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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005092

有価証券報告書抜粋 株式会社カイノス 対処すべき課題 (2015年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

(1)現状の認識について
臨床検査薬業界の市場環境につきましては、診療報酬改定などの医療保険制度改革の影響に加え企業間競争もより厳しさを増していくことが予想され、経営環境はますます厳しい状況で推移していくものと思われます。
このような環境の下でシェアを獲得するには、顧客のニーズを先取りしたユニークな製品や付加価値のある製品の立ち上げが必須であります。
(2)当面の対処すべき課題の内容
当社は、体外診断用医薬品の製造販売企業として、臨床検査試薬・機器の開発から生産・販売を通じ、医療への貢献と医療サービス面における充実と向上を目標とした経営に取り組んでいます。
急速な少子高齢化により世界一の高齢社会を迎え疾病構造の変化が進む我が国において、感染症をはじめとした治療医学領域から生活習慣病等の予防医学領域に至る早期診断や治療に役立つ臨床検査薬を継続して提供するために、当社が果たしていくべき課題は多く残されております。

(3)対処方針
当社は、今後におきましても、総合的な投資効率を高めつつ、2014年11月25日に施行された「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」をはじめ、内部統制、或いはIFRS(国際財務報告基準)等の各種法規や基準への対応を継続し、製品の品質と安全性確保及び内部統制システムとコンプライアンスのための体制強化に努め、収益力の安定と拡大を目標に市場の動向や顧客ニーズを的確に捉えた事業展開を行ってまいります。

(4)具体的な取り組み状況等
営業活動面におきましては、輸血検査分野での機器と試薬を組み合わせたシステム販売を積極的に展開してまいります。生化学検査分野では、血清マルチキャリブレータと連動した腎機能検査薬を主体とした試薬の拡販を進め、免疫検査分野ではシスメックス株式会社との共同開発と事業拡大の協業体制を強化してまいります。
研究開発活動面では、自社或いは他社との共同開発から、上記の生化学・免疫学検査試薬の新規開発と継続的改良に努めると共に、遺伝子検査試薬では、NASBA法に基づく試薬開発で培った技術を活かした感染症検出試薬への展開と充実を図ります。
生産活動面におきましては、QMS(国内品質基準)及びISO13485システムのもとで製造効率の改善を図りながら、QSR(米国品質システム規制)に準拠した高品質かつ安定した試薬・医療機器の製造を継続してまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00977] S1005092)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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