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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004DAJ

有価証券報告書抜粋 株式会社ブリヂストン 研究開発活動 (2014年12月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループは、企業理念の使命として掲げる「最高の品質で社会に貢献」を全うし、技術及びビジネスモデルのイノベーション、また企業活動と社会・お客様を創造的に繋ぐデザイン力の強化を通して、グローバルで強力な競争力を持つビジネスを展開することを目指し中期経営計画に沿って研究開発活動に取り組んでおります。
タイヤ部門では、すべてに対する「安心」を開発理念として、常に環境に配慮し、安全性、快適性を追求することで新しい付加価値の創造に取り組んでおります。
当社はその取り組みとして、新技術「ologic(オロジック)」などを搭載した付加価値のあるタイヤを開発してまいりました。「ologic」は、世界有数のタイヤ技術発表展示会にて発表される「Tire Technology of the Year」や「2014年度地球温暖化防止活動環境大臣賞 技術開発・製品化部門」等を受賞し国内外で高い評価を頂いております。さらに、当社独自の材料技術である「NanoPro-Tech(ナノプロ・テック)」を異業種企業との共同研究を活用して進化させることにより、今後も環境に配慮した低燃費タイヤをお客様に提供してまいります。
将来のモビリティ社会をにらんだ新技術としては、安全性を追求するセンシング技術「CAIS(カイズ)」コンセプトに基づき、運転席でリアルタイムにタイヤの摩耗状態を把握できる技術を開発しました。今後実用化する事で、適切なタイミングでのタイヤ交換やローテーションが可能となり、安全運転支援や経費削減に貢献できるものと考えております。
また、将来の「100%サステナブルマテリアル化」に向けて、従来のパラゴムノキ由来の天然ゴム資源に代わる原材料としてグアユールに関する研究開発を進めており、2020年代の実用化に向けて米国アリゾナ州にグアユールの加工研究所を竣工しました。
多角化部門では、集中事業と位置付ける商品群の強化を図ると共に、絶えず変化するニーズに的確にこたえ、お客様に満足いただける商品を提供すべく、研究開発活動に取り組んでおります。
タイヤ事業で培ったゴム材料開発技術を応用し、省エネルギー性能を付加した難燃性のコンベヤベルトを開発するなど、タイヤ開発部門と連携した技術開発にも力を入れております。
さらに、鉱山現場においてコンベヤベルトの厚さを自動的に測定できる「摩耗モニタリングシステム」を開発するなど、ビジネスモデルイノベーションを確実なものとしていくための施策も推進しております。
なお、当期におけるグループ全体の研究開発費は941億円であります。部門別には、タイヤ部門では794億円、多角化部門では147億円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01086] S1004DAJ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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