シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10056BR

有価証券報告書抜粋 鬼怒川ゴム工業株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、円安や原油安により輸出企業を中心とした業績改善は進んだものの、消費税増税による個人消費の低迷や中小企業の業績回復の遅れにより、やや停滞気味に推移いたしました。また、海外では米国の景気が好調に推移した一方で、中国の経済成長の鈍化やアジア諸国の一部で経済の低迷が続いております。
当社グループの主要得意先の自動車生産台数は、前年同期比で国内は約1割の減少、海外は中国が微減、米州が約1割の増加、グローバルでは微増となりました。
このような状況の下で、当社グループは今後の着実な成長に繋げるためブラジル、ロシア、中国鄭州、メキシコ工場拡張と新工場を操業開始させるとともに、メキシコ、タイ、インドで防振部品やホース部品の生産を開始させる年となりました。
当連結会計年度の売上高は、761億3千5百万円(前年同期比2.1%増)となりました。損益につきましては、原材料の現地調達化や、ベンチマーク拠点を目標にグローバル同一のモノ造りを目指した生産性向上などの活動に取り組み、さらに前連結会計年度に発生した米州・タイでの新車部品の生産立上げに伴う費用が大幅に改善したことにより安定的に収益を生み出す体制が整ってきました。一方で国内での生産台数減による操業度の減少などにより、営業利益は69億3千万円(前年同期比5.0%減)、経常利益は74億1千9百万円(前年同期比8.2%減)、当期純利益は42億8千9百万円(前年同期比8.6%減)となりました。
セグメント別の状況は、次のとおりであります。
[ 日本 ]
売上高は、主要得意先の自動車生産台数の減少により、433億6千1百万円(前年同期比4.9%減)となりました。営業利益は、操業度の低下と製品構成の変化により、39億7千6百万円(前年同期比15.1%減)となりました。
[ 米州 ]
売上高は、新規得意先からの受注獲得と主要取引先の自動車生産台数の増加及びメキシコ新工場での車体シール部品の生産能力拡大と防振部品、ホース部品の生産開始により、127億1千9百万円(前年同期比36.7%増)となりました。営業利益は、生産性向上や材料歩留りの改善活動などの効果により、1億3千4百万円の損失(前年同期は7億5百万円の損失)と大幅に改善しました。
[ アジア ]
売上高は、中国での主要得意先の自動車生産が減少したものの、ローカルカーメーカー向けの売上が増加したことにより、200億5千5百万円(前年同期比2.2%増)となりました。営業利益は、製品構成の変化や新拠点での立上げ費用などにより、30億5千3百万円(前年同期比4.5%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末の現金及び現金同等物は61億7千3百万円と、期首に比べて17億4千9百万円の増加となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益が70億6千7百万円、減価償却費22億3千5百万円、売上債権の増加25億3千9百万円、法人税等の支払額26億円などにより、48億5千1百万円の増加(前年同期は57億9千万円の増加)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得39億4千万円、投資有価証券の取得12億4千7百万円などにより、51億5千9百万円の減少(前年同期は50億6千8百万円の減少)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、有利子負債の増加23億7千2百万円、配当金の支払額7億1千4百万円などにより、16億2千9百万円の増加(前年同期は2億5千万円の増加)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01104] S10056BR)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。