有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1006FOZ
株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス 研究開発活動 (2015年8月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度の当社グループの研究開発活動は、当社及び連結子会社である㈱日本予防医学研究所が行っております。㈱日本予防医学研究所におきましては、当社の製品企画に基づく研究開発業務を同社が有償で受託しております。
当連結会計年度における研究開発費の総額は108,532千円であり、その全額がヘルスケア事業に係るものであります。
当社グループにおける研究開発活動は、次のとおりであります。
当社グループの取組状況
(1)研究開発の指針
当研究開発グループは本草製薬㈱を傘下に広く技術刷新を図るべく、相互の製剤技術や、情報の共有化に努めてきました。また、特定保健用食品はエビデンスの結晶体であって、開発研究者としての求める指標と考えます。私たちは、一般の開発商品についても、これらの思想を背景に科学的根拠に基づいた信頼性、安全性の高い商品作りをモットーにしております。新製品開発や改良商品の研究ポイントをどのように絞り込むのか、最大の課題は市場の動向を的確に把握し、マーケティングによって得られた情報の信頼性や有効素材の学術情報などを分析して商品開発の指標としております。また、開発商品については、社内モニター試験の解析結果から総合的に判定するほか、商品設計の妥当性を評価しております。情報収集によって得られた情報は医療機関向け、一般用の販売促進用に転用し、営業活動の活性化にも努めております。
(2)健康食品の開発状況
当連結会計年度においては、㈱エーエフシーの新商品を10品ほど企画・開発しました。特に『AFCラ・レーヌ・ドゥ・ローヤルゼリー(ゼリータイプ)』や『AFCラクするアミノグルコ(ゼリータイプ)』といったゼリー状サプリメントでは、水なしでも手軽に、且つ美味しく食べることができる新たなサプリメント形状として開発しております。その中でも『AFCラクするアミノグルコ(ゼリータイプ)』は、近年急速に拡大するロコモティブシンドローム市場やサルコペニア市場に対応した商品となっております。また、これらの市場に対しては、三越伊勢丹百貨店専用商品として『AFCアミノミプサ』を企画・開発しました。この商品は、味の素㈱が100年にわたるアミノ酸研究をもとに開発した栄養成分「Amino L40」とビタミンK2(メノキノン-7)、還元型コエンザイムQ10を配合し、さらにアミノ酸特有の苦みやエグみを感じさせない特別加工を施しております。
一方、OEM事業の他社との差別化を図るため製造方法の特許取得を目指しており、2015年7月3日に「ゼラチンカプセルおよび当該ゼラチンカプセルの製造方法」(出願番号:特願2015-134001号)にて特許出願を行ない、7月27日に審査請求手続きを完了しております。当該技術の利用により、ソフトカプセル製剤のさらなる品質の向上に加え、従来の当社技術では困難であった魚由来ゼラチンカプセルの製造が可能となります。
さらに、2015年4月よりスタートしております機能性表示食品制度に対して、2015年8月末日時点で『AFCルテインGOLD』のシステマティックレビューを1件完了しております。
(3)化粧品の開発状況
㈱エーエフシーの爽快柑シリーズとして、きめ細やかな肌へと導く『アミノ酸ボディクリーム爽快柑』、ノンシリコンで髪の内部まで美容成分が届く『アミノ酸トリートメントセラム爽快柑』、髪と頭皮を爽快に洗い上げ、髪がきしまないリンスのいらないシャンプー『薬用 アミノ酸シャンプー爽快柑クール』の3品を上市しました。また、形状記憶の有るクリームで、肌のハリを持たせるエイジングケアクリーム『オールインワンゲルクリーム イージーリフト』のほか、古い角質を簡単に取り、ふっくらやわらかな足裏を取り戻す『足裏フットマスク』を上市しました。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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