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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004YRD

有価証券報告書抜粋 株式会社不動テトラ 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、消費税の引き上げの影響から個人消費が低迷するなど弱い動きが見られたものの、年度後半には円安を背景に輸出に回復の兆しが見え始め、企業収益の改善が続くなど、景気は緩やかな回復基調で推移した。
建設業界においては、公共建設投資が堅調に推移し、景気対策として予算が前倒し執行されたことで、年度内の発注が平準化されるなど良好な環境が続いた。
当社グループにおいては、中期経営計画(2012~2014年度)の最終年度にあたり、当社が長年にわたって培ってきた独自の技術や商品をもって、引き続き震災復興事業や国土強靭化政策のもと全国的に広がる防災・減災対策事業からの受注に注力するなど、グループをあげて営業を強化してきた。
この結果、受注高が676億37百万円(前期比8.2%減)となったことで売上高は707億18百万円(前期比2.4%減)と減収となったが、営業利益は工事採算性の改善が続き49億8百万円(前期比4.4%増)、経常利益は為替差益の発生や金融費用の削減もあり50億91百万円(前期比15.4%増)、当期純利益は39億円(前期比2.1%増)とそれぞれ増益となった。

セグメントの概況は次のとおりである。(セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載している。)
①土木事業
土木事業は、施工管理要員の稼働がピークにあることにより受注高が299億8百万円(前期比16.9%減)となり、売上高は289億83百万円(前期比0.2%減)となったものの、過去の不採算工事が順次完了したことに加えて、採算を重視した選別受注の取り組みなどにより工事の採算性が改善し、営業利益は11億53百万円(前期△1億35百万円)と前期の赤字から黒字に転じた。
②地盤改良事業
地盤改良事業は、全国的な耐震化需要が続くなか、受注高は323億87百万円(前期比3.9%増)となり、売上高は公共事業予算の前倒し執行の効果もあり当期受注工事の完成割合が例年より高まったことで364億95百万円(前期比0.6%増)となった。また、増収に加えて工事採算性の改善もあり、営業利益は47億35百万円(前期比48.7%増)となった。
③ブロック事業
ブロック事業は、前期の高需要の反動減により受注高は52億7百万円(前期比23.9%減)となり、売上高は前期繰越受注残の減少に加え当期受注高の減少影響により50億68百万円(前期比31.9%減)、営業利益は更に減価償却費の負担増もあり39百万円(前期比97.5%減)となった。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益49億79百万円を計上したものの、未成工事受入金等の減少や法人税等の支払増もあり25億34百万円の収入超過(前連結会計年度は9億55百万円の収入超過)となった。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得等により17億23百万円の支出超過(前連結会計年度は29億65百万円の収入超過)となった。
財務活動によるキャッシュ・フローは、リース債務の返済及び配当金の支払等により、14億34百万円の支出超過(前連結会計年度は46億28百万円の支出超過)となった。
これにより、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末に比べ6億16百万円減少し、83億74百万円となった。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00097] S1004YRD)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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