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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005092

有価証券報告書抜粋 株式会社カイノス 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度における我が国経済は、金融緩和等の経済政策効果による企業収益の改善及び雇用の拡大等緩やかな回復基調にありましたが、一方で消費税率の引き上げによる消費の低迷や為替の影響による原材料費の値上がりなどによる景気減速の懸念もあり、依然、不透明な状況にあります。
臨床検査薬業界におきましては、2014年11月25日に改正薬事法(「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」)が施行され、これまで以上に医薬品・医療機器の品質、有効性、安全性の確保にかかる国や都道府県、製造販売業者、医療関係者の責務が明確化されました。
市場におきましては、診療報酬改定等の医療保険制度改革や価格競争等、厳しい状況は継続しております。
このような環境の下、当事業年度における売上高につきましては、54億7千6百万円(前年同期比5.6%減)となりました。
検査分野別で見ると、生化学検査分野におきましては、腎機能検査試薬及び肝機能検査試薬が堅調に推移いたしました。その結果、16億9千7百万円(前年同期比0.7%減)となりました。
免疫検査分野におきましては、輸血検査試薬が堅調に推移する一方、アレルギー検査試薬が価格競争及び季節変動等の影響によって減少したことにより33億1千8百万円(前年同期比9.6%減)となりました。
また、遺伝子その他の分野におきましては、遺伝子関連項目が堅調に推移したことにより4億5千9百万円(前年同期比9.0%増)となりました。
この結果、営業利益につきましては、4億1百万円(前年同期比26.1%増)、経常利益につきましては、3億9千2百万円(前年同期比24.9%増)となり、当期純利益につきましては、2億3千万円(前年同期比19.3%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は10億6百万円となり、前事業年度末と比べ1億8千3百万円の増加となりました。各キャッシユ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動は3億9千3百万円の資金の増加(前年同期は3億8千9百万円の増加)となりました。その主な資金の増加要因は、仕入債務の減少2億9百万円、法人税等の支払額1億2千3百万円などにより支出したものの、その一方で、税引前当期純利益3億7千8百万円、減価償却費1億3千6百万円、賞与引当金の増加1千7百万円、売上債権の回収による減少1億4千7百万円などによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動は4千1百万円の資金の支出(前年同期は4千6百万円の支出)となりました。その主な資金の支出要因は、有形固定資産の取得3千5百万円などの支出によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動は1億6千8百万円の資金の支出(前年同期は1億7千5百万円の支出)となりました。その主な資金の支出要因は、長期借入金2億円を調達したものの、その一方で、短期借入金の純減1億円、長期借入金の返済2億円、配当金の支払い3千3百万円などによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00977] S1005092)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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