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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005267

有価証券報告書抜粋 ウルトラファブリックス・ホールディングス株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度のわが国経済は、消費税増税の影響により個人消費および設備投資は一時的に落ち込みを見せたものの、雇用情勢は改善の兆しが見えており、為替相場が円安基調で推移したことにより輸出企業を中心として景況感に回復の兆しが見えております。
このような環境の中で当社グループは、外国為替相場が円安基調で推移したことにより輸出販売が後押しされたことに加え、米国・欧州市場において“MADE IN JAPAN"ブランド、“匠の技”をキャッチコピーとした他の国々のメーカーに追随を許さない、高品質高付加価値製品の販路拡大に努めてまいりました。
また、急速に増加する市場需要に対応するため、当社では初の試みとなる委託生産に着手し、既存ラインである埼玉事業所において生産体制の拡張を図りつつ、新たに群馬県邑楽郡に新工場を設立するための準備を進めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は47億44百万円(前連結会計年度比12.5%増)、営業利益は7億51百万円(同51.4%増)、経常利益は9億6百万円(同47.3%増)、当期純利益は5億87百万円(同47.2%増)となりました。
用途別売上状況
用 途売上高構成比前年同期実績対前期増減率
(百万円)(%)(百万円)(%)
湿式合成皮革家具・車輌用3,56175.13,13313.7
手袋用60312.748823.6
その他53011.2549△3.5
4,69599.04,17012.6
その他溶剤(DMF)491.0472.6
合 計4,744100.04,21812.5
用途別売上の概況は以下のとおりであります。
家具・車輌用
米国・欧州市場においては円安が追い風となり、また委託生産により供給数量が増加したこと、競合他社との差別化を図る製品を提案してきたことにより販売が好調に推移いたしました。
トラックのシートカバー、大型バスやキャンピングカー、ボート用が好調であり、コントラクト家具用では音楽ホールやホテル等の家具へ採用されております。
GM、クライスラー、日産等の自動車メーカーでシフトブーツ、ドアパネル、シートの一部へ使用されており、航空機用においても機体交代需要が続く中、大手航空会社でも部分的に採用されております。
この結果、家具・車輌用の売上高は35億61百万円(前連結会計年度比13.7%増)となりました。
手袋用
作業用手袋、乗馬用、バイク用などその他のスポーツ手袋の販売も好調に推移いたしました。
また、ゴルフグローブにおいて世界シェア50%を占めているFootjoy製品への供給を長い間行ってきておりますが、従来のメインカラーであった“White”からカラーラインナップを充実させ、ウェア、シューズに加わるファッションのワンポイントとしてのゴルフグローブを提案することにより新たな需要喚起を図ってまいりました。
この結果、手袋用の売上高は6億3百万円(前連結会計年度比23.6%増)となりました。
その他
輸出向けのケース用・雑貨用は安定した売上で推移しております。
CAPRITAS®シリーズは商品ごとの特性に応じた用途にて使用されております。なかでも衣料用のCapritas Fleureはシープ調で薄く・軽く・ストレッチ性がありながら通気性を併せ持つ商品として米国・欧州の大手アパレルメーカーにも高い評価を得ております。
国内市場においては大手アパレル等に採用されているものの、少量注文が増加していることに対応して、従来のカタログ販売の形態を見直すことといたしました。
この結果、その他用途の売上高は5億30百万円(前連結会計年度比3.5%減)となっております。
溶剤(DMF)
製品製造の過程において使用された溶剤(DMF)を回収し、再利用によるコストダウンをはかりながら回収余剰分の販売をしており、売上高は49百万円(前連結会計年度比2.6%増)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1億99百万円減少し、10億48百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益の計上及び長期借入れによる増加があったものの、有形固定資産の取得による支出、売上債権の増加、棚卸資産の増加及び法人税等の支払があったことによるものであります。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は2億4百万円(前期比3億84百万円の減少)となりました。
これは主に税金等調整前当期純利益9億19百万円の計上があったものの、たな卸資産の増加2億94百万円、売上債権の増加1億31百万円並びに法人税等の支払額2億39百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は7億10百万円(前期比6億5百万円の増加)となりました。これは主に新工場新設に伴う有形固定資産の取得による支出7億39百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は3億7百万円(前期は1億円の使用)となりました。これは主に配当金の支払額67百万円があったものの、長期借入れ3億50百万円及びストックオプションの行使による収入があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01061] S1005267)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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