シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100577P

有価証券報告書抜粋 小林製薬株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度のわが国の経済は、政府の景気対策などの効果もあり緩やかな回復基調である一方、2014年4月の消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動などにより、個人消費は厳しい状況で推移しました。
そうした状況のなか、当社グループは「“あったらいいな”をカタチにする」をブランドスローガンに、お客様のニーズを満たす新製品の発売や、既存製品の育成、今後の成長事業への投資に努めてまいりました。
その結果、売上高は128,344百万円(前連結会計年度比0.8%増)、営業利益は17,917百万円(同1.1%減)、経常利益は18,843百万円(同0.4%増)、当期純利益は12,448百万円(同1.2%増)となりました。

セグメントの業績の概要は次のとおりです。

家庭用品製造販売事業
当事業では、当連結会計年度において春に16品目、秋に9品目の合計25品目の新製品を発売いたしました。なかでもタバコなどによる気管支の汚れをキレイにしながらしつこい咳・気管支炎を改善する漢方薬「ダスモック」、男性のシミ対策に着目したスキンケアシリーズ「メンズケシミン」、若い女性向けのかわいい芳香消臭剤「Sawaday PINKPINK(サワデー ピンクピンク)」などが大きく売上に貢献しました。
既存製品では、医薬品の女性用保健薬「命の母」、衛生雑貨品のシミを予防するスキンケアシリーズ「ケシミン」や額用冷却シート「熱さまシート」、のどを潤す加湿マスク「のどぬ~るぬれマスク」、芳香消臭剤のインテリアフレグランス「消臭元 香るStick」などが好調に推移しました。さらに東南アジアで販売している医薬品の外用消炎鎮痛剤「アンメルツ」や衛生雑貨品の「熱さまシート」、米国で販売しているカイロも順調に売上を伸ばしました。
その結果、売上高は119,493百万円(前連結会計年度比2.0%増)、セグメント利益(経常利益)は16,671百万円(同2.7%増)となりました。営業利益は16,939百万円(同0.7%減)となりました。なお、当事業のうち国際事業部の売上高は15,385百万円(同23.0%増)となりました。

(売上高の内訳)
2014年3月期2015年3月期増減
金額
(百万円)
構成比
(%)
金額
(百万円)
構成比
(%)
金額
(百万円)
増減率
(%)
医薬品22,55719.323,14619.45882.6
口腔衛生品17,04214.516,38613.7△656△3.9
衛生雑貨品19,05816.320,33217.01,2746.7
芳香・消臭剤31,48526.931,78326.62970.9
家庭雑貨品4,5963.94,6023.960.1
食品7,9706.87,7006.4△270△3.4
カイロ14,46012.315,54113.01,0817.5
合計117,172100.0119,493100.02,3212.0
(注)1. 売上高には、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおり、その金額は前連結会計年度では計3,192百万円、当連結会計年度では計2,746百万円となっております。
2. 当連結会計年度よりカテゴリーの一部見直しを行いました。その結果、前連結会計年度の売上高において、「第96期 有価証券報告書」に記載のものから衛生雑貨品は925百万円増加し、食品は925百万円減少しております。

通信販売事業
当事業では、栄養補助食品、スキンケア製品等の通信販売を行っており、広告やダイレクトメールを中心とした販売促進による、新規顧客の開拓と既存顧客への購入促進に努めましたが、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動もあり、特にスキンケア製品が苦戦しました。
その結果、売上高は8,977百万円(前連結会計年度比16.5%減)、セグメント利益(経常利益)は491百万円(同30.6%増)となりました。営業利益は486百万円(同32.0%増)となりました。
売上高には、セグメント間の内部売上高または振替高を含んでおりません。

医療関連事業
当事業の売上高は1,539百万円(前連結会計年度比7.7%増)、セグメント利益(経常利益)は764百万円(同37.2%減)となりました。営業利益は182百万円(同35.3%減)となりました。
売上高には、セグメント間の内部売上高または振替高を含んでおりません。

その他事業
上記の3事業をサポートする当事業(運送業、合成樹脂容器の製造販売、保険代理業、不動産管理、広告企画制作等)では、各社が独立採算で経営をしているものの、3事業への利益貢献もその目的としており、資材やサービス提供についてその納入価格の見直しを適宜行いました。
その結果、売上高は5,343百万円(前連結会計年度比0.2%減)、セグメント利益(経常利益)は1,036百万円(同12.0%減)となりました。営業利益は238百万円(同20.3%減)となりました。
売上高には、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおり、その金額は前連結会計年度では計4,214百万円、当連結会計年度では計4,262百万円となっております。
(2)キャッシュ・フロー
2014年3月期
(百万円)
2015年3月期
(百万円)
増減
金額
(百万円)
増減率
(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー13,51315,4451,932114.3
投資活動によるキャッシュ・フロー△6,959△4,5402,41865.2
フリー・キャッシュ・フロー6,55310,9044,351166.4
財務活動によるキャッシュ・フロー△3,809△5,155△1,346-
現金及び現金同等物期末残高25,89832,3996,500125.1

営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果獲得した資金は15,445百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が20,056百万円、減価償却費が2,641百万円、投資有価証券売却益が1,013百万円、売上債権の増加額が907百万円、たな卸資産の増加額が1,651百万円、仕入債務の増加額が1,930百万円、未払金の減少額が701百万円、利息及び配当金の受取額が589百万円、法人税等の支払額が6,380百万円あったためです。
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は4,540百万円となりました。これは主に、定期預金の預入による支出が67,500百万円、定期預金の払戻による収入が65,500百万円、有価証券の売却及び償還による収入が1,000百万円、有形固定資産の取得による支出が3,100百万円あったためです。
財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は5,155百万円となりました。これは主に、自己株式の取得による支出が1,501百万円、配当金の支払額が3,552百万円、リース債務の返済による支出が149百万円があったためです。
以上の結果、現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度より6,500百万円増加し32,399百万円となりました。
(注)フリー・キャッシュ・フローは、以下の計算式を使っております。
フリー・キャッシュ・フロー = 営業活動によるキャッシュ・フロー + 投資活動によるキャッシュ・フロー

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01047] S100577P)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。