有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100BDQX
リファインバース株式会社 研究開発活動 (2017年6月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループでは再生樹脂製造販売事業において、付加価値向上と製品用途の多様化を目的とした再生樹脂の高純度化及び、新規事業分野への進出を目的とした独自のリサイクル技術の開発に関する研究開発を行っております。
なお、研究開発費については、再生樹脂製造販売事業のみを対象に当連結会計年度において53,791千円を計上しており、具体的な研究内容は以下のとおりです。
(1)研究開発体制
① 社内における研究体制
研究開発活動に従事する専門部署として研究開発部を設置し千葉県八千代市の当社千葉工場内にある研究開発施設にて研究を進めております。また、今後は新たに開設した千葉県富津市のリファインバース イノベーションセンターにおいて研究開発機能を強化していく予定となっております。
② 社外との協力による研究開発体制
当社にて実施している研究開発に加えて社外の企業と連携することで研究開発から事業化に向けての機能を強化しております。当社で再資源化された様々な素材を実際のユーザーでもある企業に提供することで、品質面やコストの課題を明確することや素材の活用方法を共同で検討することなどにより、研究開発の成果としての事業化への実現可能性を高めるための協力体制を築いております。
(2)主要な研究開発テーマと成果
① 素材化技術開発
複合素材製品を構成素材ごとに分離する技術開発を進めております。当社のこれまでのコア技術である機械的処理では省エネルギー・短プロセスの独自開発技術によりカーペットタイルの再資源化を低コストで処理することを可能としたことで事業が成長してまいりました。
また、素材の分離精度向上を目的として新たに化学的処理技術の研究開発を進めております。この新たな化学的処理技術により再資源化された素材が高純度化されるため、再生素材製品の高付加価値化が実現できるだけでなく、これまでリサイクルが困難であった廃棄物の再資源化が可能となるため、当社の事業領域及び収益の拡大に寄与することとなります。この素材化技術開発によってカーペットタイルのナイロン繊維の再資源化や自動車エアバッグリサイクルなど新規事業の立上げを実現しております。
低コストな機械的処理と高付加価値な化学的処理の組合せによりコスト競争力のある素材製造が可能となるため、今後も継続して素材化技術開発には積極的な研究開発を継続する予定です。
② 調合/成形技術開発
素材化技術によって構成素材ごとに分離された構成を製品化するための調合及び成形技術開発を進めております。また、混合圧縮成形技術では微粉体形状の原料を低コストで圧縮成形することにより鉄鋼メーカーで使用されている製鋼副資材の製造を実現いたしました。
また、ナイロン樹脂のコンパウンド技術についても日東化工社から継承した技術をベースに当社技術として着実に定着させたことで今後のカーペットタイルや自動車エアバッグから素材化されるナイロン樹脂高付加価値化のための技術的基盤が構築されております。
これらの新たな技術開発は事業領域の拡大だけでなく既存事業の原価低減にも寄与いたします。現状ではカーペットタイル再資源化プロセスから産出される繊維(ナイロン)部分は、生産数量の約半分は廃棄物燃料用原料として廉価で販売あるいは、当社グループが処分費用を払ってサーマルリサイクル処理委託もしくは最終処分場にて埋め立て処理しております。
この有効活用されていない繊維部分は化学的処理技術により再生ナイロン樹脂として活用することが可能であり、また圧縮成形技術により製鋼副資材の原料として活用することも可能となりました。
なお、研究開発費については、再生樹脂製造販売事業のみを対象に当連結会計年度において53,791千円を計上しており、具体的な研究内容は以下のとおりです。
(1)研究開発体制
① 社内における研究体制
研究開発活動に従事する専門部署として研究開発部を設置し千葉県八千代市の当社千葉工場内にある研究開発施設にて研究を進めております。また、今後は新たに開設した千葉県富津市のリファインバース イノベーションセンターにおいて研究開発機能を強化していく予定となっております。
② 社外との協力による研究開発体制
当社にて実施している研究開発に加えて社外の企業と連携することで研究開発から事業化に向けての機能を強化しております。当社で再資源化された様々な素材を実際のユーザーでもある企業に提供することで、品質面やコストの課題を明確することや素材の活用方法を共同で検討することなどにより、研究開発の成果としての事業化への実現可能性を高めるための協力体制を築いております。
(2)主要な研究開発テーマと成果
① 素材化技術開発
複合素材製品を構成素材ごとに分離する技術開発を進めております。当社のこれまでのコア技術である機械的処理では省エネルギー・短プロセスの独自開発技術によりカーペットタイルの再資源化を低コストで処理することを可能としたことで事業が成長してまいりました。
また、素材の分離精度向上を目的として新たに化学的処理技術の研究開発を進めております。この新たな化学的処理技術により再資源化された素材が高純度化されるため、再生素材製品の高付加価値化が実現できるだけでなく、これまでリサイクルが困難であった廃棄物の再資源化が可能となるため、当社の事業領域及び収益の拡大に寄与することとなります。この素材化技術開発によってカーペットタイルのナイロン繊維の再資源化や自動車エアバッグリサイクルなど新規事業の立上げを実現しております。
低コストな機械的処理と高付加価値な化学的処理の組合せによりコスト競争力のある素材製造が可能となるため、今後も継続して素材化技術開発には積極的な研究開発を継続する予定です。
② 調合/成形技術開発
素材化技術によって構成素材ごとに分離された構成を製品化するための調合及び成形技術開発を進めております。また、混合圧縮成形技術では微粉体形状の原料を低コストで圧縮成形することにより鉄鋼メーカーで使用されている製鋼副資材の製造を実現いたしました。
また、ナイロン樹脂のコンパウンド技術についても日東化工社から継承した技術をベースに当社技術として着実に定着させたことで今後のカーペットタイルや自動車エアバッグから素材化されるナイロン樹脂高付加価値化のための技術的基盤が構築されております。
これらの新たな技術開発は事業領域の拡大だけでなく既存事業の原価低減にも寄与いたします。現状ではカーペットタイル再資源化プロセスから産出される繊維(ナイロン)部分は、生産数量の約半分は廃棄物燃料用原料として廉価で販売あるいは、当社グループが処分費用を払ってサーマルリサイクル処理委託もしくは最終処分場にて埋め立て処理しております。
この有効活用されていない繊維部分は化学的処理技術により再生ナイロン樹脂として活用することが可能であり、また圧縮成形技術により製鋼副資材の原料として活用することも可能となりました。
事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E32456] S100BDQX)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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