乳幼児の肺炎の約50%、細気管支炎の50~90%を占めるRSウイルス抗原を1分間で測定する「イムノトラップ RSV」を発売した。今後も各分野で特徴ある商品開発を重点的に行なっていく。当事業に係る研究開発費は24億8千7百万円である。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


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