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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004ZI2

有価証券報告書抜粋 住友理工株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループ(当社及び連結子会社)は、事業を取り巻く環境がダイナミックに変化する中、将来に向けて成長・発展するために新事業の創出が不可欠とし、コア技術である高分子材料技術と総合評価技術をベースに外部技術の融合・協業を促進し、スピーディーな新技術の創出とタイムリーな商品開発を目指しております。
研究開発にあたっては当社グループのコア技術を進化させる材料技術研究所と将来を担う新製品を開発する新事業開発研究所の連携により必要な技術開発を進めております。材料技術研究所は「材料技術」を核とし、「分析・解析・評価技術」「加工技術」を開発し、コア技術を育てています。新事業開発研究所では、電気特性を制御した「スマートラバー(SR)」を中心に製品開発を行っています。こうした体制の下、健康・介護関連分野の事業化に向けて、2012年度に新事業開発研究所内に健康介護事業準備室を設け、組織体制の整備を進めてきました。当連結会計年度において、健康介護事業の本格展開を推進するため健康介護事業準備室を分離・独立させ、一般産業用品部門に「健康介護事業室」を新設致しました。
なお、当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費の総額は12,821百万円であります。



セグメント別の研究開発活動を示すと、次のとおりであります。
① 自動車用品
自動車分野においては、環境規制対応、乗り心地性向上、更にはグローバル対応を目指して先進的な技術開発に取り組んでおります。最近の取り組みの成果として、独自の配合技術を駆使し、低温から高温までの幅広い温度範囲で長期シール性を実現した高機能ゴムと、自動車用防振ゴムなどの製品開発を通じて培った精密加工技術を融合し、燃料電池自動車に搭載される燃料電池スタック向けゴム製シール部材「セル用ガスケット」を開発しました。自動車用品に係る研究開発費は、10,190百万円であります。


② 一般産業用品
産業用分野では、産業用防振ゴム・ホース等のコア技術の強化・再構築を図ると共に、住宅市場といった新たな分野での展開を行い、事業体質の強化・新規事業の創出を図っております。電子・電気・通信及びOA機器のIT関連分野においては高機能、高精度部品の材料開発を積極的に進めております。また、環境分野や健康介護事業分野では省エネルギー効果のある窓用フィルム、水現像フレキソ版材、体圧検知センサなどの開発に取り組んでおります。一般産業用品に係る研究開発費は、2,631百万円であります。


経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01097] S1004ZI2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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