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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10053N1

有価証券報告書抜粋 ニチバン株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等


(1)経営成績
売上高は、メディカル事業本部においては、高品質タイプの救急絆創膏製品のテレビCMの放映継続とあわせ、為替円安の継続及び訪日入国ビザの発行緩和等による鎮痛消炎剤製品の好調もあり、前年を上回る結果となりました。また、テープ事業本部においては、オフィス需要縮小が主力製品に大きく影響するとともに、消費税増税後の需要回復が鈍く、工業用テープ製品も影響を受け、前年を下回る結果となりました。さらに、海外事業においては、タイ国のバンコク駐在員事務所を基点としたアジア圏市場へのマーケティング活動を継続し、アジアでの需要回復もあり、包装用テープ製品、救急絆創膏製品は好調に推移し、前年を上回る結果となりました。この結果、全体では前連結会計年度に比べ0.8%減少し、398億9千2百万円となりました。
売上原価は、減価償却方法の変更による影響や、高利益率製品の販売拡大もあり、売上高に対する比率は前連結会計年度より1.0%ポイント低下し、71.0%となりました。
販売費及び一般管理費は、減価償却方法の変更による影響や、経費削減施策等により、前連結会計年度に比べ0.7%減少し、94億1百万円となりました。
営業利益は、前連結会計年度に比べ20.8%増加し、21億6千1百万円となりました。
経常利益は、前連結会計年度に比べ22.0%増加し、22億6千7百万円となりました。
当期純利益は、経常利益の増益の結果、前連結会計年度に比べ32.6%増加し、13億1千1百万円となりました。

(2)財政状態、資本の財源及び資金の流動性
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ7億2千9百万円増加し、479億4千3百万円となりまし
た。流動資産は5億4千8百万円の増加、固定資産は1億8千1百万円の増加となりました。流動資産の増加は、現金及び預金と受取手形及び売掛金の増加等によるものです。また、固定資産の増加は、機械装置及び運搬具の増加等によるものです。
当連結会計年度末の負債の合計は、前連結会計年度末に比べ6億8百万円減少し、210億5千7百万円となりました。流動負債は2千3百万円の増加、固定負債は6億3千2百万円の減少となりました。固定負債の減少は、退職給付に係る負債の減少等によるものです。
資金の状況につきましては、 営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度に比べ1億1千8百万円減少し、25億4千7百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益は増加したものの、仕入債務の減少及び減価償却費の減少があったことによるものです。
投資活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ7億6百万円増加し、19億4千8百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が増加し、投資有価証券の売却及び償還による収入が減少したことによるものです。
財務活動の結果使用した資金は、前連結会計年度末に比べ1百万円減少し、4億6千8百万円となりました。これは主にリース債務の返済による支出が減少したことによるものです。
以上の結果により、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ1億2千6百万円増加し、109億5千9百万円となりました。
当グループの運転資金の需要のうち主なものは、原材料・商品の仕入のほか製造経費・販売経費等の営業費用によるものです。また設備資金の需要のうち主なものは、埼玉工場、大阪工場、安城工場及び製造子会社における絆創膏・粘着テープ等の製造設備の新設または更新によるものです。
2015年3月31日現在、当グループの借入金の残高は20億円で、その全額を円建ての固定金利にて国内銀行より調達しております。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01000] S10053N1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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