有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005TH6
五洋食品産業株式会社 事業の内容 (2015年5月期)
当社は、「デザートの使命である「小さな幸せ」を、より多くの方にお届けすることにより「大きな幸せ」で日本を包み、元気で明るい未来を次世代に、そして世界にお届けすること」を経営理念とし、「小回りの利いた『企画開発~生産~供給』までの一貫した高品質なサービスをお客様にスピーディーに供給すること」を経営方針として掲げ、冷凍洋菓子(フローズンスイーツ)の企画、開発、生産及び販売に特化した単一セグメントで事業を展開しております。
日本における和・洋菓子、デザート及びアイスクリームの市場規模は1兆7,000億円強(うち洋菓子約4,300億円、アイスクリーム約3,800億円)と言われており(これら市場規模の数値は、2010年度菓子産業年鑑(和・洋生菓子・デザート編)(ヤノデータバンク)に基づきます)、当社の手がけるフローズンスイーツはこの双方の領域をコンセプトとするカテゴリーとして位置づけられると考えております。
当社は「飲食店等(プロ)向け業務用スイーツ事業(以下、業務用チャネル)」「宅配向けスイーツ事業(以下、宅配用チャネル)」「小売市場向けスイーツ事業(以下、小売用チャネル)」「海外向けスイーツ事業(以下、輸出チャネル)」の4つを柱とする、スイーツの企画開発と生産販売事業を展開しております。これらを実現するために、生産から流通までを一貫して“冷凍のみ”にスコープし「必要な時に必要な分だけが食べられる、廃棄の少ないエコなスイーツ」をコンセプトとした冷凍洋菓子(フローズンスイーツ)に特化しております。
そして弊社の製品には冷凍ならではの4つの特徴があります。
① 高品質(工場で作り立ての味と品質を凍結でギュッと閉じ込め)
② スリップ(目的の場所までタイムスリップ)
③ 利便性(必要なときに必要なだけ復元可能)
④ ストック(廃棄が少なく長期間保管可能)
これら特徴を生かしたフローズンスイーツですが、もっと多くの皆様に認知していただき広く普及させることができるよう、これからもより一層事業に邁進してまいります。
(1) 冷凍洋菓子(フローズンスイーツ)のコンセプト
解凍したときに美味しく召し上がっていただけるような、当社独自の配合・工程設計を行い生産します。完成品は急速凍結(-25〜-30℃)され、化粧箱に詰められ、冷凍物流によりお店やご家庭まで届けられます。食べる前に解凍すれば、できたての味をお楽しみいただけます。
(2) HACCP対応の生産拠点(本社工場)と一気通貫した商品開発・生産体制
当社は、皆様へ安心・安全な商品のお届けを実現するために、HACCPに対応した工場設備と管理手法を導入しており、原材料の入荷から商品開発・製造・加工・出荷・納品までを一気通貫して行い、その全行程において、起こりうる危害を事前に予測し、その流れを重点的に監視・記録することで、不良製品の出荷を防ぐ、という取組みを行っております。
(3) 品質管理の徹底
当社工場内をHACCPに対応した、一般エリア、準清潔エリア、清潔エリアの3つの区域に区分して各エリア間の交差汚染を防止するため、場内圧力の管理や工場内の配置に留意した作業従事者の服装の色分けを行うなど、細心の注意を払い品質管理を徹底しております。こうして「食の安全」・「高い品質」を確保して、ユーザーの皆様へ安心・安全な商品をお届けしております。
(4)商品ブランド
当社では、B to B(業務用チャネル)向けの自社ブランド製品と、B to C(小売用チャネル)向けの自社ブランド製品とで、戦略的にブランドを分けております。
業務用製品は外食産業向けの用途で開発された製品であり、加工・調理面に配慮したプロ向け仕様の製品です。そこで「プロ向け仕様」のコンセプトそのままに、業務用自社ブランドとして「SWEETS PRO」を創設いたしました。
一方で、「フローズンスイーツ」は業務用用途として認知され広く普及してきたものの、一般消費者にはまだまだ馴染みがありません。ただ、既に日本国内には約6,000万台にのぼる冷凍冷蔵庫が普及しており(一般財団法人省エネルギーセンター調べ)、フローズンスイーツが一般家庭にも普及するインフラ自体は整っていることから、小売市場においても潜在需要は大きいと考えております。
そこで、冷凍の特徴を活かしておいしさそのままに「これからのスイーツはストックできないと!」という新たな発想から、小売用自社ブランド「Sweets Stock!」を創設いたしました。
「Sweets Stock!」ブランド製品の終着駅は一般家庭や企業の冷凍冷蔵庫です。日本中に広く普及した“身近な保管庫”である冷凍冷蔵庫から、“日常的”な楽しいシーンを演出できるよう、より多くの皆様に認知していただける“身近な売り場”の創設と普及を目指しております。
(5) 事業の柱(4つの販売チャネル)
当社は販売チャネルに応じ、「飲食店等(プロ)向け業務用スイーツ事業(業務用チャネル)」、「宅配向けスイーツ事業(宅配用チャネル)」、「小売市場向けスイーツ事業(小売用チャネル)」、「海外向けスイーツ事業(輸出チャネル)」の4つを柱とするスイーツの企画開発と生産販売事業を展開しております。これらの販売チャネルに対して直接又は商社、卸売事業者等を通じてアクセスし、国内及び海外の消費者へ当社の商品を供給しております。「小回りの利いた商品企画開発力」、「大量生産でも高品質を維持できる生産技術力」、「スピーディーに商品をお届けできる安定供給能力」を活かして、「企画→開発→生産→供給」までを一貫して行えるのが当社の強みです。
① 飲食店等(プロ)向け業務用スイーツ事業(業務用チャネル)
「SWEETS PRO(プロ向けスイーツ)」ブランド。主にカフェ、レストラン、回転寿司、ホテルなどの外食産業向け製品の企画、開発、製造、販売を行っております。飲食店舗における使いやすさ、アレンジのしやすさ、大容量品、飲食店での冷凍庫スペースを考慮した「エコ化粧箱」(実用新案を取得)などをコンセプトにしております。
自社企画開発品に加え、事業者(カフェやレストラン等)との共同開発(OEM/ODM)も行っており、全国規模で店舗展開している、様々な業態のお店で取り扱っていただいております。当社が最も得意とする分野であり、売上高全体の60%程度を占める主力チャネルです。また、自社業務用通販サイト「SWEETS PRO」も運営しており、比較的小ロットでの御注文ニーズにも対応しております。
※OEM:納入先商標による受託生産、ODM:納入先商標による自社開発と生産
② 宅配向けスイーツ事業(宅配用チャネル)
生活協同組合(コープ)をはじめ、夕食材料の宅配、介護・高齢者向け宅配、通販、ピザ等宅配など、個人消費者向け宅配業者用フローズンスイーツを企画開発、生産販売しております。
家庭の食卓を彩る季節性・嗜好性の高いもの、添加物に配慮したもの、家庭用冷凍庫向けサイズ商品など、個人消費者が目的に合わせインターネットやチラシにより購入するコンセプトで商品を採用いただいております。また、事業体のご要望に合わせたPB商品(販売業者による企画ブランド品)の企画開発も行っております。
さらに「Sweets Stock!」ブランドにて、(株)I.GRECO(代表取締役 小崎陽一氏:イタリア料理研究家。イタリアンレストラン「クッチーナ・ジャンニ」及び料理教室を運営)と共同で「ジャンニの麻布チーズケーキ」などを開発するなど、今後は外部のシェフやパティシエとのコラボレーションを強化してまいります。当社らしいチャレンジングな社風を活かして新しい切り口で積極的に商品開発に取組み、その結果生みだされた商品を一般ユーザー向け通販サイト「Sweets Stock!」内で展開してまいります。
③ 小売市場向けスイーツ事業(小売用チャネル)
「Sweets Stock!」ブランド(これからのスイーツはストックできないと!がコンセプト)で事業を展開しております。
まだ一般消費者に広く認知されていない「フローズンスイーツ」を普及させるため、売り場を創設し展開する事業パートナーと共に市場の活性化を推進しております。
具体的には、GMS(総合スーパーなどのゼネラルマーチャンダイジングストア)で販売されているほか、定期的に直売会も開催しております。
まだまだこれから市場開拓が必要な分野ではありますが、「Sweets Stock!」ブランドが広く認知され、新たな市場を創設できるように、今後もチャレンジを継続して全国展開を目指してまいります。
④ 海外向けスイーツ事業(輸出チャネル)
海外における食品、特にスイーツの「メイド・イン・ジャパン」は品質や味、管理方法ともに高い評価を受け、ニーズが高まっております。また欧米においてフローズンスイーツは一般的な市場として存在し、成長著しいアジア諸国においてスイーツは豊かさを象徴するアイテムとして注目されています。海外向け商品は、特に乳や卵の配合・衛生管理基準が高く厳しい品質が求められています。当社は世界各国のこれら基準をクリアするスイーツの企画開発と生産を行っております。
ベイクドチーズケーキシリーズ3種「プレーン、抹茶、チョコ」の北米輸出は順調に推移し、主要都市の量販店店頭での販売を開始いたしました。
また、2014年11月14日には、新華日本食品有限公司を香港及びマカオにおける当社製品の独占販売者として任命いたしました。香港及びマカオに影響力をもつ香港の大手企業グループ新華集団(Sun Wah Group)傘下の同社と業務提携を行ったことで、香港及びマカオにおける業務用・量販店での取扱いが大きく拡大し、同エリアにおける市場開拓が大きく進展いたしました。
他方で、2014年5月期より開始した、Srifabakery Co., Ltd.(以下「スリファベーカリー社」という。)とのタイでの業務提携について、当初はスリファベーカリー社の本拠地である、タイ王国西部のカンチャナブリ県を中心に同社の店舗等で販売しておりましたが、その後、同社が首都圏であるバンコク地区での販売活動に乗りだし、バンコクの百貨店、ショッピングモールにおけるイベント販売等を積極的に手掛け、当社の商品のタイ王国における知名度の浸透に努めていることから、これを契機に同社との関係をさらに強化し、タイ王国における当社の商品の市場の確立を目指し、2015年8月7日に同社との間でタイ王国における業務協力に関する「覚書(MEMORANDUM OF UNDERSTANDING ON BUSINESS COOPERATION IN THAILAND)」を締結し、同社をタイ王国における独占販売者として任命いたしました。
一方で、その他、台湾やシンガポール百貨店での催事出店を行うなど新たな取組みを継続的に行って参りました。今後も「冷凍」という特性を活かし、欧米(北米、イギリス)、アジア諸国(タイ、香港、台湾、中国、フィリピン、マレーシア、インドネシア)などへの海外展開を積極的に推進してまいります。
[事業系統図]
当社の事業を事業系統図に示すと次のとおりであります。
日本における和・洋菓子、デザート及びアイスクリームの市場規模は1兆7,000億円強(うち洋菓子約4,300億円、アイスクリーム約3,800億円)と言われており(これら市場規模の数値は、2010年度菓子産業年鑑(和・洋生菓子・デザート編)(ヤノデータバンク)に基づきます)、当社の手がけるフローズンスイーツはこの双方の領域をコンセプトとするカテゴリーとして位置づけられると考えております。
当社は「飲食店等(プロ)向け業務用スイーツ事業(以下、業務用チャネル)」「宅配向けスイーツ事業(以下、宅配用チャネル)」「小売市場向けスイーツ事業(以下、小売用チャネル)」「海外向けスイーツ事業(以下、輸出チャネル)」の4つを柱とする、スイーツの企画開発と生産販売事業を展開しております。これらを実現するために、生産から流通までを一貫して“冷凍のみ”にスコープし「必要な時に必要な分だけが食べられる、廃棄の少ないエコなスイーツ」をコンセプトとした冷凍洋菓子(フローズンスイーツ)に特化しております。
そして弊社の製品には冷凍ならではの4つの特徴があります。
① 高品質(工場で作り立ての味と品質を凍結でギュッと閉じ込め)
② スリップ(目的の場所までタイムスリップ)
③ 利便性(必要なときに必要なだけ復元可能)
④ ストック(廃棄が少なく長期間保管可能)
これら特徴を生かしたフローズンスイーツですが、もっと多くの皆様に認知していただき広く普及させることができるよう、これからもより一層事業に邁進してまいります。
(1) 冷凍洋菓子(フローズンスイーツ)のコンセプト
解凍したときに美味しく召し上がっていただけるような、当社独自の配合・工程設計を行い生産します。完成品は急速凍結(-25〜-30℃)され、化粧箱に詰められ、冷凍物流によりお店やご家庭まで届けられます。食べる前に解凍すれば、できたての味をお楽しみいただけます。
(2) HACCP対応の生産拠点(本社工場)と一気通貫した商品開発・生産体制
当社は、皆様へ安心・安全な商品のお届けを実現するために、HACCPに対応した工場設備と管理手法を導入しており、原材料の入荷から商品開発・製造・加工・出荷・納品までを一気通貫して行い、その全行程において、起こりうる危害を事前に予測し、その流れを重点的に監視・記録することで、不良製品の出荷を防ぐ、という取組みを行っております。
(3) 品質管理の徹底
当社工場内をHACCPに対応した、一般エリア、準清潔エリア、清潔エリアの3つの区域に区分して各エリア間の交差汚染を防止するため、場内圧力の管理や工場内の配置に留意した作業従事者の服装の色分けを行うなど、細心の注意を払い品質管理を徹底しております。こうして「食の安全」・「高い品質」を確保して、ユーザーの皆様へ安心・安全な商品をお届けしております。
(4)商品ブランド
当社では、B to B(業務用チャネル)向けの自社ブランド製品と、B to C(小売用チャネル)向けの自社ブランド製品とで、戦略的にブランドを分けております。
業務用製品は外食産業向けの用途で開発された製品であり、加工・調理面に配慮したプロ向け仕様の製品です。そこで「プロ向け仕様」のコンセプトそのままに、業務用自社ブランドとして「SWEETS PRO」を創設いたしました。
一方で、「フローズンスイーツ」は業務用用途として認知され広く普及してきたものの、一般消費者にはまだまだ馴染みがありません。ただ、既に日本国内には約6,000万台にのぼる冷凍冷蔵庫が普及しており(一般財団法人省エネルギーセンター調べ)、フローズンスイーツが一般家庭にも普及するインフラ自体は整っていることから、小売市場においても潜在需要は大きいと考えております。
そこで、冷凍の特徴を活かしておいしさそのままに「これからのスイーツはストックできないと!」という新たな発想から、小売用自社ブランド「Sweets Stock!」を創設いたしました。
「Sweets Stock!」ブランド製品の終着駅は一般家庭や企業の冷凍冷蔵庫です。日本中に広く普及した“身近な保管庫”である冷凍冷蔵庫から、“日常的”な楽しいシーンを演出できるよう、より多くの皆様に認知していただける“身近な売り場”の創設と普及を目指しております。
(5) 事業の柱(4つの販売チャネル)
当社は販売チャネルに応じ、「飲食店等(プロ)向け業務用スイーツ事業(業務用チャネル)」、「宅配向けスイーツ事業(宅配用チャネル)」、「小売市場向けスイーツ事業(小売用チャネル)」、「海外向けスイーツ事業(輸出チャネル)」の4つを柱とするスイーツの企画開発と生産販売事業を展開しております。これらの販売チャネルに対して直接又は商社、卸売事業者等を通じてアクセスし、国内及び海外の消費者へ当社の商品を供給しております。「小回りの利いた商品企画開発力」、「大量生産でも高品質を維持できる生産技術力」、「スピーディーに商品をお届けできる安定供給能力」を活かして、「企画→開発→生産→供給」までを一貫して行えるのが当社の強みです。
① 飲食店等(プロ)向け業務用スイーツ事業(業務用チャネル)
「SWEETS PRO(プロ向けスイーツ)」ブランド。主にカフェ、レストラン、回転寿司、ホテルなどの外食産業向け製品の企画、開発、製造、販売を行っております。飲食店舗における使いやすさ、アレンジのしやすさ、大容量品、飲食店での冷凍庫スペースを考慮した「エコ化粧箱」(実用新案を取得)などをコンセプトにしております。
自社企画開発品に加え、事業者(カフェやレストラン等)との共同開発(OEM/ODM)も行っており、全国規模で店舗展開している、様々な業態のお店で取り扱っていただいております。当社が最も得意とする分野であり、売上高全体の60%程度を占める主力チャネルです。また、自社業務用通販サイト「SWEETS PRO」も運営しており、比較的小ロットでの御注文ニーズにも対応しております。
※OEM:納入先商標による受託生産、ODM:納入先商標による自社開発と生産
② 宅配向けスイーツ事業(宅配用チャネル)
生活協同組合(コープ)をはじめ、夕食材料の宅配、介護・高齢者向け宅配、通販、ピザ等宅配など、個人消費者向け宅配業者用フローズンスイーツを企画開発、生産販売しております。
家庭の食卓を彩る季節性・嗜好性の高いもの、添加物に配慮したもの、家庭用冷凍庫向けサイズ商品など、個人消費者が目的に合わせインターネットやチラシにより購入するコンセプトで商品を採用いただいております。また、事業体のご要望に合わせたPB商品(販売業者による企画ブランド品)の企画開発も行っております。
さらに「Sweets Stock!」ブランドにて、(株)I.GRECO(代表取締役 小崎陽一氏:イタリア料理研究家。イタリアンレストラン「クッチーナ・ジャンニ」及び料理教室を運営)と共同で「ジャンニの麻布チーズケーキ」などを開発するなど、今後は外部のシェフやパティシエとのコラボレーションを強化してまいります。当社らしいチャレンジングな社風を活かして新しい切り口で積極的に商品開発に取組み、その結果生みだされた商品を一般ユーザー向け通販サイト「Sweets Stock!」内で展開してまいります。
③ 小売市場向けスイーツ事業(小売用チャネル)
「Sweets Stock!」ブランド(これからのスイーツはストックできないと!がコンセプト)で事業を展開しております。
まだ一般消費者に広く認知されていない「フローズンスイーツ」を普及させるため、売り場を創設し展開する事業パートナーと共に市場の活性化を推進しております。
具体的には、GMS(総合スーパーなどのゼネラルマーチャンダイジングストア)で販売されているほか、定期的に直売会も開催しております。
まだまだこれから市場開拓が必要な分野ではありますが、「Sweets Stock!」ブランドが広く認知され、新たな市場を創設できるように、今後もチャレンジを継続して全国展開を目指してまいります。
④ 海外向けスイーツ事業(輸出チャネル)
海外における食品、特にスイーツの「メイド・イン・ジャパン」は品質や味、管理方法ともに高い評価を受け、ニーズが高まっております。また欧米においてフローズンスイーツは一般的な市場として存在し、成長著しいアジア諸国においてスイーツは豊かさを象徴するアイテムとして注目されています。海外向け商品は、特に乳や卵の配合・衛生管理基準が高く厳しい品質が求められています。当社は世界各国のこれら基準をクリアするスイーツの企画開発と生産を行っております。
ベイクドチーズケーキシリーズ3種「プレーン、抹茶、チョコ」の北米輸出は順調に推移し、主要都市の量販店店頭での販売を開始いたしました。
また、2014年11月14日には、新華日本食品有限公司を香港及びマカオにおける当社製品の独占販売者として任命いたしました。香港及びマカオに影響力をもつ香港の大手企業グループ新華集団(Sun Wah Group)傘下の同社と業務提携を行ったことで、香港及びマカオにおける業務用・量販店での取扱いが大きく拡大し、同エリアにおける市場開拓が大きく進展いたしました。
他方で、2014年5月期より開始した、Srifabakery Co., Ltd.(以下「スリファベーカリー社」という。)とのタイでの業務提携について、当初はスリファベーカリー社の本拠地である、タイ王国西部のカンチャナブリ県を中心に同社の店舗等で販売しておりましたが、その後、同社が首都圏であるバンコク地区での販売活動に乗りだし、バンコクの百貨店、ショッピングモールにおけるイベント販売等を積極的に手掛け、当社の商品のタイ王国における知名度の浸透に努めていることから、これを契機に同社との関係をさらに強化し、タイ王国における当社の商品の市場の確立を目指し、2015年8月7日に同社との間でタイ王国における業務協力に関する「覚書(MEMORANDUM OF UNDERSTANDING ON BUSINESS COOPERATION IN THAILAND)」を締結し、同社をタイ王国における独占販売者として任命いたしました。
一方で、その他、台湾やシンガポール百貨店での催事出店を行うなど新たな取組みを継続的に行って参りました。今後も「冷凍」という特性を活かし、欧米(北米、イギリス)、アジア諸国(タイ、香港、台湾、中国、フィリピン、マレーシア、インドネシア)などへの海外展開を積極的に推進してまいります。
[事業系統図]
当社の事業を事業系統図に示すと次のとおりであります。
- 有価証券報告書 抜粋メニュー
- 提出会社の経営指標等
- 沿革
- 事業の内容
- 従業員の状況
- 業績等の概要
- 生産、受注及び販売の状況
- 対処すべき課題
- 事業等のリスク
- 研究開発活動
- 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 株式の総数等
- 発行済株式総数、資本金等の推移
- 株価の推移
- 最近6月間の月別最高・最低株価
- 株式所有者別状況
- 役員の状況
- コーポレートガバナンス状況
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E26570] S1005TH6)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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