有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100FV5D
株式会社幸和製作所 研究開発活動 (2019年2月期)
当社グループの研究開発活動の基本姿勢は、福祉用具の総合メーカーとして、歩行支援、入浴支援、排泄支援他、様々な福祉用具を全方位に研究開発し、高齢者の方々が「幸せを感じ、心が豊かになる」ような価値の高い製品を数多く創り出すことにあります。当社グループの研究開発活動は、当社開発本部と東莞幸和家庭日用品有限公司開発本部が担っております。
製品化にあたっては、主に次の四つのフェーズにおいて社内会議を経て推進しております。第一フェーズとして製品企画と開発スタートの承認、第二フェーズとして仕様決定と金型着工の承認、第三フェーズとして価格決定と量産の承認であります。そして、第四フェーズとして上市後の販売状況や顧客からのフィードバックを受けて検証を行い、次の開発に向けての参考としております。
当連結会計年度の研究開発費の総額は、238,962千円であり、活動概要は以下のとおりであります。
当社グループの主力製品が属する歩行支援分野において、カゴ載せ機能を付加した業界最小幅となるワゴンタイプ歩行車「テイコブリトルワゴンミニ」、男性向け福祉用具ブランド「GENTIL MARRONE(ジェンティルマローネ)」の第二弾としてワンタッチで前後左右方向にコンパクトに折りたためる歩行車「Santino(サンティノ)」を発売いたしました。また新たな市場として拡大中である片手で押して杖代わりに使える横押しカートでは、業界初となるショッピングカートのように引いても使える新機能を付加した「aカートショッピング」、また杖においては株式会社バンダイと共同で昭和を代表するロボットアニメをテーマとした「テイコブコラボステッキ」を新たに企画、発売いたしました。さらに従来室内専用とされていた多脚杖を屋外へと用途拡大を図った「テイコブおでかけステッキ」、室内において立ち上がりを支援する携帯型の手すり「テイコブらくらくタッチ」など多数の新製品を発売いたしました。
また入浴支援分野においては、使用者や浴室の状態に応じて肘掛けの脱着および高さ調節を可能にした「テイコブ折りたたみシャワーチェア(ミドル)」を発売いたしました。
介護ロボット分野におきましては、厚生労働省より受託しておりました平成29年度介護ロボットのニーズ・シーズ連携協調協議会設置事業(移動支援)の成果をもとに、産業技術の幅広い分野において日本最大級の研究機関である国立研究開発法人産業技術総合研究所とともに転倒防止ロボット歩行車の共同研究を進めております。
当該製品の研究開発は「座らせきり介護ゼロを目指す自立支援型転倒防止ロボット歩行車の研究開発」として、中小企業庁より公募のありました2018年度戦略的基盤技術高度化支援事業にも採択され、歩行車に重心偏倚抑制機能を付加し、歩行中の転倒を防止することで被介護者が付き添いなしで安全に歩行することの実現を目指しております。
また、コミュニケーションロボットにつきまして、2018年2月より進めておりました株式会社MJIとの共同開発を、2018年12月をもって中止し、高齢者および要介護認定者などを対象としたコミュニケーションロボットを、当社内において独自に開発を進めております。
さらに当社は、事業活動を通じて専門的な研究を行い、シニアの生活をリードする先進的な福祉用具等を産出することを目的とし、2018年9月にシニア未来研究所を設立いたしました。
主な活動内容は、高齢者や要介護認定者などの歩行中の転倒に関する実験検証のための評価技法の研究であります。具体的には、転倒防止ロボット歩行車の利用中において想定される様々な転倒に応じた機能の評価技法について研究を実施いたしました。
また、外出時の歩行ログデータの取得と解析に関する研究として、歩行車使用時の歩行関連データを収集することで、高齢者や要介護認定者などの歩行車への依存度や歩行状態を把握するための検知記録装置を研究開発いたしました。当社は、パナソニック株式会社が国立研究開発法人日本医療研究開発機構(略称:AMED)より採択されました「介護記録・センサー/ロボットのパッケージ化による介護業務支援システムに関する研究開発」へ、協力機関として当該機器を提供しております。
製品化にあたっては、主に次の四つのフェーズにおいて社内会議を経て推進しております。第一フェーズとして製品企画と開発スタートの承認、第二フェーズとして仕様決定と金型着工の承認、第三フェーズとして価格決定と量産の承認であります。そして、第四フェーズとして上市後の販売状況や顧客からのフィードバックを受けて検証を行い、次の開発に向けての参考としております。
当連結会計年度の研究開発費の総額は、238,962千円であり、活動概要は以下のとおりであります。
当社グループの主力製品が属する歩行支援分野において、カゴ載せ機能を付加した業界最小幅となるワゴンタイプ歩行車「テイコブリトルワゴンミニ」、男性向け福祉用具ブランド「GENTIL MARRONE(ジェンティルマローネ)」の第二弾としてワンタッチで前後左右方向にコンパクトに折りたためる歩行車「Santino(サンティノ)」を発売いたしました。また新たな市場として拡大中である片手で押して杖代わりに使える横押しカートでは、業界初となるショッピングカートのように引いても使える新機能を付加した「aカートショッピング」、また杖においては株式会社バンダイと共同で昭和を代表するロボットアニメをテーマとした「テイコブコラボステッキ」を新たに企画、発売いたしました。さらに従来室内専用とされていた多脚杖を屋外へと用途拡大を図った「テイコブおでかけステッキ」、室内において立ち上がりを支援する携帯型の手すり「テイコブらくらくタッチ」など多数の新製品を発売いたしました。
また入浴支援分野においては、使用者や浴室の状態に応じて肘掛けの脱着および高さ調節を可能にした「テイコブ折りたたみシャワーチェア(ミドル)」を発売いたしました。
介護ロボット分野におきましては、厚生労働省より受託しておりました平成29年度介護ロボットのニーズ・シーズ連携協調協議会設置事業(移動支援)の成果をもとに、産業技術の幅広い分野において日本最大級の研究機関である国立研究開発法人産業技術総合研究所とともに転倒防止ロボット歩行車の共同研究を進めております。
当該製品の研究開発は「座らせきり介護ゼロを目指す自立支援型転倒防止ロボット歩行車の研究開発」として、中小企業庁より公募のありました2018年度戦略的基盤技術高度化支援事業にも採択され、歩行車に重心偏倚抑制機能を付加し、歩行中の転倒を防止することで被介護者が付き添いなしで安全に歩行することの実現を目指しております。
また、コミュニケーションロボットにつきまして、2018年2月より進めておりました株式会社MJIとの共同開発を、2018年12月をもって中止し、高齢者および要介護認定者などを対象としたコミュニケーションロボットを、当社内において独自に開発を進めております。
さらに当社は、事業活動を通じて専門的な研究を行い、シニアの生活をリードする先進的な福祉用具等を産出することを目的とし、2018年9月にシニア未来研究所を設立いたしました。
主な活動内容は、高齢者や要介護認定者などの歩行中の転倒に関する実験検証のための評価技法の研究であります。具体的には、転倒防止ロボット歩行車の利用中において想定される様々な転倒に応じた機能の評価技法について研究を実施いたしました。
また、外出時の歩行ログデータの取得と解析に関する研究として、歩行車使用時の歩行関連データを収集することで、高齢者や要介護認定者などの歩行車への依存度や歩行状態を把握するための検知記録装置を研究開発いたしました。当社は、パナソニック株式会社が国立研究開発法人日本医療研究開発機構(略称:AMED)より採択されました「介護記録・センサー/ロボットのパッケージ化による介護業務支援システムに関する研究開発」へ、協力機関として当該機器を提供しております。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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