有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100552A
ネクセラファーマ株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況、1.連結財務諸表等、(1)連結財務諸表、連結財務諸表注記3.重要な会計方針」に記載のとおりです。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
当連結会計年度の経営成績及び分析は以下のとおりです。
連結経営成績
(単位:百万円)
(売上収益、売上総利益)
当連結会計年度の売上収益は、前期比1,601百万円(77.4%)増の3,671百万円となりました。これは、主にシーブリ(NVA237)及びウルティブロ(QVA149)のロイヤリティ収入が増加するとともに、両剤の米国における承認申請の受理に伴うマイルストン収入が発生したことによるものです。
(営業利益)
当連結会計年度の営業利益は、前期に比べ352百万円(46.6%)増加し、1,108百万円となりました。これは、売上収益が増加した一方で、Heptares社買収に係る費用が発生し、販売費及び一般管理費が増加したことによるものです。
(当期利益)
当期利益は、前期に比べ963百万円(63.1%)減少し、562百万円となりました。これは、主に前連結会計年度に計上したSosei R&D Ltd.の繰越欠損金等に係る繰延税金資産が当期に取り崩されたことにより、繰延税金費用を計上したことによるものです。
なお、研究開発費、販売費及び一般管理費の状況は、次のとおりです。
研究開発費、販売費及び一般管理費の内訳
(単位:百万円)
(研究開発費、販売費及び一般管理費)
当連結会計年度の研究開発費は、前連結会計年度に比べ252百万円増加し、557百万円となりました。これは、主に当連結会計年度に子会社化したJITSUBO社とHeptares社を新規に連結したことによるものです。販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ1,064百万円増加し、1,946百万円となりました。これは、Heptares社買収に関連する費用が発生したことによるものです。
当社グループは、各子会社を構成単位とし、国内医薬事業と海外医薬事業にセグメントを区分しています。セグメント別の状況は次のとおりです。
(国内医薬事業)
当連結会計年度における国内医薬事業の売上収益は181百万円となりました。これは前連結会計年度にノルレボの製造販売承認をあすか製薬株式会社に承継したことにより、医薬品の販売による売上からロイヤリティの売上という取引形態に変更したためです。また営業損益は230百万円悪化し、344百万円の営業損失となりました。
(海外医薬事業)
当連結会計年度における海外医薬事業の売上収益は、前連結会計年度に比べ1,922百万円増加し、3,489百万円となりました。前連結会計年度との差は、主にシーブリ(NVA237)及びウルティブロ(QVA149)のロイヤリティが増加するとともに、両剤の米国における承認申請の受理に伴うマイルストンが発生したことによるものです。また、営業利益は前連結会計年度に比べ1,456百万円増加し、2,430百万円となりました。
(3)財政状態に関する分析
当連結会計年度末における財政状態及びキャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
財政状態及びキャッシュ・フローの状況
(単位:百万円)
(資産)
当連結会計年度末の資産は43,800百万円と、前連結会計年度末と比べ29,218百万円の増加となりました。これは、主に当連結会計年度において、金融機関から借り入れた資金によりHeptares社を買収し、のれんが計上されたことによるものです。
(企業結合による条件付対価に関する事項)
2015年2月に連結子会社化したHeptares社が将来受領するマイルストンやロイヤリティ収入の額に応じて、当社が追加で支払う株式取得の対価の見込額を企業結合による条件付対価として、7,024百万円を非流動負債に計上しています。これは2015年2月に公表した最大220百万米ドルのHeptares社の株式取得に係る条件付対価に時間的価値等を考慮して計算しています。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前当期利益を1,366百万円計上した一方で、営業債権が増加したこと等により、前連結会計年度と比較して270百万円減少し、92百万円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、JITSUBO社及びHeptares社の連結子会社取得による支出があったこと等により、22,018百万円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、金融機関からの資金の借入による収入があったことにより、19,864百万円の収入となりました。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況、1.連結財務諸表等、(1)連結財務諸表、連結財務諸表注記3.重要な会計方針」に記載のとおりです。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
当連結会計年度の経営成績及び分析は以下のとおりです。
連結経営成績
(単位:百万円)
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 増減額 | |
売上収益 | 2,069 | 3,671 | 1,601 |
売上総利益 | 1,818 | 3,602 | 1,784 |
営業利益 | 756 | 1,108 | 352 |
当期利益 | 1,526 | 562 | △963 |
(売上収益、売上総利益)
当連結会計年度の売上収益は、前期比1,601百万円(77.4%)増の3,671百万円となりました。これは、主にシーブリ(NVA237)及びウルティブロ(QVA149)のロイヤリティ収入が増加するとともに、両剤の米国における承認申請の受理に伴うマイルストン収入が発生したことによるものです。
(営業利益)
当連結会計年度の営業利益は、前期に比べ352百万円(46.6%)増加し、1,108百万円となりました。これは、売上収益が増加した一方で、Heptares社買収に係る費用が発生し、販売費及び一般管理費が増加したことによるものです。
(当期利益)
当期利益は、前期に比べ963百万円(63.1%)減少し、562百万円となりました。これは、主に前連結会計年度に計上したSosei R&D Ltd.の繰越欠損金等に係る繰延税金資産が当期に取り崩されたことにより、繰延税金費用を計上したことによるものです。
なお、研究開発費、販売費及び一般管理費の状況は、次のとおりです。
研究開発費、販売費及び一般管理費の内訳
(単位:百万円)
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 増減額 | |
研究開発費 | 305 | 557 | 252 |
販売費及び一般管理費 | 882 | 1,946 | 1,064 |
(内訳)人件費 | 364 | 425 | 61 |
委託費 | 333 | 1,051 | 718 |
その他 | 183 | 469 | 286 |
(研究開発費、販売費及び一般管理費)
当連結会計年度の研究開発費は、前連結会計年度に比べ252百万円増加し、557百万円となりました。これは、主に当連結会計年度に子会社化したJITSUBO社とHeptares社を新規に連結したことによるものです。販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ1,064百万円増加し、1,946百万円となりました。これは、Heptares社買収に関連する費用が発生したことによるものです。
当社グループは、各子会社を構成単位とし、国内医薬事業と海外医薬事業にセグメントを区分しています。セグメント別の状況は次のとおりです。
(国内医薬事業)
当連結会計年度における国内医薬事業の売上収益は181百万円となりました。これは前連結会計年度にノルレボの製造販売承認をあすか製薬株式会社に承継したことにより、医薬品の販売による売上からロイヤリティの売上という取引形態に変更したためです。また営業損益は230百万円悪化し、344百万円の営業損失となりました。
(海外医薬事業)
当連結会計年度における海外医薬事業の売上収益は、前連結会計年度に比べ1,922百万円増加し、3,489百万円となりました。前連結会計年度との差は、主にシーブリ(NVA237)及びウルティブロ(QVA149)のロイヤリティが増加するとともに、両剤の米国における承認申請の受理に伴うマイルストンが発生したことによるものです。また、営業利益は前連結会計年度に比べ1,456百万円増加し、2,430百万円となりました。
(3)財政状態に関する分析
当連結会計年度末における財政状態及びキャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
財政状態及びキャッシュ・フローの状況
(単位:百万円)
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 増減額 | |
資産 | 14,582 | 43,800 | 29,218 |
営業活動によるキャッシュ・フロー | 363 | 92 | △270 |
投資活動によるキャッシュ・フロー | △315 | △22,018 | △21,702 |
財務活動によるキャッシュ・フロー | 4,375 | 19,864 | 15,489 |
(資産)
当連結会計年度末の資産は43,800百万円と、前連結会計年度末と比べ29,218百万円の増加となりました。これは、主に当連結会計年度において、金融機関から借り入れた資金によりHeptares社を買収し、のれんが計上されたことによるものです。
(企業結合による条件付対価に関する事項)
2015年2月に連結子会社化したHeptares社が将来受領するマイルストンやロイヤリティ収入の額に応じて、当社が追加で支払う株式取得の対価の見込額を企業結合による条件付対価として、7,024百万円を非流動負債に計上しています。これは2015年2月に公表した最大220百万米ドルのHeptares社の株式取得に係る条件付対価に時間的価値等を考慮して計算しています。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前当期利益を1,366百万円計上した一方で、営業債権が増加したこと等により、前連結会計年度と比較して270百万円減少し、92百万円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、JITSUBO社及びHeptares社の連結子会社取得による支出があったこと等により、22,018百万円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、金融機関からの資金の借入による収入があったことにより、19,864百万円の収入となりました。
- 有価証券報告書 抜粋メニュー
- 連結経営指標等
- 提出会社の経営指標等
- 沿革
- 事業の内容
- 関係会社の状況
- 従業員の状況
- 業績等の概要
- 生産、受注及び販売の状況
- 対処すべき課題
- 事業等のリスク
- 研究開発活動
- 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 株式の総数等
- 発行済株式総数、資本金等の推移
- 株価の推移
- 最近6月間の月別最高・最低株価
- 株式所有者別状況
- 役員の状況
- コーポレートガバナンス状況
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00981] S100552A)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。