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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004EZL

有価証券報告書抜粋 住友ゴム工業株式会社 対処すべき課題 (2014年12月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

今後の世界経済の見通しにつきましては、米国では引き続き緩やかな成長が見込まれ、欧州においても財政への懸念はありますが景気の回復が予想されています。新興諸国においても底堅い経済成長が見込まれますが、国・地域によっては地政学的リスクの高まりなどによる景気の不確実性が増してくるものと予想しています。
わが国においても、景気の回復は持続するものと予想されますが、財政問題への先行き不安による消費マインドの冷え込みなどが懸念されます。
このような経営環境に対応するため、当社グループは、「第2 事業の状況 4.事業等のリスク」に記載したリスク要因を踏まえながら、次のような課題に取り組んでまいります。

〔タイヤ事業〕
国内市場におきましては、低燃費タイヤにおけるプレゼンスの維持向上を目指して今後も新商品を順次投入してまいります。ダンロップブランドでは、ふらつきを抑えるミニバン専用の長持ちする低燃費タイヤ「エナセーブ RV504(アールブイゴーマルヨン)」を2015年2月に発売しました。
グッドイヤーブランドでは、燃費性能とロングライフ及びウエット性能を向上させた低燃費タイヤ「EfficientGrip ECO EG01(エフィシエントグリップ・エコ・イージーゼロワン)」を2015年2月に発売しました。
海外市場におきましては、主に成長が期待できる新興諸国での拡販を継続するとともに、豪州では2014年12月に設立しました販売会社で2015年3月より営業を開始し、「ファルケン」「スミトモ」両ブランドでの拡販を進めてまいります。また、拡大する環境規制に適合した商品の投入など、地域特性に応じた商品の投入もグローバルに進めてまいります。
開発面では、地球環境の保護に貢献する「石油」由来の素材を全く使わない究極のエコタイヤである、100%石油外天然資源タイヤ「エナセーブ 100」や、50%転がり抵抗低減(※2008年当時 当社製品比)タイヤである、「エナセーブ NEXT(ネクスト)」、次世代新工法「NEO-T01(ネオ・ティーゼロワン)」によるプレミアムランフラットタイヤである、ダンロップ「SP SPORT MAXX 050 NEO(エスピー・スポーツマックス・ゼロゴーゼロ・ネオ)」とファルケン「AZENIS FK453 RUNFLAT(アゼニス・エフケーヨンゴーサン・ランフラット)」などに続き、今後も当社独自の先進技術を活用した魅力ある商品を具体化し、順次展開してまいります。
生産面では、世界各地での増販にあわせて供給能力を拡大してまいります。2013年10月に稼動を開始したブラジル工場、同年12月に買収した南アフリカ工場、2014年4月に稼働を開始した農機用タイヤのタイ第3工場などの能力拡大に加えて、欧州、ロシア、中近東、アフリカ地域への供給に適したトルコ工場は、2015年7月の稼動に向けて最終調整段階となっております。今後も持続的な成長を支える需給体制の構築に努めてまいります。

〔スポーツ事業〕
ゴルフ用品では、国内でのトップシェアを維持すべく、主力のゴルフクラブであるゼクシオシリーズを軸にスリクソン、クリーブランドゴルフの拡販に努めます。ゴルフボールでは、高価格帯の「NEW スリクソン Z-STAR(ゼットスター)シリーズ」、「ゼクシオ AERO DRIVE(エアロドライブ)」、などの新商品を投入します。ゴルフシューズでは、業務提携を行ったアシックス社とともに企画したアシックスゴルフシューズの拡販に努めます。
海外においては、ゼクシオ、スリクソンのゴルフクラブの販売拡大や、スリクソンゴルフボールのシェアアップなどに継続して取り組んでまいります。
テニス用品では、国内でスリクソン、バボラの各ブランドでテニスラケットの新商品を積極的に投入するとともに、テニスボール、テニスシューズでも拡販に注力してまいります。さらに、公益財団法人日本ソフトテニス連盟の公認を取得したソフトテニスボールやラケットを拡販し、テニス事業拡大に取り組んでまいります。
また当期に参入したウェルネス事業では、既存のゴルフスクールやテニススクールとのシナジー効果を活かして売上の増大を図ります。

〔産業品他事業〕
成長が期待される制振事業、医療用ゴム部品事業、プリンター・コピー機用精密ゴム部品事業においては、グローバルでの需要の拡大に対応して生産能力の増強などを進め、世界市場で認められる安全で高品質な商品の供給と拡販に努めます。医療用ゴム部品事業では、2015年1月にスイスのLonstroff(ロンストロフ) Holding AG社を買収し、欧州における製造・販売拠点を確保しました。今後は欧州市場を中心にグローバル展開を進めてまいります。スポーツ施設用人工芝、ゴム手袋などにつきましては、品質や機能の面で付加価値の高い商品を開発、提供することにより、更なる成長を目指します。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01110] S1004EZL)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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